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米国と北朝鮮 加速したチキンレース

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米国と北朝鮮

米・北朝鮮の言葉の応酬

北朝鮮リスクは今に始まった事ではないが、グアムという具体的なターゲットを指定したミサイルを発射した事により、一気に緊張が高まった。「戦争」という二文字が飛躍的に現実味を帯びた瞬間でもあっただろう。以降は、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との対応やコメントが、連日メディアにて報道されていた。

トランプ氏の発言は、北朝鮮に対しての抑制というよりは、むしろ積極的に攻撃性を強めているように見える。勿論、相手が相手だけに引く事も得策ではないだろう。最近では、金氏を「ロケットマン」や「マッドマン(狂人)」と呼び、そして「アメリカは大いなる強さと忍耐を持ちあわせているが、自国や同盟国を守らざるをえない場合は、北朝鮮を完全に破壊する以外に、選択肢はなくなるだろう」というように発言の過激さが飛躍的に増していた

北朝鮮の反応

そしてとうとう今回、トランプ大統領は国連演説で放った「彼らの先は長くない」という発言が、「北朝鮮に宣戦布告をおこなったものだ」と主張した。北朝鮮情勢が、極めて不安定で危険な段階に突入した事になる。

これに対し北朝鮮の李外相が、「わが国に対して最初に戦争を仕掛けてきたのは米国であることを全世界は明確に記憶すべき」「米国がわが国に宣戦布告をした以上、わが国には対抗手段をとる権利がある。それには、わが国の領空外を飛行する米国の戦略爆撃機を撃墜する権利も含まれる」という具体性を持った発言を返している。

そして23日には、米空軍の戦略爆撃機が今世紀で最も北朝鮮に接近し、飛行するといった一段階踏み込んだ挑発を展開した。北朝鮮国内では金氏の命令により頻繁に公開処刑が行われているが、高射砲、迫撃砲、火炎放射器を用いた残虐なものが多い

北朝鮮金氏の思惑とは?

金氏は、どうやっても肩入れ出来ない程の残忍さも持ち合わせているが、その反面、冷静さも併せ持つ人物だとも言われている。トランプ氏が口撃を緩めない中、「米国の行動や態度をしばらく観察する」という落ち着いた発言をした事もあった。一部では金氏を追い込み過ぎると、勝ち目の無い相手でも、旧大日本帝国さながらの「一億層玉砕」の精神を持って北朝鮮が向かってくる、などと述べていた評論家がいたが、それはなかなか実現しないと考察できる。

金氏もトランプ氏の宣戦布告発言に激怒していたものの、「史上最高の超強硬対応措置の断行」を「慎重に考慮する」と発言しており、米国を恐れ、「軍事衝突を避けたがっている」事が見て取れる。

実際に米軍は、イラクのフセイン体制崩壊を攻撃により崩壊させている。金氏もそれは知っている筈なので、二の舞になる事への恐れはあるだろう。言葉の上での恫喝やミサイル発射は繰り返せても、米国に軍事行動を起こすような決定的な行動には踏み切れないと見られる。冷静であると言われている金氏なら、それがどのような結末を迎えてしまうかは想像出来ない筈はないだろう。

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