リアルタイムの評判・悪徳・詐欺を推奨銘柄から徹底検証

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カーメイト(7297)の検証

前回検証したリアルタイムの進捗です。

 

リアルタイムに登録してもメルマガの配信なども無く、リアクションは皆無です。

 

口コミサイトの書き込みを見ると、それなりにやり取りを行っている内容も散見されます。

 

あるサイトでは、度が過ぎる程、肯定的な書き込みばかりが並べられており、自作自演も思われますが、そこにはリアルタイムから推奨されたという銘柄名が明記されていますので、今回はその一つであるカーメイト(7297)を検証していきたいと思います。

 

銘柄名 カーメイト(7297)
投稿日 2017年10月30日
カーメイト(7297)の業績を確認する

カーメイトは、自動車用品製造・卸売りの大手企業です。

チャイルドシート、レジャー関連に強みを持っており、介護事業も展開しています。

【7297】カーメイトの業績推移

カーメイト(7297)の業績推移

2016年度は、引き続きトータルコストの削減を推進する一方、新製品の市場導入強化、安全・安心なモノづくり、新興国市場への積極的な展開による海外売上の拡大などに努めてきました。

株式会社 カーメイト HP画像

株式会社 カーメイト HP画像

また、介護関連事業については、入居率の向上とサービスの向上に取り組み、この結果、当連結会計年度における売上高は、介護関連事業は売上においては増収となたものの、車関連 事業、アウトドア・レジャー・スポーツ関連事業の売上が減収となり、18,724 百万円(前期比 3.0%減)となりました。

損益面については、介護関連事業の損益悪化がありましたが、車関連事業の原価率の改善、販売費及び一 般管理費の減少があり、営業利益は 457百万円(前期比 10.9%増)となりました。

経常利益は為替差損が減少したことなどにより369 百万円(前期比 35.8%増)となりました。

親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年 度に特別損失に計上した災害による損失が無くなった一方、法人税等の負担は増加したことなどにより85百万円(前期は 152 百万円の損失)となりました。

【7297】カーメイト決算

カーメイト(7297)決算

まず2017年度のカー用品市場は、国内の若い世代の車離れ、自動車保有台数の伸び悩みなどから国内の市場規模は停滞傾向にあります。

一方、スポーツ用品市場は東京五輪開催に向けて、市場規模の拡大が見込まれています。

介護サービス関連市場も高齢化社会を迎え、市場規模は拡大しています。

このような情勢下においてカーメイトグループは、新製品の市場導入強化、安全・安心なモノづくり、新興国市場への 積極的な展開による輸出の増加、新規チャネル・新規顧客の開拓、新ビジネスモデルへの取り組みが課題と認識。

介護関連事業については、入居率の向上とサービスの向上に取り組むとしています。

以上を踏まえ、連結業績見通しは、売上高20,182 百万円(前期比 7.8%増)、営業利益753 百万円(前期比 64.7%増)、経常利益 623 百万円(前期比 68.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益355百万円(前期比 316.2%増)となるとしています。

カーメイト(7297) チャート

カーメイト(7297) チャート

口コミサイトの書き込みを行った投稿者は、リアルタイムが、カーメイトを推奨した事を讃えています。

 

書き込みが投稿されたのが7月31日という事から検証すると、恐らく対象期間は10月19日から10月30日の間のどこかでしょう。連日、S高張り付きを起こしている、非常に判りやすい上昇劇が展開されていました。

 

また、その後の推移をフィボナッチゾーンに当てはまる判りやすい推移となっています。カーメイトは、その規則性と値動きのメリハリから、話題の銘柄として挙げられやすい特性があります。

 

この様な銘柄は、上昇地合いが近いと予測されると、多くの投資顧問やアナリストに注目される傾向があります。実は、今回参考にさせて頂いた口コミサイトに挙げられている他の銘柄も、同じ様な傾向が見られます。

参考にした口コミサイト

参考にした口コミサイト

挙げられている旭化学工業やサムライJPもカーメイトと同じ傾向があり、一時期の市場の話題となっています。

 

