ビットコインのブロックチェーン技術の経済的影響

 | 0件のコメント

ブロックチェーン

ブロックチェーンの影響

ブロックチェーンとビットコインやイーサリアムの関係、ビットコインは固有名詞なのか、電子マネーと仮想通貨の違いなど、現状でもよくわかりにくいことがある。

ブロックチェーンはまだ新しい技術でもあり、AIと同様に定まった評価がなく過大評価や誤解も少なくないのが特徴だ。

ブロックチェーン技術を発明したのも、サトシ・ナカモトという特定の個人であるのか、はたまたグループの名称なのかも明らかになっていない。

ブロックチェーンは、全体構造やそれが今後の未来にどう関わっているのかも注目しておきたい。

Mistletoe社長の孫泰蔵は、イーサリアムを生みだした若き天才ヴィタリク・ブテリンと話したことをFacebookにアップしている。

ブロックチェーンの技術的な解説や、ブロックチェーンによって世界が今後どう変わるかという未来像が示されている。

現在流通している法定通貨がデジタル通貨に置き換わるというものではなく、貨幣経済とその前提にあるマネー自体が急速に衰退していくことが予見されているということが重要だ。

ここ数年の資本主義としても、市場経済と貨幣が結び付いて発生した現在社会を支える経済のオペレーティングシステムであり、経済活動のみならず政治、社会活動全ての前提になってしまったことに問題がある

経済システムとブロックチェーンの関係

そもそも貨幣は物々交換をより簡単にする手段としてでなく、信用に基づく取引を行い、それに補助する手段として生まれたものである。

物々交換という経済システムというのは、人類史上存在したことはなかったが、ブロックチェーン技術によってさらに広範囲なものが可能となることがわかっているのだ。

そもそも仮想貨幣は、銀行券も含む信用に基づく貨幣を意味しており、貨幣は金貨や銀貨などの硬貨としてでなく、信用貨幣という形で人類史に名を刻んでいる。

貨幣

貨幣

本当の意味で物々交換が成立した場合、貨幣そのものがなくなると同時に、それに関連する銀行という機能も消滅する可能性が高い。

今後、デジタル技術のインパクトの影響を受けて貨幣自体が衰退していけば、金融も衰退していくことは明らかなのである。

ブロックチェーンは、特定の主体がシステムの運用を担うことのないように、空中に約束を固定するようなものではないだろうか。

誰にでも改ざんできず、特定の人に管理されていない証拠を誰でも見ることができる仕組みと言うべきだろうか。

ブロックチェーンの対象は、貨幣だけでなく絵画やダイヤモンド、土地、建物、自動車などのように、消費されてなくなるもの以外の公共財としての性質を持つものすべてに該当する。

シェアリングエコノミーとこれからの日本経済

貨幣不足や商品価値がないと見込まれて使われていない資産や、人間の能力が時間を市場化するシェアリングエコノミーは、信用システムの一環として捉えられる。

これが発達していけば、リソースを融通し合っていくことができ、貨幣が使用されなくなり課税すべき経済活動が縮退していくことになるだろう。

長期的に見ると、税収が減ることで国家そのものの力が衰退し、公共を担う方法への変化によってシェアリングエコノミーが大きな担い手になっていくのではないだろうか。

インターネットの開発とそれを基盤とするブロックチェーン技術、シェアリングエコノミーといった考え方は、これからの資本主義経済のブレークスルーが見い出せることにつながるだろう。

貨幣の力は何故弱まっていくのだろうか。貨幣の力が弱まり、信用が本来の姿に形を変えた場合、今後の社会はどのようなあり方へと変わっていくのかは注目される。

ビットコインの中核技術でもあるブロックチェーンの仕組みや解説を紐解きながら、今後実際に起こり得る未来の社会の姿を考えていく必要が十分にあるだろう。

日本では、現在ビットコインバブルが起きていると言われているが、冷静にブロックチェーンの技術的問題やそれにおける新しい時代の経済システムを考えることは、これから重要になってくると言えるだろう。

コメントを残す

2 × five =