ジャストプランニング(4287)の検証
たったの1銘柄で557万円の利益を獲得「情報力」と「売買タイミング」は試す価値したジャストプランニングの銘柄検証を始めます。
今回の投資顧問ベストプランナーが推奨したジャストプランニングは株価428.5%上昇しています。
ジャストプランニング(4287)の業績を確認する
ジャストプランニングは、1994年の会社設立以来、外食産業を中心にシステムインテグレーション事業、 ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)事業を手掛けてきた企業です。
ホール運営において、サン電子と業務提携しています。
業績に関しては、直近の通期決算を行った2018年1月期の売上高は、前年同期比で2.4%減。
営業利益が3.8%減、経常利益が2.5%減で、親会社株主に帰属する当期純利益が0.3%減となています。
ジャストプランニングは、昨今のインターネット環境におけるタブレット端末やスマートフォン等のデバイスの急速な進化を追い風とし、ASP事業で運営している「まかせてネット」の進化版である「まかせて ネットEX」及び、クラウド型POSオーダリングサービス「まかせてタッチ」の拡販・運営に注力していました。
しかし、システムソリューション事業における売上が、対面する外食事業における設備投資の停滞、また、ハー ドウェアシステム機器の価格が低下している事。
加えて、ASP事業売上が、対面する外食事業における設備投資の停滞や既存店舗の統廃合により、 実績稼働店舗数が当初予想を下回った事が足を引っ張る形となりました。
ただ、ジャストプランニングでは、既に「まかせてネット」を導入している企業を対象に、新たな付加価値サービスプログラムの提供を加えて、ASP事業、並びにシステムソリューション事業を拡大する方針が打ち出されており、外食チェーン企業等に対する物流ソリューション事業を拡大するとしています。
また、ASPサービス「まかせてネット」を駆使し、チェーン展開する他業種への展開も進めるという多角路線に移行する意向を示しています。
これらを踏まえたジャストプランニングは、2019年1月期において、増収、増益予想を打ち出しており、売上高成長率が+13.81%、経常増益率+19.6%、最終利益において+7.2%の変化率となっています。
今回のジャストプランニングにおけるパフォーマンスは既に口コミでも評判になっているようですが、どのような取引であったのかを検証していきたいと思います。
ジャストプランニングの銘柄分析において重要なポイントは2つです。
POINT1:オーダーシステム「Putmenu」の好材料を活かす
2:3度目の高騰までホールドの判断
投資顧問ベストプランナーが買い推奨した2月28日は、前日の27日に株価が小反落した事で、株価と転換線(過去9日間の平均値)の差がほとんどなくなりました。
つまり、反発して株価が上昇していく可能性があります。
ここで反発を見込み買い判断をしたのでしょう。
当時のジャストプランニングは低位株と言われており、1月末頃から徐々に動意を見せ、2月6日頃にはダブルボトムも付けました。
買い推奨後の3月後半からは更に株価が急伸。
この理由は、子会社であるプットメニューがハウステンボス内にある「変なホテル」や日比谷シャンテの「HIBIYA2018」に、「Putmenu(プットメニュー)」というオーダーシステムを導入したことによるものでしょう。
すでに勢いがありましたが、更に株価上昇に拍車が掛かった感じです。
つまり、好材料が連発する前の買いであったため、非常に良いタイミングでしたね。
まだ好材料を活かし、利益を伸ばす
その後も「Putmenu」の材料は複数出ました。
4月24日には、ケンタッキーフライドチキンの2店舗で試験導入を発表。
その翌日の4月25日は転換線(過去9日間の平均値)で押し目になっていた事もあり、見事に反発しました。
1ヶ月前の日比谷シャンテへの「Putmenu」導入から約1ヶ月後の出来事です。
4月25日まででも十分な伸びはありましたが、当システムの価値を見出し、まだ近日にも導入は続くと踏んでいたのでしょう。
案の定、5月24日にはリンガーハットの日比谷シャンテ店にも、6月1日からから導入がされると発表がありました。
売却判断をせずに保有を続けられたため、第二波目の上昇が取れ利益を伸ばすことに成功。
この頃ですでに、ジャストプランニングの株価は買いの1,300円から3倍にあたる4,000円まで伸びました。
ちなみにアナリストの間では「買い向かうべきではない株」として評価されていましたが、投資顧問ベストプランナーは保有姿勢を崩していません。
ここまで自身の目論見に対して自信を持てるのは凄い事ですね。
そしてジャストプランニングは6月13日に株式分割を発表した事で、押し目にあった株価は上昇の最終局面に入っていきます。
この後も6月29日にはネットショップBASEとの連携を発表し一時株価は14%超の上昇を見せます。
その後小反落するも、再度反発し20日には高値6,870円を付けました。
まとめ
投資顧問ベストプランナーは何度も売りのチャンスがある中、6,870円で見事に高値をさらいました。
7月17日~19日は株価5,000円~6,000円を推移する場面が目立ちましたが、ここで売り抜けずにまだ高騰を見据えた取引力はその実力の高さを証明しています。
買い水準は動意・材料・ブレイクが揃った上昇予想の高いところを抑えつつ、高値付近をさらっていく分析力は驚異的です。
今回のジャストプランニングは143日間保有の中期取引でした。このような上昇銘柄情報をいち早く入手することが、株式投資で大きな利益を上げる重要なポイントとなるでしょう。
557万円の利益獲得を実現できた、投資顧問ベストプランナーの「情報力」と「売買タイミング」は試す価値があると言えます。