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ミリオンストック投資顧問のコラムは面白いけど、利用価値は・・

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ミリオンストック投資顧問は「ジャパン・ストック・トレード」と「日本証券投資顧問」の2つの業者が合併した投資顧問業者ですが、ユーザー評価は賛否両論となっています。

ミリオンストック投資顧問の運営状況を確認すると共に、合わせてこれまでの推奨銘柄も検証しました。

 

ミリオンストック投資顧問の基本概要

ミリオンストック投資顧問には、みんなの株式の「予想の達人」にも登場する橋本明男氏を最高顧問として迎えています。

ミリオンストックHP

ミリオンストックHP画像

橋本明男氏は株式の世界では著名ですが、実はこれといった金融業界での経歴が見当たらないという不思議な方でもあります。

 

あくまで独自のチャート分析を30年行ってきた個人投資家で、「相場観測法波動」という独自の分析方法を持っている事で有名です。この「相場観測法波動」が真実なのであればぜひ、相談を持ちかけるなどして、橋本氏独自の見解を聞いてみたいものです。

 

橋本明男氏の株予想は、「Yahooファイナンス」や「みんなの株式」など、様々な専門サイトに掲載されています。また一方で、その予想に対する評価が賛否両論という側面も持ち合わせています。

例えば口コミサイト等では「当たる」という意見と「よくハズれる」という意見が散見していますね。そもそも相場予想とは見聞きする人の捉え方次第で、当たりともハズれともなりますので、様々な評判・評価があるのもいた仕方無いのかもしれませんが。。

橋本明男氏

橋本明男氏 予想

 

また、ミリオンストック投資顧問にはもう一人、堀篤氏というスペシャリストがいます。

堀篤氏は橋本明男氏とは違い金融業界出身者です。野村證券にて、営業・商品企画・IPOコンサルティング・M&A業務をこなしてきたマルチプレーヤーでもあり、実際に上場企業2社の役員も務めた経歴の持ち主です。

堀篤氏も橋本明男氏と同様に、「Yahooファイナンス」や「みんなの株式」等で、相場予想を展開しています。

堀篤氏

堀篤氏紹介

この二方が、ミリオンストック投資顧問にコラムを提供しているようで、橋本明男氏が「長期目線」、堀篤氏が「中期目線」の観点で執筆しているとの事です。

それでは、ミリオンストック投資顧問の運営会社である株式会社NEOの運営状態を検証するため、下記の項目に当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ×20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ○5
  5. 住所表記がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で75点となりました。

 

分析者はおろか代表者の名前の表記がありません。

つまり、先述の橋本明男氏や堀篤氏が分析者として銘柄推奨を行っている訳ではなさそうです。コラム執筆だけであれば利用価値は低くなるでしょう。

 

ちなみに株式会社NEOの会社概要には、代表者名の表記が確認できました。

株式会社NEO HP

株式会社NEO会社概要

代表取締役となっている「稲垣明徳」氏の名前を検索すると「株式会社CELL」の代表としてヒットし、株式会社CELLは投資顧問業者として、「行政処分の勧告が出されていた」という事件がSESCのサイトに載っていました。

 

株式会社CELL報道発表

株式会社CELL報道発表

内容を簡単に説明すると、

顧客に対し株式会社CELLが「ヘッジファンドの介入がある銘柄や、仕手銘柄の情報を保有している」と説明していたが、SESCの立ち入り検査により「その形跡は見られない」とされたようですね。つまり、虚偽の説明という詐欺行為が行われていたという事です。

 

他の口コミ・評判サイトでは、この事件があってからミリオンストック投資顧問の運営は、株式会社CELLから株式会社NEOに変わったと書き込まれています。

投資顧問業界では珍しい話でもありませんが、そもそもの運営姿勢に懸念を持ってしまいます。

 

ミリオンストック投資顧問の総評

そもそもミリオンストック投資顧問が入り口として推したいのは、橋本明男氏と堀篤氏の二大コラムなのかもしれません。

現に橋本明男氏の「わしの罫線」、堀篤氏の「兜町発信!情報通の早耳コラム」は株式の専門サイト等でも掲載されている程メジャーです。顧客が最初にお目にかかるサイトの内容としては、打ってつけかもしれません。

情報収集のツールとしてコラムを読むにはありだと思いますが、投資で利益を上げるにはTMJ投資顧問のような業者に任す方が現実的です。

 

さらに、株式会社CELLの不祥事は、どうしてもミリオンストック投資顧問への不信にも繋がりかねません。重複しますが、現在の運営会社である株式会社NEOの代表が同じ稲垣明徳氏だという事を知れば、おそらく顧客はミリオンストック投資顧問に警戒心を抱く事になるでしょう。

詐称という行為はそれだけで、利用者に資金の損失被害を連想させてしまうという事なのです。

 

過去の検証済み銘柄

テクノホライゾンについての検証

前回検証したミリオンストック投資顧問の進捗です。

ミリオンストック投資顧問からは、登録以降、会員専用サイトにて推奨銘柄情報が掲載されています。

そこには、ミリオンストック投資顧問の最高顧問である橋本明男氏が書いていると思われる推奨根拠が綴られています。

今回は、最新の推賞銘柄である【6629】テクノホライゾンを検証していきたいと思います。

銘柄名 【6629】テクノホライゾン
買い推奨 12月14日

 

推奨銘柄【6629】テクノホライゾン HP画像

推奨銘柄【6629】テクノホライゾン HP画像

テクノホライゾンは、タイテックと買収エルモ社の共同持株会社です。電子機器はFA関連に、光学機器はレンズ技術に強みを有しています。

 

