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海外と比較すると見えてくる国内FXブローカーの裏側

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日本のFX低スプレッドの裏側

日本ではFXにおいて様々な規制が実施されてきた。その中でも、2010年と2011年に実施されたレバレッジ規制は、日本のFX市場が転換する大きな変化をもたらしたといっても過言ではないだろう。これにより日本人トレーダーによる海外ブローカーへの大量の流出が起こったからだ。

海外のブローカーは規制が非常に緩く、レバレッジは低いところでも100倍、他にも800倍や1000倍も掛けられる業者も存在する。

その他にも海外口座には、日本に無いボーナス制度ゼロカットシステムという、FXトレーダーにとって有利な体制が整えられている。

そして何より、海外ブローカーは取引に透明性がある点も大きな優位性だろう。顧客のオーダーに対するブローカーの処理方法はそれぞれ異なる。

日本のブローカーのほとんどはディーリングデスク、海外はノンディーリングデスクというを方式を採用している。

そもそも日本のブローカーが提供するスプレッドは世界でも類を見ない程狭い。業者によっては、為替レートの元値となるインターバンクレート以下というところもある。

なぜ、そんな商売ができるからというと、顧客からの注文を市場に繋いでいないというケースがあるからだ。

通常ディーリングデスクとは、顧客からのオーダーをブローカーが反対売買をすることで相対し、その後カバーオーダーをインターバンクに流すことで、顧客が市場に参加しているという形を間接的に成立させるという方式だ。

しかし日本のブローカーの多くは、そのカバーディールを行っていない。FXの市場では全体で見れば9割以上の顧客が負けると言われている。

この割合に着目すれば、ブローカーは顧客と反対売買することで、9割以上の勝率を獲得することができるというわけだ。稀に、勝率が高かったり、大数量の取引をするトレーダーに対し、ブローカーがリスク回避のために、システムダウンや約定拒否、チャートの偽造により、故意に顧客に損失を被らせるといったケースが散見される。

対して海外ブローカーほとんどは、業者が顧客の取引に介在せず、オーダーはそのままインターバンクに流れるといった仕組みとなっているため、取引の透明性が高い。その代わりに、日本のブローカーと比較するとスプレッドが何倍も広い。

そもそも日本では、先述のレバレッジ規制が発動した時期に大規模なFX離れが起きている。その時に残った顧客を獲得するため、日本ブローカーの間で低スプレッド競争が発生し、現在のような状態に至ったという経緯がある。

日本人参加者増加?トレードコンテスト

次に利点というよりは面白い部分であるが、海外のブローカーは時折、トレードコンテストを開催する。これは一定期間中に参加しているトレーダーの中で、最も大きく利益を出した人が優勝出来るというものである。

そして優勝者には賞金が贈られる。コンテスト参加料は通常無料であり、いわばイベントとしての面白さと、ノーコストで賞金を手に出来るかもしれないというチャンスが与えられるという事だ。こうしたコンテストは日本のブローカーでもたまに行われるが、頻度は海外ブローカーの方が高く、賞金も海外ブローカーの方が豪勢である。

海外口座を利用するメリット

ここまでは、日本のブローカーに対する海外ブローカーの優位性を挙げてきた。これだけ見ると、FX取引は、海外ブローカーを利用する方が明らかに良く思えるが、その分海外ブローカーを利用することで不利となる点も多々ある。

それは別の機会に掲載させて頂くが、そもそも海外ブローカーがなぜ、このような沢山メリットを提供するのかと言えば、結局は顧客と取引手数料の獲得が目的である。ブローカーの収入源は、あくまでもスプレッドからなる手数料なので、どれだけの顧客がどれだけの取引をするかがモノを言う。

例えばコンテストなどは、賞金を負担することになっても、開催することによって参加する沢山のトレーダーが取引を行うため、スプレッドによる手数料収入がそれ以上に得られるというわけである。

このように、海外口座には日本の口座に無いたくさんの利点がある。もちろん海外口座特有のデメリットも存在するが、今や多くの日本人トレーダーがFX取引において海外口座を利用していることを鑑みると、どちらに優位性があるかは明白なのではないだろうか。

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