Google・Facebookの脅威になり得る、アマゾンのネット広告収入事業

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ネット広告市場で力をつけるアマゾン

インターネットを使用している人の多いこの時代、ネット広告市場は大きく成長を遂げてきた。ネット広告市場での最大手は、検索エンジンサイトとして世界中に名を轟かせているGoogle、そしてSNS最大手でもあるFacebook広告収入の多くを稼いでいる。

そんな中、今着実に広告収入を伸ばしている会社があるという。その会社とは、eコマースの最大手でもあるアマゾン・ドットコムなのだ。

アマゾンというとやはりeコマースのイメージが強いが、実はネット広告にも力を入れている。広告市場に力を入れ始めたのは、2013年頃からでそれまでは自社のサイトでのみ広告を掲示、一部の広告主向けのサービスとして使われてきた。

しかし、膨大な買い物関連のデータを持つアマゾンがこれを利用し、ターゲティングに沿ったネット広告ビジネスに変化してきているのだ。

ネット広告は小売よりも利幅が大きいという点でメリットも大きい。GoogleやFacebookなどの大手競合も存在するが、アマゾンにはアマゾンにしかない「買い物」というキーワードに強みを持っている。

商品を多く売りたいと考えている広告主にとってはぜひとも活用したくなるネット広告だと言えるだろう。こうした部分から、アマゾンのネット広告は大手競合にも負けない強みを持っている。

ネット広告収入のみで28億ドルを突破

アメリカ金融大手のJPモルガンによる推計を見ると、2017年の企業別ネット広告収入は、Googleが730億ドル、次いでFacebookが400億ドルとなっている。

アマゾンはアメリカ・オースの53億ドル、アマゾンの28億ドルという順位となっていて、この状況を見ると遥かにGoogle・Facebookが市場で抜きん出ていることが見てとれるだろう。しかし、既にTwitterやスナップの広告収入は上回っている。

また、今後はアマゾンの広告収入がさらに高まり、2018年で45億ドル2019年には66億ドル以上にもなると予測されていてまもなく3位にまで上ってくるのではないかと言われているのだ。

まだまだGoogleやFacebookまでとはいかないが、近い将来ネット広告の最大手が2つからアマゾンを加えた3つに変わる可能性も考えられる。アマゾンの広告収入が市場で拡大していった場合、さらなるアマゾンの進展も期待できるだろう。

2018年、アマゾンの広告事業はどう展開されるのか

今後の進展が期待できるアマゾンの広告事業だが、2017年の時点で既にアマゾンの広告事業は動き始めている。9月にはニューヨーク支社において、2000人の雇用を生むという見込みが発表され、その多くは広告事業関連での雇用になるという。

この頃新本社設立に向けた各都市の誘致合戦が始まっており、あまり話題にならなかったが、広告事業に多くの雇用を取ったアマゾンは、2018年以降広告事業により力を入れていくことが把握できる。

また、アマゾンでは現在AIを利用した音声アシスタントサービス「Alexa」に関して、音声広告の導入を検討していることが分かっている。

アメリカの日用品大手であるプロクター・アンド・ギャンブル、クロロックスなどと協議しており、早ければ今年中に音声広告事業が開始するのではと言われているのだ。

Alexaによる音声広告は、単純にラジオCMが流れてくるというわけではない。ショッピング機能を利用した際に、買い物履歴等からオススメの商品ブランドをピックアップし提案してくれるというサービスだ。

つまり、通常通りアマゾンサイトで買い物をした時に出てくるオススメ商品を、Alexaでも体感できるというものになる。

まだあくまでも協議中に過ぎないが、今後音声広告サービスも開始された場合、ネット広告と合わせて市場拡大につながる可能性は十分に高い。

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