どうも、この口コミの掲示板のリアルタイムに対する褒めちぎり具合と、話題となった銘柄ばかりを不自然な程並べているところを見ると、やはり先述のとおり、リアルタイムの自作自演サイトだと考えられます。

 

シライ電子工業(6658)の検証

今回、検証する投資顧問は、「リアルタイム」という投資顧問です。

リアルタイムの評判はどうなのでしょうか?詐欺被害は起きているのでしょうか?リアルタイムのサイトには銘柄推奨の実績が公開されていますので、検証してみたいと思います。

検証対象は、シライ電子工業(6658)です。

銘柄名 シライ電子工業(6658)
推奨日/安値 2017年9月27日/309円
利確日/高値 2017年10月2日/650円
騰落率 102万3000円

まずリアルタイムのサイト上に表記されている騰落率が102万3000円とはどういう事でしょうか。騰落率の意味が解っていないとしか思えない表記です。

 

明確な売り推奨日、推奨値は公開されていません。と言うより、利益日とは売却した日の事を言っているのか、また高値とは売り推奨価格ではないのか、非常に理解に苦しむ表記となっています。

 

因みに買い推奨に関しても推奨価格ではなく、推奨日の安値を掲載しています。一体何の意味があるのでしょうか。

シライ電子工業(6658)の業績を確認する

シライ電子工業は、プリント配線板専業の中堅メーカーで、リジッド配線板の両面、低多層プリント配線板が主体となっています。

シライ電子工業株式会社 HP画像 

シライ電子工業株式会社 HP画像

プリント配線板専業は、設計・シミュレーション・試作・評価から量産を担っており、日本国内以外にも、中国、香港、タイでも子会社を展開しています。またプリント配線板 ( 基板 ) の最終外観検査に対して、自動化された機器も開発しており、国内外から高い評価を受けており、同機器に関しては展示会等も開催しています。

 

2016年度は、シライ電子工業の主幹であるプリント配線板業界においては、自動車の電装化や利便性向上による電装化を背景にカーエレクトロニ クスの市場は国内外で拡大していたものの、企業の海外生産シフトの影響により、国内市場は依然として厳しい状況となっていました。

シライ電子工業(6658)業績推移

シライ電子工業(6658)業績推移

この様な業界の背景から、プリント配線板事業においては、販売活動では国内外において カーエレクトロニクス関連やスマートメーターを中心とした電子応用関連の受注が好調であったものの、その 他の分野の受注は低調に推移し、また海外の売上高は為替相場の影響を受けた事により、売上高は前年比で4.5%の減収。

 

営業損益については、国内外グループを挙げての製造力強化活動により、製造原価は低減されたものの、 販売費及び一般管理費が増加により23.0%の減益、これにより持分法による投資利益は増加した経常損益も減益、最終損益については、前年同期に海外子会社の税務調査により過年度法人税等を計上していた事から、計上のない当期は230.7%の増益となっています。

 

シライ電子工業は、2017年度におけるプリント配線板業界における見通しについて、海外生産比率が年々高まることによる国内外競合メーカ ーとの競争や、取引先から求められる高い品質への対応等の継続予想を懸念するも、自動車の安全性・利便性向上に伴う電装化、次世代電力ネットワークであるスマートグリッドやIoT等に関する新たな技術や製品の開発等、次世代産業の発展に より今後も市場の成長が見込んでおり、業績については、増収、各損益に関しても増益という予想を立てています。

 

ただ同社は、先述の業界情勢への対策の一環として、滋賀県野洲市に新工場を建設し、国内生産体制の効率化や新技術の開発でより一層の競争力強化を図っていますが、2016年度決算時点では、その影響額を見込むことは困難であるため、同案件による影響は見込んでいないとしています。

シライ電子工業(6658)チャート

シライ電子工業(6658)チャート

まず、リアルタイムが買い推奨を行ったという9月27日ですが、何故この水準で買い推奨となるのか理解が出来ません。

この日は大引けに、前営業日の高値(始値)を若干上抜けていますが、一作日以前に連なる高値水準はまるで超えておらず、取引が増えたわけでもありません。

 

