米国マーケット、年末商戦スタート!その行方は?

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感謝祭を皮切りに米国マーケットは年末商戦へ突入

2017年11月23日木曜日、アメリカでは「感謝祭(サンクスギビングデー)」という祝日となる。

「感謝祭」は、毎年11月の第三木曜日に設定される。日本にはあまりなじみのない「感謝祭」だが、アメリカ人にとってはとても大切な日。

クリスマス同様に家族で集い、美味しい物を食べて、まさに「感謝を捧げる日」となっている。アメリカ人と付き合う、アメリカのマーケットに近づくために「感謝祭」を深めよう。

「感謝祭」の起源は1621年、アメリカに移住したイギリス人たちが、初めての収穫を神に感謝し、様々な知恵を授けてくれたネイティブアメリカンを招待してご馳走をふるまったことに由来している。

食べ物に恵まれ、健康で幸せに暮らせているのは神様とご先祖様のお陰と″感謝″する日なのである。日本の「お盆」に似ている感覚だろうか。この日は七面鳥を焼いて食べるそうで、最近日本でも真似事をしているらしい。

そしてこの「感謝祭」の翌日の金曜日を「ブラックフライデー」と呼ぶ。株価が暴落するのか?と心配しそうなネーミングだが、そうではない。

ここでいう″ブラック″とは黒字のことだ。それは「感謝祭」の翌日から、アメリカ中でバーゲンセールが一斉に始まるのである。当日はデパートやショッピングモールは早朝からオープン。

iPhoneの発売前日のように、寝袋を持参して長蛇の列ができる。それだけの人が訪れ、お店の在庫は一掃して黒字になるから「ブラックマンデー」というらしい。

ここから、クリスマスSALEが終わるまでが、アメリカでは大きな消費が見込まれる時期なのである。

アメリカの消費動向

アメリカ ショッピング

アメリカ ショッピング

2016年のアメリカの年末商戦は前年比を大きく上回り、景気の良さを感じさせた。

小売売上高は4%、eコマースは12%強伸びた。その数字に対してNRF(全米小売業協会)は、2017年度の目標を、小売3.6%&MORE、eコマースでは11%-15%としてきた。

アメリカでは、株価高騰などの影響も受け、投資大国の威力で消費者マインドが大きく変化し、買い物を楽しんでいるようだ。実に良い傾向である。

筆者も、昨年末アフタークリスマスにLAの郊外へ出向いた。富裕層が住むその地域の大きなショッピングセンターには、大勢の人が群がるばかりでなく、大きな紙袋をいくつも抱えている。懐かしさを感じた。最近、日本ではそのような光景をみない。

eコマースは今後も拡大するのか?

アメリカにおいて、アマゾンをはじめとするeコマースの市場は活発だ。いまだにこの数年、15%前後の売上の推移を示している。

忙しい現代人には、時間が短縮できて、安くて、自分のペースで買い物ができる、インターネットショッピング(eコマース)は大変便利なのである。

その代表的な企業、グーグル社の株価はこの10年間で3倍強となっている。今後、このeコマース市場の成長はどのようになっていくのであろう。

日本・世界のeコマース市場の未来

アメリカでは成長著しいeコマース市場だが、小売り全体でみると、まだ10%ほどの割合だという。それを考えると、まだまだ成長・拡大の強気な路線でいいのではないか。

一方で日本の市場はどうなっているのだろうか? 対小売業との比率は、アメリカよりポイントは下がるものの、右肩上がりで成長を続けている。

近年、運送業者の人手不足が大きな課題となっているが、成長の妨げになることはないだろう。今後も世界規模とまではいかないにしても、大きな成長が見込まれるであろう。

そして、注目すべきは新興国のeコマースの拡大だ。インド・メキシコ・ブラジルなどは10%強-40%弱見込まれている。大きくeコマース市場の成長率が見込まれる地域なのである。

これからの投資の参考にして欲しい。人間はみな便利なものが好きだ。eコマース市場の未来は明るいのである。

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