トラフィックトレード投資顧問で被害あり?評判を検証します。

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ハイパー(3054)についての検証

前回検証したトラフィックトレード投資顧問の進捗です。

トラフィックトレード投資顧問から送られてくるメルマガには推奨銘柄実績が公開されていません。

最新に近い情報を求めていくと、どうしてもトラフィックトレード投資顧問が過去に推奨した銘柄の実況のみになってしまいます。

やむを得ないので、今回はメルマガに載せられている推奨銘柄実況からハイパー(3054)を検証していきたいと思います。

銘柄名 ハイパー(3054)
買い推奨 2018年2月15日/1606円
報告時 2018年2月28日/1976円

ハイパーは、法人向けパソコン販売を主力としている企業です。

ハイパー(3054)の業績を確認する
株式会社ハイパー HP画像

株式会社ハイパー HP画像

大手・中堅企業に小口販売を行っています。

さらに、アスクル(事務用品)代理店等も兼営しています。

【3054】ハイパー 業績推移

ハイパー(3054) 業績推移

平成29年12月期のコンピュータ販売業界においては、スマートフォンやタブレット端末の普及により国内のパソコン出荷台数は減少傾向にあるものの個人向け市場に限定され、法人向けパソコン市場においての出荷台数は、パソコンの買い替え需要が徐々に顕著化し、増加傾向で推移。

このような環境のもと、ハイパーグループにおいては、業容拡大、将来の事業基盤強化のためM&Aを実施していました。

また、強みである戦略的な商品調達を積極的に展開し、価格優位性を生かした在庫商品の販売に注力す るなど、利益の確保に務めてきたとしています。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は22,268,215千円(前連結会計年度比15.7%増)、経常利益は 341,585千円(前連結会計年度比79.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は203,135千円(前連結会計年度比 95.0%増)となりました。

【3054】ハイパー 決算

ハイパー(3054) 決算

平成30年12月期のコンピュータ販売業界においては、国内法人向けパソコン出荷台数の回復が堅 調に進み、市場は拡大傾向で推移すると見込まれています。

このような経営環境の中、ハイパーグループは市場ニーズを的確に把握し、新たな事業戦略及び新規事業の確立に取り組むとともに、更なる発展のためにストックビジネスに注力していくとしています。

また、様々な資源を有効に投資することにより、効率化を図り、収益力を向上させ、将来の利益の確保に努めてまいります。

現時点における平成30年12月期の連結業績見通しについては、売上高244億円、経常利益3億75百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億25百万円を計画されています。

トラフィックトレード投資顧問がハイパーを買い推奨したという2018年2月15日の買い判断は、2月9日からのレジスタンスとなっていた1月29日からの半値押しの水準を上抜けた事とも見られます。

しかしこれはあまりにも抜けが浅く、何より前営業日にも瞬間的な上抜けを果たしています。

大引けに向かう終値を見れば買い注文が出ていたのも判りますが、一日の出来高は前日に比べても小さく移動平均線にも頭を抑えられています。

これがトラフィックトレード投資顧問の買い判断であれば、根拠は非常に薄いものでしょう。

結果としてその後上昇するもハイパーの株価は0.764押しの水準がレジスタンスとなり、再び頭を抑えられ、最終的に3月5日に下落しています。

【3054】ハイパー チャート

ハイパー(3054) チャート

0.764の水準に着いたのは2月20日ですが、以降は日経平均株価の軟調も影響し、上抜けるどころか徐々に売り押されている様相となっています。

トラフィックトレード投資顧問が報告を行った2月28日は、まだハイパーを保有していたような表現をしていますが、そうであれば3月に入ってからの下落を喰らう事になります。

ハイパーは2月20日・21日・22日とレジスタンスを超えられず、23日に一旦売り落して買いを誘うも27日にはさらに売り圧力が強くなっています。

したがってトラフィックトレード投資顧問は遅くとも、27日に手仕舞いをしても良かったと思われます。

こういった取引を見ていると、トラフィックトレード投資顧問は願望が出ているのか、どうしても売り逃げるべき局面に弱く、場合によっては大怪我を被る可能性を感じてしまいます。

アサヒ衛陶(5341)の検証

今回検証するのは、橋口隆二氏が代表取締役を務めるトラフィックトレード投資顧問です。

トラフィックトレード投資顧問のサイト上には、過去の推奨銘柄の配信実績が掲載されていますので、今回はその中からアサヒ衛陶(5341)について考察していきます。

銘柄名 アサヒ衛陶(5341)
1回目公開日 2017年11月16日/161円
2回目公開日 2017年11月21日/230円

トラフィックトレード投資顧問の推奨銘柄

アサヒ衛陶(5341)の業績を確認する

アサヒ衛陶は、衛生陶器、水栓金具の中堅企業です。アジアに全量委託生産しています。また、リフォーム市場強化、介護関連等新製品開発なども手掛けています。

アサヒ衛陶株式会社 HP画像

アサヒ衛陶株式会社 HP画像

平成28年11月期において、「海外市場における新規販路の開拓」については、これまでの地道な営業活動の成果により売上高が増加し、平成28年9月に中国の山東省濰坊市での展示会に出展し、中国での養老事業に参入を果たすなど海外市場の販路拡大に取組んできました。

