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中国・環境政策による天然ガス不足が深刻化、経済への影響は?

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深刻な中国の天然ガス不足が発生

現在中国では天然ガス不足の影響が深刻化されてきている。

元々石炭による火力発電を活用してきた中国であったが、環境破壊が進んできたことで地域の大気汚染が進み、エネルギーを石炭から天然ガスに転換させるという政府の計画が行われていた。

 

しかし、天然ガス不足が発生したことによって現地の工場では閉鎖や操業時間を短縮しなければならない状態となり、関連企業は利益低下につながっている

 

また、住宅の中でも石炭から天然ガスにエネルギー転換していた住民は、十分な暖を取れない状態であるということがわかった。

現地の報道では、中国北部にある地域(陝西省と山東省)ではすでに天然ガス供給が制限されている。

天然ガスは様々な生活の中で利用されていたものであり、例えば天然ガスを燃料にしているバス・タクシーなどがあるのだが、今では天然ガスを充填するための列が毎日のようにできているという。

中国、特に北部の地域では厳しい寒さとなるが、天然ガス不足によってより一層厳しい冬を過ごすことになりそうだ。

天然ガス不足の主な原因

天然ガス不足の主な原因は、無論政府の天然ガス化計画によるものなのだが、大気汚染が深刻な状態であった中国では主要エネルギーを天然ガスにするという政策への努力は、かなり大きなものだった。

 

しかし、大気汚染の改善に向けて急ピッチで進められたこの政策には問題点がいくつかあったのである。

その問題点として挙げられるのが、インフラ整備が不十分だったという点だ。

約400万にも及ぶ住宅を含んだ地域全てを天然ガス化する計画は中央政府から指示されたものだが、実際に行ったのは地方政府であり、立案されたものが早くも実行に移された。

しかし、中国北東部に天然ガスを供給するためのパイプラインやボイラー設備が完備されたものの、供給された天然ガス燃料を各地域へ運び、それを備蓄しておく施設の設置等が不十分だったのだ。

これにより天然ガスの供給が滞ってしまったとされている。

 

また、石炭から天然ガスに変換するための工事が遅延している影響から、まだ住宅にガスボイラーが設置されていないところも少なくない。

工事の遅延は一般住宅だけではなく、学校のような施設でも遅延を起こしているため、大問題となってしまっている。

このような原因から、ガス供給が滞っているのだが、その影響から天然ガス自体の高騰によって追い込まれている企業は多くみられる

天然ガス不足による経済への影響を懸念

天然ガス不足は深刻化する一方で、政府からは未だに救援策などは提示されていない状態だ。

今のところ地方政府によって天然ガス供給を制限している程度で大きな対策とはなっていない。天然ガス供給が制限されれば、その分経済への影響も懸念される。

 

特に、工場関連は天然ガスの制限・高騰から仕事をすると赤字操業になってしまうため閉鎖せざるを得ない状況に陥っている。

製鉄やアルミ工場などは特に閉鎖に追い込まれてしまう可能性が高いとしているのだ。

なお、既に2017年秋には環境規制を受けて自動車部品を製造している工場が環境規制違反に値するとして、操業停止に追い込まれていたり、ダンボールなどを作っている原紙メーカーでも相次いで操業停止が命じられ、価格急騰につながった背景もある。

今後、この政策が改善されずに進めば中国経済に様々な影響をもたらしていくだろう。

もちろん、環境への配慮も必要であるが、経済との兼ね合いも考慮し、どちらも共存できるようにしていかなくてはならない。

中国政府では今後どのような対策を取っていくのか、また中国の貿易額やGDPなどにどのような影響をもたらしていくのか、注視していく必要がある。

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