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日本のレバレッジ規制によって拡大した海外ブローカーの優位性

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Leverage.

日本のレバレッジ規制はどのような経緯で施行されたのか?

1998年の外為法改正により、個人でも日本でFX取引が行えるようになってから、もうすぐ20年となる。この間にも、FXにおける環境を整備するため、日本では様々な規制が実施されてきた。

その中でも、2010年と2011年に実施されたレバレッジ規制は、日本のFX市場に変化をもたらした時期といっても良いだろう。

いわゆる、日本人トレーダーによる海外ブローカーへの移行である。為替市場は、2007年に勃発したサブプライム問題から、2008年のリーマンショック等の世界金融危機を経て低迷期に陥った。

トレーダー達の損失は大きかった

その過程でFXに馴れていない多くの日本人トレーダーも、資産を大きく目減りさせる事態となった

当初は日本にも400倍のレバレッジを掛けられるブローカーも存在していたため、資金管理能力の乏しいトレーダー達の損失は非常に大きいものであろう。事態を重く見た金融庁が、2010年にレバレッジの上限を50倍、2011年に25倍と段階的な切り下げを行った。

現在ではこれにより、日本におけるFXの魅力は半減する事となる。レバレッジとはそもそも、預け入れ証拠金の何倍もの取引ができるシステムである。

例えば、預け入れた証拠金が10万円でも、10倍のレバレッジをかければ、100万円分の取引が可能となる。レバレッジが100倍であれば、1000万円分の取引が出来る。

高いレバレッジが掛けられるのは実は良いこと?

FXは為替の証拠金取引であるため、株式や債券の現物取引とは違う。対象物そのものの売り買いで決済をするのではなく、取引により生じた差額だけを決済するシステムなので、レバレッジという資産に仮想の倍加を効かせることができる。

レバレッジを10倍にすると取引金額が10倍になるので、取引で生まれる利益も10倍になるが、損失も10倍になる。

したがって、無作為にハイレバレッジを乱用するのは危険だが、大きく稼ぐ事に明確な目的があるなら、レバレッジが高い業者を選ぶべきである。

コスト面でもメリットがある

また、特別大きく稼ごうという動機が無くても、ハイレバレッジには利点がある。掛けられるレバレッジによって、同じ数量でもポジションを建てるコストが変わってくるという事だ。

本来、1ドルが120円だとした場合、1万通貨のポジションを建てるためのコストは、120万円が必要となる。

これはレバレッジを掛けていない状態である。対して、同条件で10倍のレバレッジが掛けられるとコストは12万円、100倍掛けられるなら1万2千円となる。

つまり、同じ数量のポジションを建てる際に、レバレッジ分だけコストが割引されるという事になり、資金効率が良くなる。

海外のレバレッジ規制

したがってハイレバレッジが掛けられる事を、資金管理能力があるトレーダーにとって重宝している。当時のレバレッジ規制は、そういったトレーダーの意欲を興冷めさせた。

そして彼らは、日本に見切りを付け、海外のブローカーに移行していく事となる。海外のブローカーは、規制が非常に緩く、レバレッジは低いところでも100倍、他にも800倍や1000倍も掛けられる業者も存在する。

厳密には米国や、一部のヨーロッパ諸国でもレバレッジ制限はあるが、日本のそれよりは遥かに緩いものとなっている。

日本のレバレッジ規制

たしかに日本ではレバレッジの乱用により、多くのトレーダーが巨額の損失を出し相場からリタイヤしたという事実もある。

しかしそれは、レバレッジをギャンブルの道具としか見ていなかったという事であり、使い方を間違ったからに他ならない。

対してハイレバレッジが掛けられる事の優位性を理解しているトレーダーにとっては、日本のレバレッジ規制は、いたずらに取引の自由度を阻害されただけである。

以降、一定以上のキャリアを有するFXトレーダーの海外口座への流出は顕著となり、またそういったトレーダーが新たに取引口座を開設する際にも、日本の口座が選ばれることはほぼ無くなってしまっているのである。

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