株とまとの評判・悪徳・詐欺を推奨銘柄から徹底検証

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シンクレイヤ【1724】の検証【2017/11/13更新】

前回検証した浅田弘紀率いる株式会社Alliance Advisorsが運営する株とまとの進捗です。

株とまとに登録をするとメルマガが届きますが、推奨以外の銘柄情報も盛り込まれています。多くの銘柄情報を閲覧できるのは高評価を得られそうですが、例えば「注目銘柄」というだけで浅い考えで手を出してしまう事もあるかもしれません。

しかし、注目=良質とは限りませんが、初心者にはそういった分別は付き難いと思われます。実際に、口コミサイトや批評記事の中にも、そういった理解をしていると取れる書き込みが散見され、それで損失を被った事で被害者面している様子も見受けられます。

それとは別に、株とまとには無料提供銘柄というコンテンツが存在しているので、今回は、その実況の中からシンクレイヤ【1724】を検証してみたいと思います。

銘柄名 【1724】シンクレイヤ
買い推奨 2017年11月7日
想定株価 709円
高値 2017年11月09日/730円

シンクレイヤは、ケーブルテレビ事業者向けのシステム構築、運用、保守を担っている企業です。さらにM&Aで、無線通信事業に本格参入しています。

シンクレイヤ【1724】の業績を確認する
シンクレイヤ【1724】業績推移

シンクレイヤ【1724】業績推移

2016年度において、まずFTTH関連では、「R-PONシ ステム」に加えて、「R-PON+「プラス」システム」、「統合管理システム」など。ほかにも、国内初のDOCSIS3.0対応のケーブルメディアコンバータの提案をしています。

また、HFC関連では既存のシステムに対する高度化を、インターネット関連では無線LANに対応した高速ケーブルモデムを、防災・減災関連では告知放送システムや防災情報ステーションを地方自治体などに向けて提案してきました。

この結果、高速インターネット関連売上は堅調に増加しているものの、FTTH関連工事の計画先送り等により受注が 減少したこと及び工事進行基準の影響もあり、売上高は前年同期比11.3%減となりました。

ただ、販管費等の圧縮に努めました結果、営業利益は62百万円、経常利益は70百万円 、当期純損失は53百万円で黒字転換となっています。

シンクレイヤ【1724】決算

シンクレイヤ【1724】決算

2017年度は、競争力強化のためのFTTHへの更改やHFC施設の改修などの設備投資の増加が見込まれます。

また、次世代放送方式である4K・8K伝送サービスへの対応、防災減災関連でのケーブルテレビの活用、地域BWAシステム(デジタル過疎地の解消や地域の公共福祉増進を目的に導入された、2.5GHz帯の電波 を用いた無線システム)への参入、集合住宅加入者獲得への設備投資なども積極的に検討されています。

今後も引き続きFTTH更改やHFC施設の改修案件を堅実に受注していくと共に、RF伝送システムと、IP伝送システムを融合した、最新のネットワ ークシステムを提供のため、事業構造改革を推進し業績回復に努めていく方針であり、小幅ながら増収、増益が見込まれています。

シンクレイヤ【1724】チャート

シンクレイヤ【1724】チャート

株とまとは、シンクレイヤの買い推奨を11月7日の大引け後に配信しています。

これは、当日の出来高が急騰し、株価が高値引け、二空目、4月24日を目安とした上値余地等、複数の要素があります。これに加え、シンクレイヤが想定株価としている709円は、類似した株価推移をしている4月13~20日の値幅の計算値をスライドしたものでしょう。

実際は、11月9日に4月21日の高値と同水準になっています。したがって、目標株価は的中しなくとも、上値の見込みはあったという事になります。

株とまとシンクレイ【1724】

株とまとシンクレイ【1724】

しかし、株とまとの買い判断は、そもそもが危険な飛び乗りとなっています。

シンクレイヤはサイクルが効きやすい銘柄であり、4月の上昇が類似している事から、それ以前の推移から、上昇に転じる時期や株価水準を前以て想定する事は難しくないでしょう。

実際に4月の上昇以降も、あからさまなゾーンの区切りが出来ているので、2017年に入ってからの下限に今回の上昇前の水準が達している事は明らかです。

ローム【6963】の検証【2017/08/30】

株とまとという投資顧問業者の評判と共に実際に公開している推奨銘柄の実績を元に検証していきたいと思います。被害は起きているのでしょうか?