9月28日からの急騰は、シライ電子工業の主要販売先であるデンソーの製品が、トヨタグループが電気自動車開発に新会社を設立するという注力の振りを見せている事で、需要拡大の思惑が広がり、それが二次的にシライ電子工業の好感によるものだとされています。

 

リアルタイムが、この情報を前以て保有していたために前日に推奨したという事か、また27日の引け後にこの情報を知り、買い推奨を発信したのが27日で、実際の取引開始は28日という事なのでしょうか。

ただ後者は、推奨日としている27日の安値まで掲載しているので、考え難いところがあります。

 

 

売りのタイミングが理解できない
続いて売り場なのか判らない、リアルタイムが利確の高値としている8月12日ですが、売ったとしたら、何故この日を選んだのかこれまた理解出来ません。

 

考えられるとすれば、6月21日に同水準の高値を付けたので、そこの上抜けで生じる短い利益を素早く獲ろうとしたという位でしょうか。

ただその水準を抜けたからこそ、そこからの上昇が見込めるのであり、さらにこの時点では上値の目安は無く青天井です。

 

現に12日は高値引けであり、一段目の上昇は600円上まで、その後N波動値である786円を上抜け900円に届いています。

何より、10月2日の時点ではリアルタイムが掲載している650円には届いていません。10月6日の高値が650円ですが、これは掲載ミスなのでしょうか。

 

リアルタイムの3大ポイント

リアルタイムのサイトには、選ばれる3つの理由があると綴られています。

 

1つめは「プロが厳選するからこそ狙える急騰銘柄の実績」とありますが、商売で投資助言を行っているのだから、銘柄をプロが選ぶのは当たり前です。

素人が選んだ銘柄を推奨されたら一溜りもありません。ただし、リアルタイムのサイト上には、そのプロに関する記述は一切ありません。

 

2つ目は、「1万人以上の富裕層を生み続けてきた国内有数の投資ノウハウ」です。

以前にもどこかで聞いた様なフレーズですが、リアルタイムは「60年代から半世紀近くに渡って投資家を育って、1万人を超える富裕層・資産家を送り出してきました」と綴られています。

 

「60年代から半年」という事は西暦を指しているのでしょうが、「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」が施工されたのは1986年です。

リアルタイムはそれ以前から存在していたという事でしょうか。サイト上には「投資塾」と書かれていますが、その頃はリアルタイムではないものだったという事かもしれません。

 

「投資家を育てる」方法は、投資顧問業務ではないようですが、それを発足させた創業者については何の記述もありません

 

9割以上解決という誇大広告

3つ目は、「個別の資産状況や問題点をクリアにするため特別なサポートを提供しています。」とあります。

これはどこの業者にもある、いわばアフターサポートの事でしょうが、「目標達成率・問題解決率とも9割以上」というのは何を基準にしているのでしょうか。

 

実務的な部分は別として、決まった答えのない投資分野において利用者の疑問などを9割も解決するのは実質不可能と考えられますが、もしこれが事実なら是非相談を投げかけてみたいものです。

 

この中でも、2つ目の項目の例として掲載されているチャートを見ると、300万円を1年で5000万円にしています。年利1566%という計算になりますが、このチャート上の6ヶ月目から9ヶ月目の伸び率は特におかしいです。

 

リアルタイムの基本概要

恐らく複利投資なのでしょうが、6ヶ月目から9ヶ月目だけ上昇率の高い銘柄を掴み続けたのか、資金を増して無茶な投資を行ったという位しか考え付きません。

もし本当にこのようなトレードを行っていたとしたら、リアルタイムの目論見が外れた時の被害は尋常ではありません。

 

期限を1年に間に合わせるためにも、その期間だけグラフを伸ばしたようにしか見えません。

 

