日本企業のグローバル化、海外進出の加速に伴い直面する課題とは

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グローバル化による海外進出の加速

日本企業のグローバル化で業種・業態、企業の規模に関わらず、経理業務や在庫管理、請求業務など海外業務システムにおけるニーズの高まりがみられている。

だが、大規模拠点用の基幹業務システムではあるものの、中小企業で扱うには高価過ぎることが難点だ。

しかし、最近になって中小企業や中小拠点に特化したサービスが登場している。それが、低価格クラウド型のERP「multibook」である。

開発したマルチブック社では、大手基幹業務システムをはじめ、オフショア開発や海外ヘルプデスク、ビジネスプロセス、アウトソーシング事業などを活用することで日本企業のグローバルシステム展開を支援するというコンサルティング会社だ。

海外の中小規模の現地法人や駐在員事務所に合う業務ソフトという要望に応えるべく、世界30カ国以上のシステムコンサルティングのノウハウやこれまでのオフショア実績を生かし、開発を手掛けたのだ。

 

2015年にクラウド型ERPソフトmultibookは開発されている。

multibookは日本語・英語・タイ語・韓国語・ベトナム語で画面表示が可能である。また、各国での通貨の計上や各国会計基準を使用した調整仕訳入力、財務諸表出力などを可能にした。

利用しやすさも定評がある

実際、現地スタッフは英語や日本語でのコミュニケーションが難しい。multibookを活用することで、海外現地法人スタッフは現地の言葉で、日本の本社では日本語での利用が可能です。

そうしたシステムから、非英語圏の拠点との情報共有もこれまでよりも容易となり、簡単に扱えるというから驚きだ。

 

言語の問題や会計知識やソフトの操作は、リテラシーは低いことも少なくないが、multibookを活用することで簡単に使えるようになるのではないだろうか。

multibookはクラウド型ERPであることから、インターネット環境さえあればすぐにでも利用開始できる。また、価格もリーズナブルで海外拠点立ち上げ時には、1ヶ月もあれば利用できると言われている。

 

利用料金としては、ユーザー数や伝票枚数によって違いはあるため一概には言えないが、月額3万円からで決して高価ではない。

multibookを導入することで、海外拠点の様々な会計。経営状況がリアルタイムで見ることができる。

クラウド型ERPの必要性

従来では、表計算ソフトのスプレッドシートをメールで送付する方法であったが、この方法ではスピードも遅くなり、売上目標の未達なども原因が明確にならないという問題があった。

そのレポート自体も正確性かどうかを問う面があるため、都度確認する必要があるのだ。

 

multibookで入庫・出庫・請求などの取引情報を入力すると、総勘定元帳がリアルタイムで更新される。そのため、在庫勘定や在庫金額の差異が生じない可能性が高い。

従来とは違い、金額や伝票がしっかりと明確になることで、不正を未然に防ぐことにもなり、上場企業であればJ-SOX法への対応や内部統制への強化にも活用できる。

 

multibook導入で、海外支店や現地法人にガバナンスが効き、コストの大幅な抑制も可能になるのだ。

現地に出張しチェックする手間の減少にもつながる。中堅製造業においては不正防止チェック・承認業務に伴い現地に赴任する必要があったが、導入をきっかけに日本へ帰任するケースもある。

また、導入後であっても、現地の人が活用しやすいサポートが細かく揃っているため、日本企業にとっても海外支店においてもメリットがあると言えるだろう。

 

ただ、現在は日本企業だけでなく、多くの企業がアジアにおいて現地のローカル業務ソフトを使っているというのが実態である。

しかし、こうした安価で導入可能なmultibookのような低価格クラウド型のERPの普及が進めば、アジアの中小型ERPとしての定番になる可能性も大いにあるだろう。

画期的なソリューションに、今後も期待したい。

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