食糧輸入の増加と、衰退の一途を辿っている日本の農業

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田園

日本の農業と輸入の歴史

日本は他の国と同様、農業や畜産などが伝統的な文化の中心にあった。特にお米は日本人の主食として今から1000年以上も前から食べられてきている。

そんなお米や他の作物の収穫を祝ったり、地元の土地に宿る神様を敬うため、季節ごとに祭りなどの儀式が行われているのである。

しかし、国内産業を保護し推進させてきた政府は、過去70年程度日本の農業を守るような政策はあまり実施されてきていない。

特に、近年では地方の農業就業者の減少海外から安い農作物が届けられるせいで、日本の農業は衰退の一途を辿っているのである。

ただ、日本の農業における権力は弱まりを見せているものの、アジアやそれ以外の海外地域との国際関係が再構築されることが約束されているのだ。

第二次世界大戦後は何年もの間、日本政府は海外から輸入された食品に対して非常に高い関税を設定しており、また輸入が難しくなるよう規格を決めて輸入させないようにした。

十年もの間、形や色に関する厳しい基準で運用していたのである。政府はその後輸入を阻止しようとする動きを緩めていったものの、その後も海外の食品に対して政治的な反対が深く定着していた。

例えば2000年代初期にJR東日本でカリフォルニアから輸入された米を使った駅弁を販売したところ、農林水産省はこの動きに対して非難したのである。

第二次世界大戦直後は政府が農地を農家に再分配し、日本の農家は大きな利益をもたらしていくようになった。そして、これを実行してくれた自民党に対し支援しようとする動きが活発化していったのだ。

国内流通だけでは稼げなくなった日本の農家

しかし、今は第二次世界大戦直後とは大きく状況が異なってきている。農家はどんどん高齢化が進み、若い世代の農業人口はとても少ない。

また、食の欧米化が進み多様な食形態がみられる日本では、昔から食べられてきているお米を食べる人も減ってきており、パンやグラノーラなどの主食だけを食べている人も少なくないのだ。

こうした中で、現在国内の流通だけでは稼げないとして、日本の農家は海外に目を向け始めているのである。

例えば香港東南アジアにある高級スーパーでは箱に1粒だけ入った巨大ないちごや、珍しい四角い形のメロンなど、日本でも珍しいような日本産の食材が並んでいる

いちご

いちご

日本の農業が外へ目を向ける中、政府は国内の食料需要を満たすため、ますます輸入に頼らざるを得なくなってきている。

こうして、日本の自給率は先進国の中でトップクラスに低い数字を示すようになったのだ。

海外とのつながりと今後

輸入依存の原因は日本の政治に問題があると考えられる。日本の農家は保護せず、逆に将来的な食料輸入も確保するため、アジアはもちろん世界全体と自由貿易協定を進めているのだ。

この動きによってアメリカのトランプ大統領がTPP撤退を発表してからもオバマ氏と結ばれた太平洋パートナーシップの関係が続いたのは日本の外交のおかげと言っても過言ではない。

また、日本はEUとの貿易協定の原則的な合意も得たのである。

しかし、その後イギリスからEU離脱が発表されたが、日本政府はイギリスのメイ首相と貿易交渉を非公式協議にて行い、将来二国間貿易協定を行うことを既に視野に入れている

正式な離脱はまだだが、関税がどうなるのかといった具体的な部分はほとんど決定していない

日本は自国の農業を守るよりも、海外からの輸入を守り増やしていくことで、将来の食糧不安を解消しようとしている。

果たしてこの政策は本当に正しいのだろうか?

日本の伝統的な農業は今後どうなっていってしまうのか、政府による農業保護は実施されていくのか、そして食糧輸入への積極的な働きかけはどのような影響をもたらすのか、自国の農業政策にもぜひ注目していきたいところである。

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