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韓国の恐中症。通貨スワップ延長の影響は?

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延長された韓中通貨スワップ

通貨スワップとは、お互いの中央銀行が結ぶ協定で、外貨不足や自国における通貨危機の際に一定のレートで融通を利かせることができる取り決めのことである。

中国が自国通貨の国際化を推進し始めたのは、2000年に入ってからのことだ。

しかし、2016年にIMF(国際通貨基金)のSDR(特別引き出し権)の構成通貨になってからは国際化の動きがなかった。

そのため、韓中通貨スワップにおいては、10月10日で満期となる影響で、延長されるのかどうかが問題視されていたが、延長という形が取られた。

 

中国元の国際化において、韓国は香港に次いで大きな経済規模であることは間違いない。

これが延長の理由になったと言っても良いだろう。

韓国としては、通貨スワップの延長がなされなければ、今後の経済界を大きく揺るがした可能性が高く、安堵したのではないだろうか。

中国との貿易規模が大きく、通貨スワップの規模も大きい。

実際、中国にとっても、元の国際化に韓国が良い役割を果たしているのは事実であり、お互いの輸出入は伸びる傾向にあるとの見方も強まっている。

中国と韓国のすれ違い

北朝鮮のミサイル問題により、韓国が米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)を配備を発表したが、中国は猛反発した。

さらに中国は報復措置として、韓流スターの締め出しや観光客など団体客のビザ発行に制限をつけた。

 

韓国にとってこれは大きな痛手となり、中国人観光客も激減している。

中国人観光客は、大量購入してくれるということもあり、観光業界の売上げにも大きく影響した。

 

こうした背景からも、今回の通貨スワップ問題は世界的にも注目された。実際、THAAD配備の葛藤でも、中国に対する恐中症の現れが見られた。

韓国からしてみれば、行動を間違えてしまうことによって、中国による思わぬ制裁を受ける可能性があり、その被害や影響は甚大となるということを視野に入れているのだ。

 

しかし、中国もまた、韓国に経済的に助けられている部分は大きい。だからこそ、中国と韓国は今後の相互関係を強く意識していくだろう。

韓国は、過去にニンニク紛争と称された事態に陥ったことがある。

韓国が中国産のニンニクの関税を高める措置を取ったことにより、中国が韓国製の携帯機器の輸入をストップしたという事件のことであるが、これは韓国にとっては非常に苦い経験となっている。

アメリカとの関係

韓中関係が現在好転している要因として、アメリカに対する関係の合意によるものがあったからだとしている。

韓国も中国も、THAADを追加配備しないことや、アメリカのミサイル防衛体系に参与しないこと、韓日米の対北朝鮮協力体勢を軍事同盟に発展させないことなどの3不原則について合意している。

アメリカに隙を見せないために、関係を改善させざるを得なかったのではないかとの見方も強まっている。韓国も中国も、お互いに交流協力や早期な正常軌道を回帰することにも合意している。

china

北朝鮮問題が強まり、アメリカの姿勢が注目される中、韓中の関係改善は何を意味するのだろうか。どのような状況にせよ、韓国は中国に対して意見しにくい状態にあることには変わりはないだろう。

通貨スワップ問題においても、延長されるかどうかと問題視される中、両国の関係とアメリカとの絡みが影響していたことも事実である。

 

中国の外交関係者は、最終解決のためのTHAADの撤収を明らかにしている。しかし、韓国ではこの問題に関しては既に終了したものとされていた。

12月には韓中自由貿易協定であるFTAの2段階の交渉があったが、THAADの報復措置についての注目が高く、霞んでしまった。THAAD配備における問題はこれからも続きそうだ。

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