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経済制裁の影響と首領経済の行方

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闇市場の広がり

北朝鮮と言うと、貧しい国というイメージを持つ人も少なくないでしょう。

実際、1993年頃から北朝鮮の経済状況は非常に厳しいものとなったが、それまでは食糧や生活必需品などは配給に頼っていたのが事実だ。

現在に至っては、国民が生計を維持するために自然に生まれた闇市場が経済活動の大半を占めるようになっている。

闇市場は、中国と北朝鮮を行き来しながら食糧や生活必需品などを売るという活動である。

食糧や生活必需品の配給ができなくなってからは、そうした闇市場を完全に取り締まることができず、結果的に活発になっていったのである。

しかし、韓国産業銀行や韓国銀行などの情報では、北朝鮮経済についてある程度データ化して発表しているが、真相は不明だ。

社会主義経済を謳う北朝鮮経済の実態を知るためには、北朝鮮国民の本音を知る必要があるのではないだろうか。

 

北朝鮮は、現在核開発及び挑発行為における経済制裁を受けている。しかし、北朝鮮は様々な厳しい圧力や経済制裁においてもビクともしていない。

さらに、北朝鮮の指導者達やエリート層は、ミサイル開発発射実験が国として本当に意義のあることだとしている。

それもそのはず、彼らはアメリカ本土への到達に近づくほど、アメリカが特別視してくれると考えているのだ。

グレーゾーンで生きる国民

北朝鮮では、過去に食糧や生活必需品などの配給がストップする事態が起きたが、それは国民にとって史上最悪のことだったに違いない。

当然、生活に苦しむ国民は多くなり、闇市場へ手を出していったのだ。

国家は、国民に対して「このように生活していきましょう」という大まかな枠組みを示している一方、国民は干渉や関与を拒絶している。

実際、独裁国家であれど、国民のよほどの逸脱行動がなければ黙認している。

権利を使って圧力をかけるというイメージは現在も続いている。

しかし、国民のこれぐらいなら許されるという裁量次第で経済にも大きく影響しているのも事実だ。

このようにギリギリで動いている国民は、着実にお金を稼ぎ、生計を立てていると言えるだろう。

北朝鮮社会は、相互扶助の利く社会でもあるため、功績を認められた人ほど軍人や公務員として働き、より稼ぐことができる。

一方、稼ぐことがなかなか困難であったり、思うように立ちまわれない国民はそうした裕福層からの支援に頼っているケースもある。

経済制裁の影響を受ける人々

一定の功績が認められても、資金の不足によって生計を立てるのがやっとという軍人もいる。

朝鮮人民軍は、武器やその他の軍事物資以外の生活必需品は自ら調達する必要がある。

北朝鮮の軍人は、約3割が栄養失調という実態もあり、極めて残酷な状況となっているのだ。

経済制裁がさらに進めば、金正恩委員長へ直接影響が出るわけではない。

中国と北朝鮮を結ぶ国際列車で運ぶ物資だけでなく、闇市場活動を行っている国民へも影響が及んでいる

 

あまりにも厳しい状況がゆえに、国民も厳しい実態を隠していない。

ミサイル開発は、少なくとも1発数百万ドルかかる

ミサイル開発を続けることによって、経済制裁はますます強まり、国民への影響が拡大するだろう。

 

しかし、北朝鮮では独裁国家であるからこそ、金正恩委員長の存在が絶対である。

首領の権威が絶対なものである限り、国民は従うしかないだろう。

北朝鮮は、ミサイル開発や挑発行為を繰り返すことで、金委員長の偉大さを国民に示すことができると考えている。

しかし、首領国家、首領経済が続けば、将来的に北朝鮮は崩壊に向かうだろう。

北朝鮮への経済制裁だけでは、北朝鮮の強硬姿勢を抑えることができない。

国際社会は、北朝鮮の首領経済を辞めさせることができるのだろうか。

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