【6629】テクノホライゾンの業績を確認する
【6629】テクノホライゾン 業績推移 

【6629】テクノホライゾン 業績推移

2016年度は、、「教育」「FA(Factory Automation:工場自動化)」「医療」「安全・生活」分 野を重点市場とし光学事業と電子事業を融合したユニークな企業グループとして事業拡大を図ってきた事を主張。

また、連結子会社の吸収合併等再編を進め、より経営効率の高いグループ連結経営へとベクトルを統一させ、企業価 値の最大化を目指しているとしています。その結果、グループの業績は、売上高20,075百万円(前年同期比4.9%減)となりました。

利益面では、利益率の高いFA関連機器の販売が下期に堅調に推移した結果、営業利益は475百万円 (前年同期は営業損失39百万円)、為替差損84百万円計上により経常利益372百万円(前年同期は経常損失118百万円)。

また、中国子会社での固定資産減損90百万円の計上及びグループ再編に伴う繰延税金資産190百万円の取り崩し等により、親会社株主に帰属する当期純損失は148百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純 損失278百万円)となっています。

【6629】テクノホライゾン 決算

【6629】テクノホライゾン 決算

2017年度については、重点とする市場で、既存事業のシェアを高めることに注力し、技術連 携、協働商品開発の強化による高付加価値事業・商品への展開を推し進め、成長を目指していくとしています。また、グループ組織の再編を推し進め、間接費の削減や生産効率の向上により経営効率を高め、「持続的な成長に向けた経営基盤の強化」に努めるとの事。

以上より、連結業績予想については、売上高20,500百万円(当事業年度比2.1%増)、営業利益500百万円(当事業年度比5.2%増)、 経常利益400百万円(当事業年度比7.4%増)。

当期純利益においては、200百万円(当事業年度は148百万円の赤字)で黒字転換が見込まれています。。

【6629】テクノホライゾン チャート

【6629】テクノホライゾン チャート

ミリオンストック投資顧問が、テクノホライゾンを買い推奨した12月14日を確認してみましょう。

ミリオンストックが買い推奨をした根拠は、「10月31日の2018年3月の第2四半期の結果」「業績予想の上方修正」の2点に他ならないでしょう。

 

前年から黒字転換、予想を75%の上方修正というのは、通期決算発表辺りまではテクノホライゾンに対して市場を強気にさせるには十分な内容です。

ただ、エヌビディアの日本企業との連携に対する市場の反応は、12月14日の株価の反応を見てもこれで大きな強さが得られるとは感じません

10月31日からここまでの推移を見ても、12月14日から買い推奨する程の強烈な上昇があるとは考え難いでしょう。

 

現に翌15日は、上向きの5日移動平均線にサポートされながら下値は上げるも、上値は14日に届かず陰線で引けています。それでも12月12日の株価が、5日線を再び上昇させ25日線とゴールデンクロスさせている事もあり、上昇基調は続くでしょう。

しかし、それはあまり急伸的なものになる要素は今のところ見受けられず、ミリオンストック投資顧問の推奨するデイトレスタイルよりは、一定期間保有するスタイルの方が地合いに向いているという印象を受けます。

 

ジャフコ(8595)の検証

ミリオンストック投資顧問に登録をするとメールマガジンが届きますが、今回はメール内に掲載されている実績の中から、ジャフコ(8595)をピックアップしてみます。

銘柄名 【8595】ジャフコ
買い推奨 不明
売り推奨 不明
騰落率 13.73%

このメールが届いたのは、7月28日です。

ミリオンストック投資顧問のメールには、銘柄購入の買い推奨日や推奨値も記載がありませんが、7月28日時点で「本日ストップ高」「4営業日で13.78%」という一文があります。買い推奨日は7月28日の4営業日前という事になりますので、そこから考察していきたいと思います。

 

ジャフコは、専業のベンチャーキャピタルで最大手の企業で、イグジットを前提としたバイアウト投資にも注力しています。日本国内はもとより国際的にターゲットを定めています。

ミリオンストック投資顧問は、メールが送られてきた7月28日を「当日」としており、「4営業日で13.78%増」と表現しているので、逆算すると買い推奨日は7月24日となります。

【8595】ジャフコ チャート

【8595】ジャフコ チャート

7月24日は、3σボリンジャーバンドに跳ね返されたジャフコの株価が、1σ、且つ5日移動平均線によって支えられた日でもあったため、この日を買い判断としたのでしょう。

しかしジャフコの現在までの波の推移を見ると、その水準で下げ止まる事は考え難く、25日移動平均線の水準まで下落しています。

 

ミリオンストック投資顧問の買い判断を見ていると、断片的な要素ばかりに注目し本来の相場の流れを考慮出来ていないような印象を受けてしまいます。

ジャフコは、27日に自社株の取得を発表した事で、28日にストップ高を付け3σボリンジャーバンドを上抜けているので、遅くとも翌営業には売り推奨をしているのが普通であると考えます。

 

ミリオンストック投資顧問のメールには、売り推奨が掲載されていませんが、もし28日、29日に売り判断をしていなかったとしたら、二段目の上昇を目論んでいたのでしょう。

しかし8月4日には、2σボリンジャーバンドで反落しており、徐々に下落していく事が予想されます。

最終的に9月13日以降は、7月31日の高値を更新してきていますが、もしミリオンストック投資顧問がジャフコのホールドを推奨していたとしたら、非常に効率の悪い投資をしていたと言えるでしょう

サイト名 ミリオンストック投資顧問
URL http://million-stock.jp
運営会社 株式会社NEO
所在地 東京都渋谷区渋谷 3-26-18 矢倉ビル 5F
運営責任者 稲垣明徳
メール info@ask.million-stock.jp
電話番号 03-6450-6268
金商 関東財務局長(金商)第2801号

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