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テンバガーの黄金ルールの評判・悪徳・詐欺を推奨銘柄から徹底検証

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ブランジスタ【6176】の検証

今回、検証する投資顧問は、「テンバガーの黄金ルール」という投資顧問です。テンバガーの黄金ルールは、「ウルフ村田」氏をフロントとした投資商材であり投資顧問業者ではありません。セミナー等「ウルフ村田」氏に関するコンテンツは他にも様々ありますが、テンハガー(10倍)というワードが頻発しています。

いわゆる「10倍になる銘柄を見つけ出すノウハウを提供する」というものですが、本当にそれが出来て、本当に頻繁にそんなものが見つけられるのなら、ウルフ村田氏の株式投資に関わる業界の中で、「ウルフ村田」氏の評判・評価は絶大なものとなっているでしょう。

たしかにウルフ村田氏は、バラエティ番組も含め多数のメディアに登場し、書籍も執筆も行っている有名人です。

テンハガー銘柄は利益確定の見極めが難しい

たしかにテンハガー銘柄は、過去5年間でも46銘柄あり、ある程度共通する要素もありますが、特に上昇時の利益確定タイミングの見極め方が難しく、ただ銘柄を見つけられれば良いというものでもありません。

「テンハガー」とは、元々ウォール街にてスラングとして使われる言葉が拡まったものですが、日本でも非常に魅力的でメジャーなワードとなっており、これを餌に詐欺被害を利用者に及ぼす業者も多数存在しています。

テンバガーの黄金ルールは、投資助言を行うコンテンツではないので、取引指示は行いません。

10倍になりそうな銘柄の探し方を教授するという趣旨なので、サイト上の実績でも過去において実際に10倍相当の値上がりを見せた銘柄が掲載されているだけです。

ただノウハウの教授の過程で、それらの銘柄を利用者に伝えている可能性は考えられなくもないので、今回はサイト上に掲載されているブランジスタ【6176】を検証していきたいと思います。

銘柄名 ブランジスタ【6176】
買い推奨 なし
利確売り推奨 なし
その後の最高値 不明/安値から13倍
上昇率 安値から13倍

ブランジスタは、国内唯一の電子雑誌出版社として無料且つ会員登録やダウンロードの必要のない電子雑誌を発行しています。

ブランジスタ【6176】の業績を確認する

また、EC出店企業様向けに、EC店長をはじめとする各種ソリューションサービスを提供の提供も行っています。大枠の事業はこの電子雑誌とソリューションに、ゲームの開発を加えた3つとなります。

ブランジスタは、電子書籍元年と言われている2012年より以前、iPadやkindleの発売前である2007年(平成19年)から無料で読める電子雑誌を発行しています。

購入、会員登録やダウンロードの必要もなく、「いつでも、どこでも、誰でも読める電子雑誌」としてパブリックな電子雑誌の先駆となりました。一方で対企業には、ブランディングツールとしての電子雑誌を提供しています。

企業様向けにはプロモーション支援も行っており、創業初期から展開している「ソリューションサービス」では、これまでに2,000社以上のWEBプロモーションを行っているという実績があります。

2004年(平成16年)からは、EC市場の発展をにらんでEC企業向けサービスにも力を入れており、自社サービスであるECサイトの一元管理ASPである「まとまるEC店長」を始め、コンサルティング・ページ制作・分析・プロモーションなどワンストップでの提供を行っています。

三つ目のゲーム事業では、総合プロデューサーに秋元康氏を迎え、バーチャルとリアルを融合させたスマホ用3Dクレーンゲーム「神の手」という画科的なコンテンツを開発しており、付随した景品の開発やコラボレーション企画にも注力しています。

2016年度を振り返る

ブランジスタの2016年度を振り返ると、まずプロモーション事業においては、電子雑誌への広告掲載及び政策主宅が引き続き好調に推移した事により、2015年12月には株式会社クレディセゾン、株式会社幻冬舎と共同で「GOETHE GLOBE」を創刊、2016年6月には、海外読者向け訪日旅行電子雑誌「旅色」インバウンド版を創刊しています。

また鳥取市、北海道上川町、宮城県、岡山市にて地方自治体とのタイアップによる観光プロモーション誌の発行が増加しています。一方ソリューション事業では、業務受託案件好調に推移した事に加え、「ブランジスタ物流」の取扱高も増加し、業務受託売上げの推移が好調となっています。

一方、連結子会社である株式会社ブランジスタゲームから3Dクレーンゲーム「神の手」をリリースし、外部の協業相手と共に神の手を媒体とした多彩な企画を実施した事により、収益基盤の構築を行ってきた事も売上高に寄与しています。

背景として2016年度もインターネット広告市場は引き続き伸長しており、特にスマートフォンの普及率が従来のガラパゴス携帯電話を初めて上回った年でもありました。

したがってスマートフォン関連市場は、継続的な成長が見込まれている事はブランジスタにとって強みとなるでしょう。また2016年度は、外国人の数もピークを迎えていた事も同じく強みであったと言えたでしょう。

  • 2017年度は、売上高の構成要素の一つである電子雑誌の広告掲載料は営業人員の増強、や新たな電子雑誌の発行によりクライアントの拡大による広告掲載受注数を目指す。
  • ソリューション業務の受託料については、既存案件の契約更新に加え、こちらも営業人員増強による新規クライアント数の増加を目指す。
  • ゲーム事業に関しては、連結子会社である株式会社ブランジスタゲームによって、神の手の景品数の充実が成されてきたので、あとは利用者拡大のためのプロモーションを強化していく。

