日経平均株価は今後はどうなる?

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東京証券取引所

一服!日経平均株価の上昇一本調子

日経平均株価は22,000円台半ばから後半で上値は重くなっている。市場では、企業決算期を通過して大型株をさらに買い上がる材料が乏しくなってきている。

それが先週辺りから、出遅れていた中小型株に投資対象がシフトしやすい地合いとなっている模様だ。足下では、日経平均株価が前営業日比マイナスなのに対し、日経JASDAQ平均とマザーズ総合はともにプラスとなっている。

TOPIXで見ても、コア30がマイナスなのに対し、TOPIXスモールはプラスとなっている。

11月20日の日経平均は、前日比116円82銭安の22,279円98銭となり、反落して始まった。要因としては、前週末の米国株安円高を背景に利益確定売りが先行した模様。

国内での手掛かり材料に欠ける中、短期筋の先物売買に対する警戒感も出ていた。

ドル/円の円高基調ロシアゲート疑惑がくすぶることを踏まえると、もう少し下げてもよさそうなところであったが、10:00過ぎには、日銀のETF買いへの思惑が支えになっている模様で、23,000円付近で下げ渋っていた。

一時プラス圏にも浮上しており、業種別では、倉庫・運輸、食料品などが安かった反面、半面、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器はしっかりとしていた。

まだ途中?日経平均株価の上昇トレンド

ここ最近の日経平均株価の堅調地合いは、9月8日のダブルボトム形成からの反発により始まった。以降は2ヶ月にわたり、ほぼ5日移動平均線にサポートされた状態で上昇を続けてきた。

しかし、9月8日に23,000円を上抜けるも、その水準では利益確定の売りも強く、十字足の形成で23,000円を超えきれないでいる。その後、売りは徐々に強くなり、約2か月ぶり25日移動平均線の水準まで下落を見せている。

丁度その水準は22,000円のサポートと重なり、22,000円は丁度ギャップを埋めた事にもなった。実際に日経225先物はイブニングで反発を開始しており、当面の上値として23,000円がターゲットになるかもしれない。

日経平均株価は先述のとおり、2か月間ほぼ一本調子で上昇を続けてきた。相場のセオリーで言えば、間に1回から2回小反落があっても良いはずだ。

したがって、22,000円が押し目となってさらなる23,000円を超え、さらなる上値がターゲットとなる可能性も考えられる。

実情が当時と全く違うという部分もあるが、企業業績などのファンダメンタルが非常に強く、昨今の株価は平成バブルが引き合いに出されている。

バブル期の38,957円44銭にもし今後向かっていくような事になれば、9月8日の高値も割合で考えるなら一段目の上昇と考えても良い水準かもしれない。

日経平均 株探多機能チャートより

日経平均 株探多機能チャートより

恐々!小反落は大幅反落の兆しとなる?

反面、日経平均株価は22,000円を下抜ける事になれば、売りに拍車が掛かる可能性は高い。

一本調子の上昇を続けてきたとはいえ、間には下値を支えるとも考えられる細かいポイントはいくつかある。

しかし、市場が明確に下げ止まると判断できる大きなポイントはこれといって存在せず、買持ちしている怖さから手放す方が無難ではないだろうか。

一方ファンダメンタルでも、期待の強い企業決算など、現在の日経平均株価の上昇を支えるに足るものが多かった。逆に言えば、これといった悪材料が存在していなかったとも言える。

しかし過去の相場を見てみれば、悪材料とはほぼ例外なく堅調地合いの後に出現するものだ。

平成バブルやITバブルの後の暴落の様に、それ自体の崩壊によるものは別として、2007には既に露呈していた住宅ローン債権に対する懸念が、株価を上げるだけ上げてからパリバショックという形で市場に衝撃を与えた。

2017年現在において既知のリスクと言えば、北朝鮮をはじめとした諸外国との微妙な関係によるリスクが挙げられるだろうが、もし北朝鮮が暴走に至った場合、中国やロシアもどのようなポジションを取るか定かではない。

現時点での日経平均株価は、チャート上で見れば下降トレンドのスタートとも取れるため、まずは、22,000円の水準は重要なネックラインとなってくるだろう。

何にしても、一本調子でここまで株価が上がった局面で、市場がどこまで強気をキープ出来るのかは見物である。

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