リアルタイムのサイトは、どうも誇張感が拭えませんが、その中に「情報スタッフの給与の70%が歩合制」という面白い綴りがあります。

投資顧問では、分析者をはじめとした収入の一部や全部が歩合制という事は珍しくありませんが、給与の70%という計算値はどこから出てきたのでしょうか。

 

利用者の取引利益は、元本額、取引銘柄、取引の仕方によって都度大きく変わります。

それがどうして70%と固定出来るのでしょうか。リアルタイムがスタッフに対してどれだけのブドマリを設定しているのか判りませんが、リアルタイムの固定給は、成功報酬によって変動するのでしょうか。

それは完全歩合と何が違うのか説明して頂きたいものです。

 

さらにリアルタイムは、セミナーを開催している様ですが、その概要、開催日時、講師、会場詳細、過去の開催実績などは全く記載がありません。

 

運営会社の運営状態を検証

それではリアルタイムの運営会社である「株式会社ピジョン」の運営状態を検証するため、下記の項目に当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ×40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ×5
  5. 住所表記がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で50点となりました。リアルタイムのサイトには、株式会社ピジョンに関する金商登録に関する表記がありません。

したがって株式会社ピジョンは無登録業者という事となり、投資助言業を行う資格を有していないという事であるため、このリアルタイムのサイト上にある様な投資助言業を行う事自体が違法行為となり、悪徳です。

 

株式会社ピジョンと代表者である「城山義雄」という名前を検索すると、関連する口コミもサイトしか出てきませんが、その数が非常に少ないです。

まだ新しいサイトだからかもしれませんが、その中の口コミサイトの書き込みの内容は、何故か好評ばかりです。

 

よくよく読めばかなり誇大されている感があるので、これはリアルタイム側で書いているか、雇われたライターが書いたものでしょう

リアルタイムは無登録業者ですので、これを褒めるような書き込みが散見しているなど、最早口コミサイトというものの信憑性が崩壊している証拠でしょう。

 

リアルタイムの総評

リアルタイムは、無登録業者という時点で評価をする価値はありません。

サイトに掲載されていた先程のシライ電子工業の実績に関しても、高値の記載が誤っている事も加え、何の信憑性もありません。リアルタイムのサイトは、1万人の富裕層を育てただの、5000万円を積み上げているだの、誇大表現のオンパレードです。

 

何故ならモグリであるため規制というものが存在せず、誇大広告もやりたい放題だからです。

したがって、無登録業者ほど、惹かれてしまうサイト閲覧者もいるようですが、無登録業者とは、サービス利用料金を収受する事が目的であっても、対価である投資情報の提供など、まずまともに行わないでしょう。

 

「初心者や情報弱者をターゲットにして利用料をせしめようとしているだけ・・・」と考えて間違いありません。

しかし投資顧問業の規定等について判らない人は、リアルタイムのサイトを見ても何の違和感を感じ取る事が出来ないかもでしょう。

 

それでも何らかの被害を受けたとしても財務局が保証などをしてくれる事は決してありませんので、初心者だろうが自己責任となり資金の回収を望むのであれば、自ら提訴し裁判で闘うしか方法が無いのが現実です。

法廷

法廷

それを回避するためには、投資顧問利用を実行する前に自ら勉強や調査をし、まともな運営を行っている投資顧問を選定していくしかないのです。

サイト名 リアルタイム
URL http://www.rtime.jp/n6wq1ijb/index.php?z2pe=kh
運営会社 株式会社ピジョン
所在地 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2丁目
運営責任者 城山 義雄
メール info@rtime.jp
電話番号 03-6264-4361

この記事へのコメント(2)

  1. 匿名

    推奨するタイミングが遅すぎる。
    高値で推奨し、購入後すぐに下落した。
    他の会員も推奨されたときに既に高値だろって思った人は多いはず。

    返信
  2. 中川

    リアルタイムの記事拝見しました。私は49000円を支払ってしまいさらに270000円を払えば特別コースで半年後に千二百万円になるというところで、おかしいと気付きネットで検索してやっとたどりつきました。
    27万円は助かりましたが49000円はあきらめます、ありがとうございました。

    返信

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