TMJ投資顧問|152%上昇のヴィンクス(3784)の売買を分析

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TMJ投資顧問の推奨銘柄で、約4営業日で約150%上昇したというヴィンクス(3784)の売買が気になったので、その推奨経緯を振り返って分析してみました。

株価推移からTMJ投資顧問の売買のタイミングやヴィンクスの株価急騰の理由を分析したいと思います。

 

ヴィンクス(3784)の検証

4月のTMJ投資顧問の実績の中に、ヴィンクス(3784)が載せられていました。

ヴィンクスはこれまでも無人レジ・POS関連で注目されていた銘柄ですね。

銘柄名   :ヴィンクス(3784)

推奨日買値 :2018/04/03 1,455円

推奨日売値 :2018/04/06 2,212円

騰落率   :+152%上昇

利益確定額 :+750,000円

 

ヴィンクス(3784)の業績を確認する

ヴィンクスは小売り・流通向けソフトの開発を担っている企業で、イオン関連の取引が収益の柱となっています。同じ富士ソフト傘下企業と2013年に合併しました。

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 業績推移

ヴィンクス(3784) 業績推移

平成29年3月期のヴィンクスの主な活動は、各戦略に基づいて遂行されていました。

①商品・サービスの差別化戦略

  • 新POSシステム「ANY-CUBE NeoⓇ」(クラウド対応型)を平成28年5月26日にリリース。
  • MD基幹システム「MDwareⓇ」を、中国、四国地方を中心として展開する中堅ドラッ グストアにて本番稼動。
  • POSアプリケーション・フレームワーク「POS4U」が、大手総合衣料専門店にて本番稼動。
  • アパレルを中心とした専門店業界向けに基幹システムを提供するITベンダーの株式を取得し、同社と共同クラウドサービスの共同開発に取り組み。
  • AIのプラットフォームを提供するITベンダーと業務提携契約を締結し、同社の株式を取得 。
  • POSシステムと各種決済サービスを連動させた「softWareCATⓇ」が、関西地方を中心に展開する大手ドラッグストアからの受注を獲得。

②グローバル戦略

  • アセアン地域に進出している日本の流通・サービス業向けに、「POS定額利用料サービス」の提供を 平成28年6月より開始。
  • 大手総合小売業グループのマレーシア現地法人よりTフルアウトソーシング案件の受注を獲得、およびサービスの開始。

③特定顧客化戦略

  • 中国、四国地方を中心として展開する大手ス ーパーよりMD基幹システムと販売分析システムのリプレイス案件の受注を獲得。
    さらに、新POSシステム 「ANY-CUBENeoⓇ」(クラウド対応型)の導入案件も獲得。
  • 関東地方を中心として展開する大手スーパーよりPOS機器の大型リプレイス案件の受注を獲得し、納品を完了。
  • 全国に展開する実地棚卸代行サービス企業より、社内業務基幹 システムの統合、およびリプレイス案件の受注を獲得。
  • 店舗向けO2Oアプリで国内において高いシェアを誇るITベンダーとの間で、平成28年10月25日にスマートフォン向けメディアを利用したサービスを共同で実施する販売協力について合意。

④経営基盤の強化

  • 中国及びベトナムでのオフショア開発や、経営 管理体制とプロジェクト管理体制を確立するために必要な各種施策を実施

以上の結果、営業利益6億4千2百万円(前年同期比22.5%減)、経常利益6億4千3百万円(前年同期比16.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4億2千4百万円(前年同期比12.6%減)となりました。

2017年3月期の当連結会計年度にの売上高は、既存顧客への更なる深耕が奏功したことなどにより、274億30百万円り前年比3億35百万円(1.2%)の増加となりました。

利益面についてては、業務効率の向上や徹底したコスト削減を図り原価低減に注力してきたものの、次世代製品 開発への積極投資、新規事業に関する市場調査及び企画・立案・推進に伴う研究開発費が増加したとしています。

これにより、営業利益13億9百万円となり前年比1億34百万円(9.3%)の減少。経常利益は、12億43百万円となり前年比1億43百万 円(10.3%)の減少となっています。

一方、親会社株主に帰属する当期純利益については、前連結会計年度に計上した関係会社株式売却損と厚生年金基金脱退損失が当連結会計年度は発生しなかったことなどにより、8億59百万円 となり前年比53百万円(6.7%)の増加となりました。

平成30年3月期は流通・サービス業分野において、企業業績に回復基調の傾向が見られるとするも、新 規IT投資の回復までには至らず、依然として先行き不透明な状況が続くと想定。

 

