スマートデイズ・シェアハウス投資から見えた問題点とは

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スマートデイズのシェアハウス投資問題

近年、テレビ番組などの影響からシェアハウスという形の物件が増えてきている。

他人が同じ家の中でそれぞれ個室はあるものの、共有スペースで一緒に話したり食事を楽しんだりすることもできる。

そんなシェアハウスにおいて、最近話題になっているのが不動産投資による様々な問題点である。

一見若者から注目され、人気が高くなっている物件だからということで不動産投資としてシェアハウスに目を付けたという人も少なくないだろう。しかし、現実はそう甘くはない。

特に最近では女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していたスマートデイズが民事再生手続開始の申立を行い、オーナーはそれに対して怒りを顕にしている。スマートデイズでは家賃保証サービスを謳い、さらに若い女性を入居させて仕事も紹介することで賃料外収入ももらえると宣伝し、多くの不動産投資家を集めていったのだ。

しかし、結局2017年10月に突然オーナーに渡るはずの家賃が減額してしまい、今は完全に支払いが止まっている状態となっている。オーナーは不動産からの支払いがストップしている状態でローン返済を余儀なくされている状態であり、<その負担は一人ひとりに重くのしかかってしまっている。

現在スマートデイズでは企業はそのまま残して再建を目指してはいるものの、多くのオーナーが破産を選択すべきだと主張している。

なぜシェアハウス投資はダメになっていったのか

スマートデイズの問題について少しだけ話したが、ここで気になってくるのは、なぜシェアハウス投資が失敗してしまったのかという点である。

シェアハウスは昔に比べると認知度も高く、利用したいという人も少なくはない。ではなぜ失敗してしまったのか。

その理由として考えられるのは、まずシェアハウス自体が普通の賃貸物件に比べても良くない環境であることが挙げられる。

家賃は東京都内で2〜5万円程度と非常に安いのが魅力的だが、そういったところはテレビ番組で放送されていたような広いシェアハウスではなく、個人の部屋は4畳程度で浴槽もなくシャワールームが1つ、小さいキッチンとトイレが2つずつ設置されていて、部屋には窓の設置もないような状況。

それに加えて別途で共益費がかかってきてしまう。東京都では既に対策を取っており、窓と通路を確保しなくてはならなくなりましたが、そうであっても物件としての魅力が感じられない。また、シェアハウスは他人と同じ家に住むことになるため、相性が悪ければすぐに離れたくなってしまう人も増えるだろう。

最初は人気であっても実際に住んでみるとイメージとは異なり、シェアハウスを離れてしまう人も多いのだ。こういったことから空室率も増えていき、家賃収入が追いつかなくなり、シェアハウス投資がダメになってしまうと考えられる。

もちろん、シェアハウス投資は全てがダメというわけではないが、シェアハウスでも何でも不動産投資は空室率を上昇させるために工夫しなくてはいつまで経っても利益を生み出すことはできないだろう。

大家が増加し、空室率増加につながっている背景も

2000年以降、不動産投資に着目し普通のサラリーマンが大家になるケースも増えてきている。

しかし人口減少により住宅需要が低下している中で不動産投資を始める人が増えてきているということは、賃貸物件数は増えているのに借りる人は少なくなってきているという現状につながってくる。日本銀行でも全国の賃貸物件の入居戸数は2020年から徐々に減少していくと推計されているのだ。

今後はシェアハウス投資はもちろんだが、不動産投資が難しくなってくる時代もやってくるかもしれない。不動産投資はローン返済を完済してからが不動産利益を確保できる、長期間に及ぶ投資になるため、これはリスクとして考えていかなくてはならないだろう。

これから不動産投資を始めようと検討している人は、安易にシェアハウスなどに飛びつかず、空室を埋めるためにはどうすればいいか工夫をこらしたアパート経営が必要と言える。

もちろん投資はなにも不動産投資だけでない事も忘れてはいけない。当サイトでも検証している、雅投資顧問投資顧問ベストプランナーTMJ投資顧問はサポートも充実しており、初心者から上級者までにもおすすめである。こちらも不動産投資と合わせて検討してみてはいかがだろうか。

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