多数ある推奨銘柄の中から、今回は、その2017年7月31日に公開されているローム【6963】について検証していきたいと思います。

ロームは、ダイオードなど半導体素子や抵抗器を製造している企業であり、カスタムLSI部門では首位に位置しています。また過去には、OKIの半導体事業を買収しており、半導体部門の規模も拡張しています。業績も安定しており、今期予想も増収増益となっています。

ローム【6963】業績推移

ローム【6963】業績推移

ロームは、事業での取り扱い物の需要の広さと、健全な財務体質から、以前より人気の高い銘柄です。

チャートを見ても、株価は昨年の7月から安定的に上昇地合いを継続しています。まず、7月31日のエントリーは単純に波の下の75日移動平均線に到達したところで買いの判断となったのでしょうが、8月1日は75日線を下抜けて窓空けで寄り付きました。8月1日の安値は、チャネルの下限となっており、そこで反転した形となっています。

ローム【6963】チャート画像

ローム【6963】チャート画像

7月31日の買い推奨以降、株とまとが、どの水準を上値と目論んでいるかは解りません。

ただ、ロームは2012年10月を起点にすると、下値を切り上げ、直近高値も瞬間的ですが上抜けています。これらを基にN波動計算値を算出すると、10623円という上値を目論む事が出来ます。ロームは2008年に入り急落を始めますが、10623円は2007年後半に推移していた水準と同等になります。

ローム【6963】チャート画像2

ローム【6963】チャート画像2

株とまとの基本情報

今回取り上げる、「株とまと」のサイトを見た印象としては、非常につくりが簡易的なサイトです。したがってあまり目を留めようと思いません。

昨今の投資顧問サイトのように、コンテンツを詰め込み過ぎてゴチャゴチャしているものも嫌悪感をもよおしますが、あまりにも簡易なサイトもいかがなものかと思います。この時点で離れていく顧客も少なからずいるように思えます。

内容もシンプルで、会社概要やサービス内容、過去の実績と申し込み方法といった、どこの投資顧問でもあるコンテンツを誇大感少なく、掲載しています。

唯一目が留まった事は、株とまとが提供するのは個別株の情報だけでなく、「日経225先物のトレードポイント」も教示している事です。

では、株とまとのの運営会社である「株式会社グロースアドバイザーズ」の運営状態を検証するため、下記の項目に当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ○5
  5. 住所表期がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で95点となりました。

株式会社グロースアドバイザーズには、分析者の表記はありませんが、代表取締役の「小澤正治」氏なのでしょうか。

小澤正治の名前で検索したところ、株式会社グロースアドバイザーズ関連以外にそれらしいヒットはありませんでした。株式会社グロースアドバイザーズ単体のサイトには、投資顧問サービス用のサイトとして株とまとのサイトへのリンクがありました。

簡易的なデザインであることの狙いとは

また、サイトの作りは簡易的であるも、逆にとらえると丁寧に作られている印象を受ける方もいるのではないかと思います。

特にトップページの会社の受付窓口の画像は、利用者に対する運営面における信頼向上を狙ったものだと考察でき、非常に効果的だと思われます。

グロースアドバイザーズHP画像

グロースアドバイザーズHP画像


また、株とまとの面白いところは、株式最新情報というページにて日々更新されているコラムがあり、そのコラム毎の内容に関する詳細な質問を、見ているそのページから問い合わせる事ができるという仕組みです。

株とまと側はコラムを書いているので、普通にサイトに表記されている連絡先に電話やメールで問い合わせしても、質問には答えてもらえるでしょう。

しかし、コラムを読んだそのページから電話番号に繋がるという事は、利用者はより明確な質問ができるという事になる反面、一部の口コミ情報の評判にあるように、高額な商品を提案してくるというようなこともあり得る様ですので、気軽に問い合わせる事は控えるのが賢明かと思われます。

株とまとの総評

株とまとは、ロームをはじめ手堅い銘柄を選んでいる感があります。しかも順張りの逆張りが多いですね。この入り方も無難で良いのですが、長めの時間足で見ると、急騰地合いなどは掴めていないという印象を受けます。

急騰後に大きな反落をせず水準を保っていた場合、その地合いは強いという事が確認できます。

株とまとの参戦ポイントには、このような地合いに多いですね。ただ、昨今の投資顧問の情報収集力は凄く、急騰前に買い推奨をし、その後の延伸も含め上値を取っていく業者も存在します。

投資顧問業者には、こういった情報収集力で売ってくるタイプと、分析力で売ってくるタイプがあります。利益率などのインパクトは、どうしても前者の方が強いです。

また、情報収集力を持っている業者は分析力も持ち合わせている業者も多いですが、分析力に傾倒している業者が情報収集力を持とうとしても、それは簡単な事ではありません。

その事を踏まえると推奨実績を見る限り、株とまとはどうしても情報収集力に長けている投資顧問という印象を持てませんでした。

一部の評判にあるような、あまりにも不透明な料金設定の割に、推奨してくる銘柄の的中率には疑問があるという事も鑑みて、今後の株とまとの動向に注意をして監視して行ければと思います。

サイト名 株とまと
URL http://kabutomato.jp/
運営会社 株式会社グロースアドバイザーズ
所在地 東京都中央区日本橋本町4-7-10 HR・NET日本橋ビル4階
運営責任者 山本伸一
メール info@growth-advisors.jp
電話番号 03-5205-7033
金商 関東財務局長(金商)第2117号

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