新興市場ドットコムの評判は賛否両論?推奨銘柄を検証してみました

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新興市場ドットコム
https://www.venture-kabu.com/

今回検証するのは、フィロソフィ・インベストメント株式会社が運営する新興市場ドットコムというサイトです。

新興市場ドットコムは、中長期で大きな株価上昇を狙うとしている現物株の投資助言サイトです。

口コミや検証サイトの評判を見ると、新興市場ドットコムの評価はマチマチですね。ただ好評価側・批判側のそれぞれの口コミに意図的な傾向感が否めません。

そこで複数のサイトに跨って統一感のある口コミ内容を探してみても、利用料が群を抜いて安いという事位でしょうか。

しかしその先は、安価の理由が他サイトからの情報転用だったり、若しくは少数精鋭だからだといった具合に意見が分かれていっています。

悪徳詐欺だと言う書き込みもあれば、救世主となった等イマイチ真実が見えてきません。

まあ、真実味の感じられる被害報告が出てこないかを注視していくしかないですね。

エニグモ(3665)についての検証

新興市場ドットコムのサイトに公開されているので、その中の一つであるエニグモ(3665)から新興市場ドットコムの分析力を考察していきたいと思います。

銘柄名エニグモ(3665)
買い想定2017年1月5日/1441円
売り想定2017年2月20日/1915円

 

エニグモ(3665)の業績を確認する

売り手、買い手双方からの手数料が利益源となっています。

エニグモは、服飾中心のソーシャル通販サービス「バイマ」の運営を手掛ける企業です。

【3665】エニグモ 業績推移

【3665】エニグモ 業績推移

エニグモは、前期に実施した大型マスキャンペーンにより獲得した認知を活かし、WEBマ ーケティングを中心とした「BUYMA」における「会員獲得施策」、「アクティブ率向上施策」および「ARPU維持施策」等の刈り取り施策を推進するとともに、継続的な品ぞろえの拡充に加え、BUYMAアプリ限定のCMキャンペーンを始めとした アプリ訴求施策及び、各種周辺サービス・機能等の運用強化を加速してきました。

これにより幅広い年代の購入者へ一層手軽にBUYMAでショッピングを楽んで頂けるよう積極的にサービスの向上に努めてきた事を挙げています。

以上の結果、2017年1月度における当社グループの売上高は4,147,824千円(前期比45.1%増)と順調に拡大し、営業利益は1,768,678千円(前期比705.2%増)、経常利益は1,763,414千円(前期比712.7%増)、親会社株主に帰属する当 期純利益1,143,440千円(前期は180,426千円の当期純損失)と大幅な増収、増益となり、売上、利益共に過去最高額を更新しました。

【3665】エニグモ 決算

【3665】エニグモ 決算

2018年1月期においては、「BUYMA」が持つ本質的な価値を高めることで確実に事業成長を継続してきたとしています。

今期は前期に行ったマス広告への投資戦略により獲得した認知を効率的に取引の成約へとつなげる為の各種刈り 取り施策が奏功し、総取扱高、売上高、営業利益全てにおいて過去最高となっています。

このような状況を背景に、サー ビスの次のステージへ進化させ、この成長トレンドを維持し安定的な成長を続けるために、次期以降も引き続きサービス品質向上や機能開発に加え、各種基盤整備への適切な投資を行っていく方針。

これにより中長期の目標として第1目標としている営業利益30億円、第2目標である営業利益50億円の突破を 増収増益基調で目指していくとしています。

連結業績予想については、売上高4,977百万円(当期実績比120.0%)、営業利益1,966百万円 (当期実績比111.2%)、経常利益1,966百万円(当期実績比111.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,342百万円 (当期実績比117.4%)が見込まれています。xvb

また、アナリストのコンサンセスも、売上高、各種損益部門ともほぼ同様の予想がされています。

 

新興市場ドットコムのサイト上に公開されている銘柄推奨実績には、取引時期が記されていません。

したがって取引値を参考に時期を探してみると、保有期間を最短に取ったと仮定した場合、買い推奨を行ったのが2017年1月5日、売り推奨が2017年2月20日であると想定する事が出来ました。

ただ2017年1月5日で買うという判断根拠が見当たりません。5日は前営業日となる2017年の大発会で下げた株価が反発した形となっていますが、前営業日の水準を超えたわけでもありません。

移動平均線の上抜けも、この横ばいの状態では殆ど意味を成さないでしょう。少し先の1月17日には、岩井コスモ証券がエニグモの目標株価を2000円から2200円に引き上げた位でしょうか。

【3665】エニグモ チャート

【3665】エニグモ チャート

これはある程度有力な投資顧問であれば、市場に蔓延していたエニグモの2017年1月の上方修正予想を背景に予測出来たかもしれませんが、それにしても上昇は一時的となる内容でしょう。

実際その後は下落に転じていますが、2月20日が一旦の高値となったのは、1日中5日移動平均線から浮きっぱなしという乖離が生じていたための調整でしょう。

新興市場ドットコムの売り場、もしくは売り判断の根拠は定かではありません。ただ、1月22日を一旦の売り場とした判断はまだしも、買い場にいたっては同水準でもっと良い局面がいくつもあります。

兎にも角にも、推奨実績を公開するのなら取引時期の開示はして頂きたいと思うところです。新興市場ドットコムのこの公開の仕方には、何か隠したい部分があるように感じられてなりません。

新興市場ドットコムの基本概要

それでは新興市場ドットコムの運営者である、フィロソフィ・インベストメント株式会社の運営状況を検証するため、下記に項目を当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ×5
  5. 住所表記がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で90点となりました。

事業内容については表記がないものの、投資助言業務という事で間違いないでしょう。

同時に分析者についてもフィロソフィ・インベストメント株式会社の代表取締役の松下哲氏である可能性が濃厚と思われます。経歴を見れば、松下哲氏は証券業界出身で新興市場のアナリストを20年以上勤めていたという事が判ります。

新興市場ドットコムの総評

新興市場ドットコムの利用料金は、投資助言サイトの中では安価であるという事は先程述べましたが、その理由は取引目線が中長期であるという側面も考えられます。

中長期目線ということは必然的に取り扱い銘柄数が少なくなるので、そういった要素もあると考えられます。

たしかに新興市場では、時間を掛けて大きな上昇率を叩き出す銘柄も存在しますが、ものによっては急騰後の急落で低位に留まってしまうケースも少なくなりません。そうなると、費やした時間に対する投資効率が非常に悪くなります。

考え方によっては、新興市場ほど短期狙いに適した銘柄が多いという考え方の方が多数派ではないでしょうか。

特に近年、短期急騰銘柄を掘り当てる投資顧問が続々登場している中で、新興市場ドットコムのスタイルは、利用者の目から見ればいささか華が無く、実際の取引効率に対しても優位性が乏しくなっていると考えられます。

サイト名 新興市場ドットコム
URL https://www.venture-kabu.com/
運営会社フィロソフィ・インベストメント株式会社
所在地東京都江東区富岡1-6-6 TTRビル6F
運営責任者松下 哲
メールinfo@venture-kabu.com
電話番号03-3643-3929
金商関東財務局長(金商)第2348号

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