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経済効果ばかりでないドイツのマーケット事情

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クリスマスマーケット業界の影響

日本では、クリスマスと言うと恋人と過ごす日というイメージを持たれる人が多い。

だが、本場では家族で過ごすものと認識されている。

そもそも西洋のクリスマスマーケットは、11月末からクリスマスにかけて広場で食べ物やクリスマスならではの飾りを売る屋台が多く並ぶイベントとなっている。

 

ドイツのクリスマス市場は、日本で言うお正月の新年の神社の雰囲気に良く似たもので、現地の人々の生活と共にある。

クリスマスマーケットはドイツが発祥となっているが、始まりは14世紀まで遡ると言われている。

多くの街でクリスマスマーケットが開かれ、クリスマス市場の代表格とも言えるグリューワインなども多く販売されるがこうしたクリスマスのマーケットはドイツ全土で2200を超える。

そんなドイツでは、こうした祭りやクリスマスマーケットを目的として訪れる観光客が増加している。

2000年と比較しても、2012年の訪問者数は70%増加しているのが実態だ。

発祥の地ドイツで高まりつつあるマーケット事情

ドイツの催事業界では、クリスマスマーケットの貢献度は非常に高く、2014年の現地報道では、期間中に30~50億ユーロの売り上げで年間収入の3割~5割を占めるほどになっているのだ。

年々豪華になるドイツのクリスマスマーケットは、2016年ニュルンベルクでの開催中の宿泊数にも影響し、その宿泊数は約30万泊だった。

 

また、そのうちの約3割が海外客であり、米国・イタリア・英国・オーストリア・スイス・オランダ・スペインといった国々からの訪問者が多いのが特徴であった。

こうした海外観光客の増加はドイツにとってより大きな経済効果をもたらすに違いない。

 

その一方で、ドイツにとってはクリスマスマーケット市場は経済効果だけではない意味も持っている。

この時期が近付くと、現地の人々はクリスマス市場の熱気に湧き、話題の中心となっている。

恋人同士はもちろんのこと、家族連れや友人同士など幅広い層が休日平日関係なく市場に集う。

この時期は、ドイツの街は歴史的景観が維持されながらも、小売店や飲食店、銀行、庁舎、文化施設に至っても中心部に集まり、クリスマスマーケット市場にもよい効果をもたらしていると言える。

ドイツのマーケット事情具体例

ドイツのマーケット事情としては、歴史マーケット旧市街マーケット森のクリスマスマーケットの3つが主に挙げられる。

 

歴史マーケットは中世がコンセプトとなり、屋台も木材を使用するなど中世を想像させる雰囲気だ。

立ち飲み可能な簡易テーブルも設けられ、マジックショーをはじめとしたストリートパフォーマンスが行われる。

旧市街のマーケットでは、地元の飲食店や事業者らが発意となり、飲食や物販の屋台が集う。

ボランティアや地域主義、持続可能性がテーマとなっており、姉妹都市や地元のスポーツクラブなどのスタンドも目立つ。

 

森のクリスマスマーケットはこの中でも最も広い。

木で作られている彫像と、木片チップが敷き詰められた広場となっているが、子供がパンを手作りできる小部屋や、ボランティア団体のブース、小児がんの子供たちに向けた募金コーナーなど、子供を中心とした内容のものが目立っている。

木片チップならではの暖かな雰囲気が心地良く、音楽関係のNPOや子供グループの合唱が引き立つ。

 

こうしたドイツのクリスマスマーケット市場は、人々の生活の一部となっている。伝統的な面を伺わせながら、商業面も活気づき、観光客をさらに集めることができるのである。

 

クリスマスマーケット市場には世界各国で様々な形がある。

そんな中で、発祥の地であるドイツのマーケット市場の良さは日本も見習うべき所もあるだろう。

商業的な面ばかりを出すのではなく、観光ずれしない伝統的な祭りや市場がそれを物語っている。

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