このような経営環境に対し、中期経営計画に基づき、国内事業の拡大とグローバル展開を加速し、事業の継続的な成長に努めるとしています。

 

平成30年3月期の連結業績見通しについては、売上高275億円、営業利益13億20百万円、経常利益12億60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益8億60百万円が見込まれています。

 

 

今回のTMJ投資顧問におけるヴィンクスの売買で注目すべき点は3つありました。

 

POINT

・期待材料となるIRを見越した買い推奨

・高値の取り逃がし?2つの売り判断理由

・リスク回避◎ 安心感のある投資を提供

 

ヴィンクスの株価チャートを見ながら説明していきます。

 

期待材料となるIRを見越した買い推奨

ヴィンクスの株価は、2016年9月から段階的な上昇を繰り返し、直近の上昇では2018年3月26日に一旦株価は下がり押し目となっています。

TMJ投資顧問の買い推奨は2018年4月3日に行われています。

株価チャートから推測するに、3月20日・27日・29日の株価の頭を抑えていた抵抗線を4月2日の株価が超えたため、翌営業日である4月3日の寄付きから買いを推奨したのでしょう。

 

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 買い推奨

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 買い推奨

TMJ投資顧問は「ヴィンクスが中国の騰訊(テンセント、広東省)等のIT大手が出資する、現地スーパーなどの店舗に店舗ノウハウやPOSシステムの提供を始める」というIRがこれから出ることを掴んでいたでしょう。

結局、4月3日は前日4月2日と同水準で株価が留まっていますが、すでに期待材料となるIRを掴んでいたならこれを気に掛ける必要もないでしょう。

それでも一旦の売りが消化したと見られる、週明けの3月26日に判断を急がないところは流石です。

3月26日時点の株価水準では、本格的な上昇までの過程でもうひと売り出てもおかしくないですからね。

 

高値の取り逃がし?2つの売り判断理由

実際に中国スーパーにPOSシステムを提供するというIRが出たのは4月5日です。発表後、ヴィンクスの株価は急上昇しています。

ただ、TMJ投資顧問は4月6日を高値日としていますが、実際の高値は4月10日に付けています。

一見、高値を取り逃がしたように見えるかもしれません。しかし、4月6日に売り判断をした根拠はちゃんとありました。

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 売り推奨

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 売り推奨

値幅計算値

前回の上昇の初動となった3月9日から高値を取った3月15日の値幅を基準に、直近の押し目となった3月26日を起点に計算すると、高値に達する予測が立つのは4月6日です。

実際、その日は高値と思っての利益確定売りも多く、陰線で引けています。

 

ボリンジャーバンドに対する推移

前回の上昇の高値を取った3月15日は、3σボリンジャーバンドを突き抜けて反落しています。そして4月16日は、2σを上に抜けています。

一概には言えませんが、株価が3σボリンジャーバンド付近で反転すると、次回の同方向への伸びが起きた時には2σ付近で反転する傾向があり、その後バンドの内側に取り込まれていくことが多いです。

3月15日と4月6日のそれぞれのバンドの抜け方は非常に似通っており、3月15日のように4月6日も一旦の反落が起こるリスクを考えるのはむしろ必然です。また4月6日が週末の金曜日でもあり、週明けは大きく反落するリスクも考えられたでしょう。

 

リスク回避◎ 安心感のある投資を提供

結果として株価はその後小幅に上昇したものの、TMJ投資顧問の判断は反落リスクを極力圧縮したと言えるでしょう。

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 売買判断 利益

TMJ投資顧問 ヴィンクス(3784) 株価 売買判断 利益

買い判断の時もそうですが、あくまで正攻法も無視せず過度に攻撃的な取引をしないというTMJ投資顧問の取引指示は会員に安心感を提供できていると思われます。

ファンダメンタル分析・テクニカル分析の双方によって、リスク回避を最優先とし売りを提示。

稼げる投資はともかく、損をしない投資の手本にもなると思います。幅広い個人投資家層から人気がある一番の要因はそこなのかもしれません。

次のTMJ投資顧問の銘柄検証ではクロスキャット(2307)の実績を分析予定です。

 

TMJ投資顧問 公式サイト

サイト名 TMJ投資顧問
URL https://www.kabu-tmj.com/
アナリスト名 渡邉 誠二
利用料金 50,000円~
運営会社株式会社フラム
所在地東京都中央区日本橋小舟町9-4 イトーピア日本橋小舟町ビル3F
運営責任者渡邉 誠二
メールinfo@kabu-tmj.com
電話番号03-3527-9430
金商関東財務局長(金商)第2931号

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