【5341】アサヒ衛陶 業績推移

アサヒ衛陶(5341) 業績推移

一方で、中国政府の関税政策の転換によってインバウンド客の消費動向が大きく変化した事により、期待されたほどの成果を得ることが出来なかったとしています。

また、既存事業の伸び悩みにより当連結会計年度の売上高については、前連結会計年度を下回り。

また、前年同期に比して適用される為替予約レートが円安で推移したことにより調達コストが上昇した事、及び本社移転・拠点集約に伴う特別損失の発生等により、利益についても前年同期を下回ることとなりました。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は2,803百万円(前期比△1.0%)、営業損失は238百万円(前期は116百万円の 営業損失)、経常損失は250百万円(前期は114百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は294百万円 (前期は136百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となっています。

【5341】アサヒ衛陶 決算

アサヒ衛陶(5341)  決算

平成30年9月期の販売面では、商品カテゴリー・販売チャンネル・エリア別に徹底した目標管理と実績分析による既存商品の販売強化、高収益商品の販売拡大、当社のベトナム工場で生産した人工大理石製品の販売拡大、当期より販売を開始したキッチン事業の本格参入による新たな収益源の確保、他社と協力して開発した企画型新商品の育成を目指してまいります。

また、福祉事業については、海外にも販路を拡大して事業の拡大を図るとしています。

開発・生産面では、当期の8月に開発・生産部門を移転・集約した香川事業所の運営体制の強化、重要商品の確実な開発とグローバル調達網の再構築、ベトナム人工大理石の生産体制の強化、全社品質管理体制の強化による調達コスト削減及び 品質向上を図っていく方針。

業績見通しにつきましては、売上3,200百万円、営業利益60百万円、経常利益50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益35百万円が予想されています。

トラフィックトレード投資顧問は、アサヒ衛陶の推奨を二段階にわたって行っているとの事です。

公開した2017年11月16日を検証すると、安値から26日の変化日に当たる事で、波のサイクルの下限となり反発する事を目論んだのでしょう。

結果としては、細かいダブルボトムを形成していますが、これは16日の反発時に、下値をサポートする指標となるものが何もありませんでした。

【5341】アサヒ衛陶 チャート

【5341】アサヒ衛陶 チャート

したがって、徐々に上昇している25日移動平均線に再度向かった様相となっています。

普通であれば、目標価の300円に到達している11月29日に利益確定しても良いところだと思われますが、トラフィックトレード投資顧問の実績を見ると、348円を推奨後高値としているので、売り推奨は行っていないような表記となっています。

もし売り仕切りっているのに、さも建玉を保有させたような表記をしていたとしたら、良い印象を持てません。

また、二つ目の買い推奨を行っている12月21日は、5日線に下支えされながら徐々に上値を伸ばし、直近の波の上限となっていた12月12日の高値を超えた12月20日の水準をさらに超えてきた事により、延伸を目論んだのでしょう。

しかし、その上抜けは非常に浅く、決定打とするにはあまりにも弱かったという印象を受けます。

これでもし売り負けた場合、トラフィックトレード投資顧問のロスカットは、8~10%の逆行という事なので、一時の押しで付けてしまう可能性は高いでしょう。

トラフィックトレード投資顧問の基本概要

トラフィックトレード投資顧問は、個別株の銘柄推奨等を行っている投資顧問サイトです。

サイトの作りを見た時に、詐欺的被害も報告されている無登録の悪徳投資顧問グループのように見えましたが、こちらは金商登録があるれっきとした投資顧問のようですね。

そしてトラフィックトレード投資顧問は、以前検証したアルプス投資顧問後身との事でした。

アルプス投資顧問の口コミや検証サイトでの評判は芳しくありませんでしたが、今回も酷評が多い模様です。内容としては、主にパフォーマンスの弱さですね。

これもアルプス投資顧問の時と同様です。それでは実際の実力は如何なものでしょうか。

それでは、トラフィックトレード投資顧問を運営する株式会社トラフィックトレードの運営状況を検証するため、下記項目を当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ○5
  4. 事業範囲の表記がある ○5
  5. 住所表記がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で100点となりました。

また、株式会社トラフィックトレード、代表者である橋口隆二氏の名前を検索しても、トラフィックトレード投資顧問、およびアルプス投資顧問、その後身であるアルプスインベストメントに関するヒット以外はありませんでした。

トラフィックトレード投資顧問の総評

トラフィックトレード投資顧問のサイト内の画像を見ると、トップページの女性をはじめ、いくつかの画像の転用が見られます。

画像の転用はもちろん感心できる事ではありませんが、そのようなサイトであっても運営者の運営状態はしっかりしているというのが、株式会社トラフィックトレードのケースです。

実はこれは福岡に多いケースで、例えば東京などはサイトの作りがしっかりしていても、運営状態が芳しくない事も多いです。

そもそも町場の投資顧問は、福岡にはそれほど多くありませんが、その分、以前検証したアイリンクインベストメントのように、運営規模が比較的大きめである傾向が見られます。

アイリンクインベストメント

アイリンクインベストメント

トラフィックトレード投資顧問の前身であるアルプス投資顧問は、以前の検証では利用料の安さ以外には特に好感を持てませんでしたが、会社概要の表記から見ても、信用を得ようとする姿勢は見られます。

問題は、ネット上の書き込みで散見されるロスカットの多さです。

サイト名 トラフィックトレード投資顧問
URL https://www.nagareboshi.jp/
アナリスト名 田尻 悠介・古賀 政樹
利用料金 12,000円~
運営会社 株式会社 トラフィックトレード
所在地 福岡市博多区博多駅前4-4-21 グリーンビル6F
運営責任者 橋口 隆二
メール info@nagareboshi.jp
電話番号 092-436-8900
金商 福岡財務支局長(金商)第14号

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