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内閣改造により薄れていく不都合な過去の疑惑

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安部首相の誠意の真意とは?

安部晋三首相が改造改革のテーマで掲げていた「人心一新」、これはまさに前内閣で起こった森友家計問題や度重なる強行採決により低下した国民支持を意識して命名されたものだろう。

それに併せる様に、安倍首相も内閣改造後の会見の冒頭で「政権奪還したときの原点にもう一度立ち返り、謙虚に丁寧に国民の負託に応える」と訴えていた。しかし謙虚や丁寧とは本来、国民が抱く疑問に対して、早急に示す必要があった態度であり、安部首相の言葉は「既に時遅し」という感がある。

家計学園問題、疑惑隠しのための内閣改造

加計学園の獣医学部新設計画に関しては、「当事者間で言った、言わないの水掛け論に陥り、疑念を招いた」と挙げ、国家戦略特区を巡る省庁間の調整過程の透明性を確保する考えを示した。

しかし、南スーダン国連平和維持活動の日報隠蔽問題では、野党の求める稲田朋美前防衛相の参考人招致を自民党は拒否の姿勢を崩していない。与野党は8月3日にこの問題を巡り、衆院安全保障委員会の閉会中審査を10日に実施することで合意したが、稲田朋美氏は防衛相を辞任している。

稲田朋美氏の出欠に関わらず実施するとされているが、やはり「参考人招致は不可欠」と野党側は、自民党に再考を求めている。稲田氏の辞任のタイミングが、今回の内閣改造の直前だったという事もあり、今回の改造により、当案件がさらにうやむやになる事を懸念している声も出ている。

一部では、改造前に整理をするため稲田氏に「辞任を促した」という疑惑すらある。不都合な議論に「当事者の辞任」という形をつけて一旦幕引きさせ、その後に人事を一新してしまえば、たしかに問題の言及が少なからずし難くなるだろう。

現に自民党は、「辞めれば在任中の疑惑は不問で説明の必要なし」という一般には理解しがたい理屈を貫き通している。これは、森友学園や加計学園の問題でも言える事だ。安部首相の妻の安部昭恵氏や、加計孝太郎学園理事長らを国会に呼んで証言させるなりしなければ「疑惑隠しのための内閣改造」という疑念を払拭する事は出来ないだろう。

森友学園理事長逮捕!安部夫妻の干渉はあった?

また「整理」という部分では、森友学園問題にも当て嵌まるのではないだろうか。森友学園の前理事長である籠池泰典氏の逮捕である。これも内閣改造前のタイミングで起きている。この容疑は、大阪府が森友学園が経営する塚本幼稚園で教員数と障害のある園児数に応じて交付する補助金計6200万円を学園が不正に得た疑いと、森友学園が校舎建設費について2015年12月3日付で金額の異なる3通の契約書を作成し、国土交通省に補助金を申請した際には、もっとも高い23億8464万円で提出し、約5644万円の補助金を不正に受給していた疑いによる詐欺容疑と補助金適正法違反である。

教育勅語を子どもに暗唱させるという特異な教育方針が注目を浴び、安倍首相や昭恵夫人との関係性から「国有地が不当に安く売却されたのではないか」と疑惑が持ち上がっていた。

疑惑の内容は、公表が原則であるはずの国有地売却額が当初、非開示とされた事と、定期借地契約が特例として認められた事、そして鑑定価格9億5600万円の土地が1億3400万円に値引きされたのは正当だったのかという点だ。

野党による安部昭恵氏の度重なる国会承知の要請にも、安部首相をはじめとした与党側は拒否を続けていた。そんな中でこの問題も、籠池泰典氏本人の逮捕という形でまさに幕が引かれようとしている。これらの問題が国民が納得いく形で解明されるという事は、既に現実味が薄れてきているし、改造後の安部政権が解決に向けようとするとも思えない。狙っているのは、高い確率で風化だろう。改造後間もない現時点で既に、安部首相が述べていた「謙虚に丁寧に」は既に崩壊しかかっている。

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