2018年のゴールデンウィークに投資家がすべきことは?2017年の動向も振り返り

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こんにちは、シルバーホークです。明日からゴールデンウィーク(GW)が始まりますね。

5月1日・2日も休暇を取る個人投資家の方は、9連休の長期休暇に入ることでしょう。取引が出来ない長期の休日はまさに情報戦。

2017年のゴールデンウィーク(GW)の相場はどうだったのか、また2018年のゴールデンウィーク(GW)中には何をすべきか。振り返りと予想をしながら紹介していきます。

 

2017年のゴールデンウィーク(GW)の市場動向は?

日経225の2017年の推移は、トランプ大統領のドル安誘導や法人減税政策等により、ドル/円との相関性が比較的乏しい展開となっていました。

日本の株式市場の参加者の6割強は海外投資家なので、リスクオン・オフの円キャリーの増減や先物市場での追証等により、どうしてもドル/円相場が影響してきます。

したがって日本の株価指数等は、必然的にドル/円相場はある程度の相関性を持っているものです。ただ2017年は、口先介入や米国の革新的な大統領の就任1年目という特異なファンダメンタルが多かった事もあり相関性が乏しかったと言えます。

日経225とドル/円 2017年推移

日経225とドル/円 2017年推移

2017年の日経225とドル/円は、先程の理由等で相関性に乏しい推移となっていましたがGWに関しては非常に似通った動きをしていました。

もっと言えば、2017年でも上半期に至ってはある程度の相関性はありました。崩れ出したのは6月に入ってからですね。

この月もまさに米国の利上げ観測が市場に蔓延していたので、瞬間的な上抜けはあれど日経225は20,000円の壁を超えきれずジリ安に。8月8日には大きく売られ、最終的に明確な20,000超えを果たしたのは9月19日でした。

一方、ドル/円は時期によって思惑が入り乱れるも、109円前半から114円半ばでのハイボラティリティなレンジを形成していました。つまり日経225と比べて、ドル/円の商いが活発だったという事ですね。

ゴールデンウィーク(GW)は、双方とも上昇地合いとなっていましたね。4月18日で日経225は18342.9.、ドル/円は108.319の安値を付けて反発しています。

まあ振り返ってみると、2017年のゴールデンウィーク(GW)も当然ながら第1週であるため下記のようにイベントが目白押しでした。

5月3日:FOMCの発表

この時はトランプ大統領就任から間もなくて、米国経済に対する観測が非常に不安定な時期でもありました。実際に手前の消費者物価指数等、個人消費に関する指標が軒並み弱かった事を記憶しています。

しかしFOMCでの6月の利上げに関する言及もありましたが、この時期は多くの日本企業の通期決算発表を控えていた事もあり、その期待から日経225も上昇していましたね。

実際に日経225とドル/円の相関性が崩れたのは、まさに6月のFOMCで0.25%の利上げがされた時でした。

5月5日:4月米国雇用統計発表。

この前月に行われた3月の同発表では、非農業部門雇用者数が10万人増を切り9.8万人増と市場予想から大きく下回っていました。季節要因も強かったかもしれませんが、事前予想では、非農業部門雇用者数は大きく回復し19万人増とされていました。

この時の結果は、6月の利上げを占う上で非常に重要となるため注目されていました。結果として非農業部門雇用者数は予想をさらに上回る21.1万人増、加えて失業率も予想を下回ったため6月の利上げに向けた十分な布石となったと言えるでしょう。

この結果には日経225、およびドル/円も上昇をさらに強めて反応していますね。

5月7日:フランス大統領選挙決選投票

2017年は7日が日曜日であったためGWが長くなっていましたが、その最終日がフランス大統領選挙決選投票の日となりました。

第1回投票の結果で、マクロン氏とルペン氏の一騎打ちとなりましたが、当時の世論調査でも、マクロン氏が61%でルペン氏が39%と実際の結果通りにマクロン氏の勝利となっていました。

マーケットは革新派の台頭を混乱と取って嫌う傾向があるため、特にルペン氏がもし大統領になっていたら、EU離脱の国民投票など、その後のEUの不安要素が続出していたかもしれませんね。

当然、これは株価や為替にもネガティブな影響を及ぼしかねません。まあ、事前調査でも実際の結果でもマクロン氏が勝利しましたので、他国の指数である日経225もドル/円も堅調地合いにあったと言えるでしょう。

 

2018年のゴールデンウィーク(GW)中にすべきこととは?

機関投資家等は、週末や月末、いわゆる休日を挟む時や週や月の替わり目は、明けた後の急変に巻き込まれないようにポジションをクリアにしておくのが定石です。月替わりは、運用者のパフォーマンスを集計する区切りでもありますね。

したがって、売買量が減少するというのが休場前のセオリーとなっています。ただ今年のGWは、日本の休場中にFOMCと米国の雇用関連指標が続くため他国のマーケットは活性している事が予想されます。

そのような中、日本の個人投資家は連休中のマーケットにどのように向き合えば良いのでしょうか。もちろんこの問いに答えは多種多様で正解など無いでしょうが、下記に例を幾つか挙げてみたいと思います。

1.過去のトレードの検証

自身の過去のトレードを検証し、「継続すべき点」と「見直すべき点」を纏め上げてみます。相場取引とは、都度その時のメンタルの影響を受けている事が多いので、後から冷静に見てみると様々な発見があるものです。

また、自身がトレードをしていなかったとしても、過去の相場を見直してみると、思わぬサイクルやケース毎の傾向を発見出来たりするものです。

2.他市場での取引

日本が休場でも海外のマーケットは開いていますので、そこに参加するというのも一つの手でしょう。特に米国市場であれば、日本の証券会社でも個別株や指数先物のトレードプラットフォームを提供しているところが多いです。

特に日本市場の指標である日経225先物はシカゴやシンガポールでも取引されていますので、日本が休場でも取引する事が出来ます。ただ外国株は、日本とルールも違えば値動きの仕方も異なります。

米国株で言えば、日本の株式より値伸びする傾向が強い上に値幅制限もありません。したがって、未経験者が何の予備知識も無しに挑むのはリスクが高いと思われます。

3.休む

休むも相場」という格言もある位、相場取引には休憩も重要事項です。特にスキャルピングトレーダー等は、相場にのめり込んだ取引を行うため、メンタルへの干渉度も必然的に高くなります。

いくらコントロールが出来ていると思っても、これにより無意識の内に自身の相場観やトレードルールが歪んでいたりするものです。しかし相場から完全に離れた時間を持つ事で、その歪みを修正する事が出来ます。これは非常に効果的で「何故、あんな取引をしていたのだろう」と実感出来る事が多いです。

上記のように、GWにおけるマーケットへの向かい方は様々でしょうが、シルバーホーク個人の意見を言わせて頂くと、休場日位相場から離れても良いのではないかという気がします。

土、日は別として、突き詰めれば世界のマーケットは24時間どこかしら開いているため、チャンス等無限にあります。したがって相場の事を一切考えもしない休憩日というものは、むしろGW等に適してはいないでしょうか。

たしかに先述のとおり、今年の5月の第1週目はイベントが目白押しで、それによるボラティリティの拡大が見込めます。ただ、それ位のボラティリティの拡大度は翌月にでも起こり得ますし、休日返上でハイボラティリティの相場に挑んで、逆に損失を膨らませたりでもしたら目も当てられませんね。

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