アーリーリタイアの資産運用や支出などの注意点とは?

 | 0件のコメント

完全にリタイアか、それともセミリタイアか

近年「アーリーリタイア」を行う人が増えてきている。アーリーリタイアとは、仕事を定年前に退職してしまうことを指す。

 

仕事を辞めたいと感じることは多々あるだろうが、本当にアーリーリタイアを行うことはできるのだろうか?

 

そもそもアーリーリタイアには2つのタイプに大きく分けられる。一つは退職以降全く仕事を行わず金融資産だけで生活し、その後公的年金ももらいながら生活していくというタイプだ。

 

そしてもう一つは、仕事を退職した後は正社員として働いてきたよりも少ない労働時間で働き、所得を得るタイプになる。2つのタイプはどちらも自主退職から始まるが、収入の有無によって大きな違いが出てくるだろう。

 

例えば、50歳でアーリーリタイアをしたとする。その人は65歳になるまで年金を受け取ることができないので、金融資産のみで生活していかなくてはならない。

 

毎月5万の収入で生活が変わる

しかし、毎月5万円の収入があったとすると年間60万円の収入に、それが15年続けば900万円の収入が得られることになるのだ。つまり、何もせずアーリーリタイアした場合と、毎月少しずつでも収入があった方が金融資産の減りに違いが生じるということだ。

 

毎月5万円という数字だけを見ると大して大きな数字ではないように感じるが、例えば50歳でアーリーリタイアして5000万円の金融資産を持っている人の支出が毎月20万円だったとしよう。

 

働かなければ20万円毎月減額していき、年金をもらえる15年後には単純計算で3600万円が減額され残りの金融資産は1400万円となる。

 

一方、毎月5万円の収入があった場合、900万円は収入から差し引くことができるので15年後の金融資産は2300万円になるのだ。

 

アーリーリタイアの資産運用

アーリーリタイアした場合、収入は少しでもあるべきだと考える。しかし、仕事をしたくないからこそアーリーリタイアしたのに、また働くというのは納得できないという人もいるだろう。そんな時は資産運用を行うべきだ。

 

資産運用と言っても様々なものがあるが、実はアーリーリタイアした人が手を出してはいけない資産運用法がある。それは、FXなどのレバレッジをかけて投資する資産運用法だ。

 

Leverage.

 

レバレッジをかける投資はいわゆる「アグレッシブ投資」として多くの利益を得られる可能性もあるので人気が高い。

 

ローリスク・ローリターンの運用がおすすめ

しかし、アグレッシブ投資は逆に大きな損失を出してしまうリスクも兼ね備えているのだ。

 

収入がないにも関わらずアグレッシブ投資をして損失を出してしまっては、また働きに出て収入を得る必要がある。

 

そうなってしまうとそれこそ本末転倒と言えるだろう。できるだけローリスク・ローリターンの資産運用を選択することをおすすめする。

 

生活費との兼ね合いも考える

アーリーリタイアにとって収入がなくなる分、今まで以上に支出のやりくりを上手に行っていかなくてはならないだろう。

 

アーリーリタイアを検討している人の中には、生活費を今までの半分程度にまで減らし、老後に備えると考えるという人も少なくない。

 

しかし、実際に生活してみると生活費を突然半分にすることはかなり難しいことなのだ。

 

生活費を減らす、ということは今までの生活レベルを下げるということにも匹敵する。

 

生活レベルを突然下げることのリスク

例えば、今まではあまり考えずに購入していたものは、いちいち本当に必要かどうかを選択しなくてはならないし、高級ワインも飲めなくなるかもしれない。

また、人によっては趣味にかかるお金も少なくしなくてはならないだろう。こうした生活レベルを下げるということは、支出は減らせるものの今までの生活との反動からストレスを溜めることにもつながってしまう。

 

そしてストレスが一気に爆発してしまった時、大きな買い物をしてしまったり、レバレッジのかかる資産運用に手を出してしまうのだ。

 

生活レベルを突然下げることは難しいため、できるだけ今の生活のままアーリーリタイアができるのか検討していかなくてはならない。

 

今後アーリーリタイアを検討している人は、今の生活や資金計画を元に、念入りにアーリーリタイアの準備を進めていく必要がある。

コメントを残す

two + eighteen =