コメダホールディングス(3543)の差別化に期待|株価推移をチェック

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コメダホールディングス(3543)の概要

株式会社 コメダホールディングス HP画像

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株式会社コメダホールディングスは喫茶店チェーンで有名な株式会社コメダの持ち株会社です。

1968年に創業、2014年に株式会社コメダホールディングスが設立されました。
資本金は2018年2月末現在で3億9,150万円であり、店舗数もコメダ珈琲店で790店舗、おかげ庵が8店舗、コメダ謹製やわらかシロコッペが7店舗、全国各地に展開されています。

フルサービス型喫茶店チェーンとしては店舗数・売上高ともに日本トップクラスを誇っており、店舗でもリラックスできる環境づくりや、提供されるコーヒーやパンなどのメニューへのこだわり、そしてフルサービス型ということもあり、サービスへのこだわりを持って事業運営が行われています。

 

コメダホールディングス(3543)の株価推移を考察

コメダホールディングスの株価推移を見てみると、2018年に入ってからは一時株価は2,000円台を切って1,910円まで下落したものの、2018年6月21日現在の終値は2,149円となっています。

2018年1月10日の大引け後に決算を発表し、2018年2月期第3四半期(3−11月)累計の連結税引き前利益が前期に比べて4.2%増となったことを発表し、さらに売上営業利益率も前期比29.2%から29.8%に上昇したことを明らかにしました。

その影響から3日ぶりの反発を示し、この時点で上場来高値を更新しています。

その後はさらに決算発表に伴い増収増益は今後も続くとの見通しによって買い安心感が高まったこと、さらに4月12日には60万株を上限に自社株買いを行うと発表したことがプラス材料となり、一時2,200円台にまで上昇しています。

コメダホールディングス(3543)の業績面を考察

コメダホールディングスの業績面を考察してみると、下記のポイントが挙げられます。

・2018年2月期の実績は売上高25,984百万円、営業利益7,207百万円、当期利益4,905百万円となり、全て前期比を上回る形となった。
・重点施策として、国内エリアへの出店拡大だけではなく、上海に3店舗、台湾には初出店を行なったことや、新業態として「やわらかシロコッペ」を7店舗の新規出店を手掛けている。
・今後は新規出店の継続、及びメニュー強化やQSC改善によって収益力の強化などに努めていくとしている。

今回の事業年度の業績は売上高など全ての項目で前期比を上回る形となりました。

業績予想に関しては下回ってしまいましたが堅調な業績推移であること、さらに今後も新規出店や新ブランド店の拡大に向けた動きにより、さらなる業績向上が見られるのではないかと考えられるでしょう。

株式会社コメダ HP画像

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また、直近通期決算である2018年2月期、及び2019年2月期の業績予想は以下のとおりとなっています。

2018年2月期本決算

売上高 2018年2月期本決算
営業利益 7,207百万円
経常利益 7,084百万円
純利益 4,905百万円
1株利益 109.7円
配当 50円

2019年2月期本決算

売上高 30,301百万円
営業利益 7,565万円
経常利益 7,437百万円
純利益 5,103百万円
1株利益 113.9円
配当 50円

参考指標

時価総額 97,249百万円 PER 18.85
発行済株数 45百万円 PBR 3.53
最低購入代金 214,900 ROE 19.04
単位株数 100 EPS 114.00
売上高成長率 +16.61% BPS 609.07
経常増益率 +5% 1株配当 50.00
最終利益変化率 +4% 配当利回り 2.33%

PERやPBRを見るとそこまで割安というわけではありませんが、ROEや売上高成長率、経常利益変化率などを見ると成長性は比較的高いと言えます。

 

コメダホールディングス(3543)の競合他社

コメダホールディングスは主にコーヒーを提供する店舗を運営しています。そのため、主にカフェ・喫茶店をチェーン展開している企業が競合他社と言えるでしょう。

中でもサンマルクホールディングスとドトール・日レスホールディングスについてご紹介します。

サンマルクホールディングス

株式会社サンマルクホールディングス HP画像

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株式会社サンマルクホールディングスは、サンマルクカフェを運営する株式会社サンマルクカフェや、サイフォンコーヒーが楽しめる倉式珈琲店を運営する株式会社倉式珈琲などをグループ会社に持つ企業です。サンマルクカフェでチョコクロを主力商品に置き、ベーカリーを楽しめるカフェとして全国展開しています。

 

サンマルクホールディングスの業績
サンマルクホールディングスの業績を見てみると、新商品投入などのメニューのブラッシュアップを定期的に実施したことや人員体制の整備を行い人件費が上昇したことが要因となり、売上高は690億84百万円で前期比の2.3%増、経常利益は68億67百万円と前期比14.3%減となりました。

セグメント別に見ると、サンマルクカフェを中心とした喫茶事業においては積極的に出店を行っており、またメニューの充実を図っています。

今期で直営店は21店舗増え、サンマルクカフェだけでも計402店舗となりました。また、倉式珈琲店においても積極的な出店を行い、直営店は13店舗増え、計43店舗となっています。喫茶事業の売上高は312億36百万円と前期比3.0%増という結果になりましたが、営業利益に関しては39億83百万円で前期比15.5%減となりました。

 

ドトール・日レスホールディングス

株式会社ドトール・日レスホールディングス HP画像

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株式会社ドトール・日レスホールディングスは、2007年に設立された企業で資本金10億円のフランチャイズチェーン展開を行っている企業です。株式会社ドトールコーヒーと日本レストランシステム株式会社が株式移転によって経営統合を果たし、現在の形となっています。

日本レストランシステムと統合したことにより、これまでカフェ以外にも様々な飲食ブランドの経営も担っています。

 

ドトール・日レスホールディングスの業績
ドトール・日レスホールディングスの業績を見ると、売上高は1,311億82百万円で前期比3.4%増となりました。ドトールコーヒーの既存店は累計売上を見ると昨年売上高よりも増加しています。また、日本レストランシステムに関しても出店拡大によって全店で売上がアップする形となりました。

 

まとめ

喫茶店・カフェ業界は比較的多くの企業が参入しているため、競合他社も多いです。しかし、コメダホールディングスのコメダ珈琲店は独自商品や昔ながらの落ち着く喫茶店スタイルによって他のカフェとは違ったテイストのチェーン店と言えます。

競合他社と差別化ができているという点も魅力的なコメダホールディングスの今後も注目していきましょう。

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