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ジンバブエとベネズエラの共通点、ベネズエラ独裁政権の今後は?

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ジンバブエでは37年の独裁政権が終わりを迎える

2017年11月、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領が辞任を発表し、政権の座を譲った。ムガベ氏に対する弾劾手続きはすぐに停止され、国民は喜びにを露わにしていた。

 

新大統領としては、元々第1副大統領を務めていたが、ムガベ氏により解任された、エマーソン・ムナンガグワ氏が就任している。

 

ムナンガグワ氏は辞任が発表された同月に解任を発表されたのだが、実はムガベ氏が夫人であるグレース氏を後継者として選択するために解任したとみた国軍が反発し、ムガベ氏を一時自宅軟禁下においたのである。

 

そのため、辞任発表によって国民だけではなく、その場にいた議員達も喜びの声を上げたのだ。

 

類似点の多いベネズエラ

 

この流れと相似する可能性があるのが、ベネズエラである。両国の類似点はとても多い。例えば、元大統領のムガベ氏は37年にも及ぶ独裁的政治を行なってきている。

 

ベネズエラではニコラス・マドゥーロ大統領による独裁政治は今もなお続いているのだ。

 

さらに、どちらの政権も民主主義とは謳っていたが、結局、軍の支えによる権威主義の部分が見られる。また、ファーストレディーはどちらの国も非常に野心的で共通点も多い。

 

これらの共通点の多さから、今後ベネズエラもジンバブエと同じ道を進んでいくのではないかと言われている。

 

ベネズエラはジンバブエと同じ道を歩んでしまうのか?

失われる海外からの支持

上記の考えに至るのは、何も共通点が多いからというだけではない。その理由としてはまず海外からの支持を失ってしまうことが挙げられる。

 

公式的には否定されているが、ムガベ氏のスパイによると諜報報告書には中国とロシアはジンバブエのリーダー交代を求めていることがわかった。

 

china flag

ベネズエラでは膨大なエネルギー資源を持ち合わせていることによって、中国との関係を続けたい考えではあるが、現在地下にあるエネルギー資源の生産量は減ってきているのだ。

 

ベネズエラに既に200億ドルを貸し付けてしまった中国は、ベネズエラ政府に対して救済する気はないということを明らかにしている。

 

こうしたことから、海外からの支持を完全に失ってしまうことは可能性として十分に考えられる。

 

内部からの交代を求める声

また、もう一つは体制内部からの交代を求める声である。ジンバブエでは、野党からはもちろん、街頭でも多くの国民がデモに参加していた。

 

しかし、それでもムガベ氏の政権は続いていったのである。ただ、交代の機運が差し込んだのは、体制内部から上がった声によるものだ。マドゥーロ氏はこうした体制内部からの声が上がらないよう敏感な行動を取っている。

 

例えば軍人が経済面の支配も関わらせることで、満足感を得るようにしたのだ。結果的に経済の知識に乏しい軍人が経済を支配したことで、ハイパーインフレが起きてしまっている。

 

ベネズエラ・マドゥーロ大統領による野党分断

2017年12月に入り、ベネズエラのマドゥーロ大統領は地方選挙をボイコットした主要野党に対して、2018年に行われる予定の大統領選には参加させない意向を示した。

 

地方選では野党の正義第一党やボルンターポプラル、民主行動党の指導者が、公平で正しい選挙ではないおということからボイコットを行なったもので、マドゥーロ大統領の独裁政権を強めるだけを目的とした選挙であると批判していた。

 

今回の発言でマドゥーロ大統領が野党に対し、脅威を弱めるために野党分断を行っている。

 

例えば人気の高い野党指導者を投獄したり、立候補を妨げたりした。さらに今回影響力の高い主要野党の選挙参加を封じたのである。

 

このような背景もあり、マドゥーロ氏の独裁政権はまだまだ続く気配が感じられる。ただ、この状態が続いてしまうといつかジンバブエのような政権の終わりを迎える可能性は高いだろう。

 

ジンバブエのようにベネズエラでも37年間政権が続くとなると、経済的に貧困に追い込まれている国民はどうなってしまうのだろうか?

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