ハリケーン需要をどう読むか!自然災害と経済の関係

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情報の過多の時代に為替相場を読む難しさ

インターネットを接続すると、自分の欲しい情報が簡単に手に入る時代はまさに天国だ。見知らぬ近隣の住民より、遠く離れたアメリカの友人と簡単にオンラインで会話できる日々。しかし、情報をどのように採用するかは個人の判断、裁量だ。特に投資においては、非常に難しい側面があるかと思うのである。

特にこの情報過多の時代は、為替相場の予測ひとつとっても、かたや「円高傾向」とい言い、かたや「円安傾向」と言っている。皆さんは何を基準に判断をしているのだろうか。

自然には勝てないAI予測

特にこの数年のAI知能の進化は、驚異・驚嘆・驚倒する勢いがある。何年もの修行を重ねたプロの将棋棋士が、ロボットに負けてしまう場面をみて、虚しさを覚えた人も多いだろう。ある番組では、AI医師が非常に稀な白血病患者の薬の処方を的確にしている場面をみた。

医師の誤診による医療ミスも防げる時代なのかもしれない。しかし、何でもかんでも予測できるのであろうか? そうなると、あの未曾有の東北大震災はどうなのか。もし、予測ができていたならば、あんなに多くの貴い命が失われることはなかったのである。

しかし、今年8月下旬には大きな衝撃が走った。政府はついに「南海トラフ(東海)地震の予知は無理」という結論づけをした。今までどれくらいの税金がつぎ込まれたのであろう。それを惜しむのか、それとも今後無駄な税金が使わなくて済んだと喜ぶべきか。筆者の感想としては「しかり」というのが本音だ。

ハリケーン需要をどのように読むのか

最近、多くの人が感じているのが「天気予報は当たらない」ということではないだろうか。
予報が当たらない日の方が多いと言っても過言ではないと思う。これだけ情報社会において、なぜ天気予想が当らないのか。それはやはり自然には勝てないのだ。

最近の為替動向の背景にアメリカの″ハリケーン″被害があるのはご存知だろうか。9月上旬に米南部テキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」の被害総額は最大1800億円(20兆円)に及ぶといわれ、100万人もの人が家を追われた。一時期この被害状況により、米景気は一時下振れされたが、復興特需が稼働する10月‐12月期は、経済成長率も押し上げられるのではないかと言われている。

たしかに、想像に値する。街を復興させるために、道路や公共施設、生活必需品を購入する店舗などが建設されるだろう。また被害を受けた人たちの家・車・家具・衣服などどうするのか。新しい需要が拡大するのは手に取るようにわかる。

アメリカにおいて、家を建てるのに、どれ位の機関を要するかは定かではないが、少なくても来年の1月‐3月期において、底上げ材料になるのではないか。しかしその一方で一時的なものであるが、景気動向が読めないとしているのも事実だ。

10月における為替の値動きが少なかった背景の要因は、そのあたりも大きい。例えば、9月における米国の非農業部門雇用者数の変化は前月比は▲3.3万人と大きく下回った。これはハリケーン被害により出勤できない人が増加したためである。また平均賃金の推移は大きく上回ったものの、こちらも低賃金労働者がハリケーン被害により出勤できなくなったためという見方が多く、静観材料となったのだ。

自然災害と同じく図れない金正恩の心

また10月においては、北朝鮮問題も為替に大きな影響を与えた。10月上旬に発表されたロシア通信によると、北朝鮮を訪問していたロシア下院議員が朝鮮軍関係者からの話として次の様な内容を発表した。どうやらアメリカ本土に届く射程距離でのミサイル発射を行う計画をしているというのである。

トランプ大統領のその後の発言も注目されているが、果たして金正恩の心中はいかなるものか。「女心と秋の空」ということわざもあるが、天候と人の気持ちは図りきれないものがあるのだ。しかし、これらは景気動向を大きく左右する。ここはひとつ、日々の動きに注力し、判断せざるを得ないのである

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