この様な方針から、ブランジスタは2017年度において、総じてコンテンツの充実や拡大ではなく、利用者の拡大に重きを置いています。

ただそのために拡大するであろう人件費や、販売費及び一般管理費を鑑み、営業、経常利益はトントンに、加えて子会社のプロモーション費用の拡大を見込み、当期純利益は赤字転換すると予想されています。

テンバガーの黄金ルールのサイト上では、2016年の10倍銘柄としてブランジスタを挙げています。たしかにブランジスタが話題になったのは、同年なのでまずは該当する上昇部分を見てみます。

ブランジスタの2016年度の高値は、5月16日に付けた15,850円で、上昇前の水準から換算するとたしかに10倍を超えています。この急騰はまず、ブランジスタが秋元康とのコラボレーションによるゲームを開発するという報道から始まり、その後先述の3Dクレーンゲーム「神の手」の発表に対する思惑から成されたものです。

テンバガーの黄金ルールのサイト上では、ブランジスタの上昇を13倍としているので、高値から逆算すると、概ね2月の半ば辺りを起点としている事になります。

テンバガーの黄金ルールでは、「10倍株の動意を見つける手法を伝授する」とありますが、既にこの時点で秋元康とのコラボレーションによるゲーム開発に関する発表がされていますので、動意がどうと言うよりは、既に強いファンダメンタルズを内包していた事になります。

実際にどの様な分析を行っているのか判りませんが、起点の辺りであえて動意と見られるとすれば、2月12日の売り落としでしょうか。後の上昇のために特に身内や大口の買いを誘っている様にも見えます。

そもそも何故10倍と見込める根拠は?

しかし、先述の材料が度外視するなら動意があったとしても、何故それが10倍と見込めるのか理解が出来ませんたしかに、中枢陣営は少しずつ買いを入れて目立たない様に、本命の上昇までは目立たない様に買いを増やしていくものなので、売り落とし後の暫くの緩やかな上昇はその様な雰囲気が漂っていますが、それだけで10倍を見込むのは難しいと思われます。

テンバガーの黄金ルールは結局、ファンダメンタルズで潜在材料が明らかなものをピックアップし、そこに一般的な動意が出たものを見つけていると考察出来るので、大して凄い事でもありません。

テンバガーの黄金ルールの基本概要

テンバガーの黄金ルールは、先述のとおり投資情報商材ですが、その媒体はいくつかあり、動画、PDF、そして対面となっています。

ウルフ村田氏は、「テンハガー」というワードの広告塔の様な存在であり、自身もそういった新興銘柄をターゲットとした株式投資により2億円を殖やした資金を現在も運用しているというのが、触れ込みとなっています。しかし昨年、それが嘘であったという事が判明する事となりました。

ウルフ村田氏は、一昨年から各方面から借金をし、それを踏み倒しているとの事。また返済を求めた債権者の一人に暴言を吐いたことから、名誉毀損で訴えられています。その裁判の経過で、「2億円トレーダー」という触れ込みは、「マスコミが勝手に付けた」と自ら述べています。

そして、今年の9月1日に求刑とおりに懲役6ヶ月、執行猶予3年という有罪判決が下されました。執行猶予がついてはいますが、この様な事があからさまとなっては、ウルフ村田氏はもう今までの商売は出来ないでしょうし、テンバガーの黄金ルールも販売は出来ないと思われます。

それでは念のため、テンバガーの黄金ルールの運営会社である「株式会社JIS」の運営状態を検証するため、下記の項目に当て嵌めてみます。

    1. 登録番号の表記がある ×40
    2. 代表者名の表記がある ○20
    3. 分析者名の表記がある ×5
    4. 事業範囲の表記がある ×5
    5. 住所表期がある ○10
    6. 連絡先表記がある ○10
    7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で50点となりました。

テンバガーの黄金ルールのサイトには、株式会社ジャパンインベストスクール(JIS)に関する金商登録に関する表記がありませんが、そもそもテンバガーの黄金ルール投資顧問サイトではありませんので、そこは問題ではありません。事業範囲に関しては、取り扱い商品の表記がそれに当て嵌まります。

テンバガーの黄金ルールの総評

テンバガーの黄金ルールは、フロントとなるウルフ村田氏のブランドが裁判によって剥がれ落ちてしまっているので、もはや評価をする必要もないでしょう。銘柄選定力や動意の見つけ方も、結局はセミナーや商材を見なければ精度の測りようがありませんが、今やそれは半永久的に叶わないものとなりそうです。

もともと当サイトの本来の趣旨である投資顧問検証の対象にもなりません。ただウルフ村田氏のセミナーに関しては、セミナーを開催していた当時から評判は芳しくありませんでした。

感想としては、具体的なノウハウを結局聞く事が出来ず、仕舞いには心構えの様な事を言われるとの事です。今回のテンバガーの黄金ルールには、PDFでのレポートという媒体もある様ですが、そこにも心構えが文面で書かれているのでしょうか。

テンバガーの黄金ルールのサイトが未だ運営されている事は気になりますが、そもそもウルフ村田氏は、テンバガーの黄金ルールのサイト運営会社である森海里氏が代表を務める株式会社ジャパンインベストスクール(JIS)が開催するセミナーの講師の一人でしかありません。

したがって株式会社ジャパンインベストスクールは、次の講師をもって別のセミナーを増やせば良いだけの事でしょう。ウルフ村田氏のブログを覗いてみると、裁判の判決後も更新がしっかりされていて相場に関する言論が綴られています。

ただその言論というのも、「取引に集中出来る環境を作って・・・」とか「テクニカル指標をしっかり見て・・・」といった、まさに評判とおりの心構えの様な事ばかりで、具体的な手法や見解と思われる記述は見当たりませんでした。全体を通してみてもウルフ村田の広告塔を失ったテンバガーの黄金ルールは衰退の一歩を辿っていくと思われます。

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