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中国の原油計画とサウジアラビアとの関係

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フィルビーとサウジアラビア

キム・フィルビー大統領は、冷戦時代からソビエト連邦にイギリスとアメリカの秘密情報を与えた。最終的な目的は、モスクワのKGB大佐として生き残るためだった。

生き残りをかけて亡命するため、イギリスの上級諜報長官として絶え間ない不幸にも耐えた。彼の父親はハリー・セント・ジョン・ブリッガー・フィルビーまたはアブドゥラ・フィルビーで、イスラム教への改宗後に知られることになった。

彼は、第一次世界大戦中、同僚のTEローレンスと共にオスマン帝国とのアラビア種族における反乱を起こし、スパイとして任命された。

戦争後に、彼はイギリスの存在へのアラブ反対を抑圧することの責任を与えられたが、フィルビーはイスラム教に改宗し、新しく王位につくアラビア王への相談役である上級顧問として知られるようになった。

彼の支配の年初期には、イブン・サウドはイギリスのクライアントとして支配していたが、1936年、イギリスの忠誠を撤廃しアメリカの石油産業への上昇力に転じるよう王に説得した。

サウジアラビアにおける独占国営石油会社がアラムコと呼ばれているが、それは彼の影響が大きい。彼の説得がなければ、現在もアメリカのクライアントであり続けてはいなかっただろう。

アメリカから中国へ方向転換?

現在、アブドッラー・フィルビーがアメリカに方向転換して80年が経つが、アメリカから中国へ方向転換する兆候がある。

実際、中国は勢いを増してきているのだ。一方で、サウジアラビアはアメリカと密接な関係にあることは変わりはない。

トランプ大統領が大統領として初めて外国訪問する国はサウジアラビアのリヤドであった。さらに、軍艦や戦車、攻撃ヘリなどの高度兵器売却のための約1100億ドルもの契約を結んでいる。

しかしやはり、リヤドとワシントン間における関係はオバマ大統領下では人権関係やイランとの橋渡し問題が困難だった。

アメリカのエネルギー安全保障の高まりや、中東からのアメリカの石油輸入減少は摩擦の原因にもなっている。

アメリカが過去10年間で国内シェール油の生産を増やしたことで、現原油輸入量が2007年の1日当たり約1400万バレルから2017年は上半期だけで約800万バレルにまで減少している。

しかし、中国では石油需要が倍増し、原油輸入国としてはアメリカを上回り、1日当たり約900万バレル以上となった。中国の石油需要の高まる中、サウジアラビアの石油出荷量への依存もまた高まっている

中国とサウジアラビアの関係

北京では、サウジアラビアの将来的な安定や安全保障においてアメリカ以上に支配力が勝っている。北京とリヤドは関係強化に取り組んでおり、その証拠に600億米ドルの貿易投資案件にも調印している。

サウジアラビアにおけるアメリカから中国への転換は2018年以降も加速するだろう。

リヤドは、2018年に国営石油会社サウジアラムコを国際資本市場に浮揚させ、ネットの小売大手アリババの250億米ドルを倍増または4倍にすることを望んでいる。

このようなサウジアラビアの目標評価は、西洋の機関投資家からの買い物への高い関心が必至となるだろう。そうなると、提供の成功が決まるかどうかは、主要な投資家を獲得するための能力に左右されるに違いない。

さらに、リヤドにとっては中国が主要な後援者であり保護者としての便利な方法はたくさんあると言える。

サウジアラビアは貧しい人権問題や公開処刑への関心、シーア派少数派の抑圧、イエメンなどの地元戦争といった問題があるが、それらにおいても中国はアメリカほど騒ぐ可能性が低い。

これから、サウジアラビアと中国との関係や、アメリカに対する姿勢が注目を集めることになるだろう。

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