キリン堂ホールディングス|調剤報酬改定で株価に影響を受けるのかを予想

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キリン堂ホールディングス(3194)の概要

株式会社キリン堂ホールディングス HP画像

株式会社キリン堂ホールディングス HP画像

会社名:株式会社キリン堂ホールディングス
証券コード:3194
本社:大阪市淀川区宮原
設立日:2014年8月18日
資本金:10億円

キリン堂ホールディングスの主な事業内容は、ドラッグストア・保険調剤薬局等での医薬品・化粧品・日用雑貨・食品等の販売事業を営む子会社の経営を管理すること、さらに付帯・関連する事業を担っています。

株式会社キリン堂以外に、メディスンショップ・ジャパン株式会社、株式会社健美舎、株式会社ソシオン ヘルスケア マネージメント、株式会社キリンドウベスト、BEAUNET CORPORATION LIMITEDの子会社及び関連会社があり、それぞれの事業経営の管理を行っています。

キリン堂ホールディングス(3194)の株価推移

キリン堂ホールディングス(3194) チャート

キリン堂ホールディングス(3194) チャート

キリン堂ホールディングスの株価推移を見てみると、2018年に入ってから大きな値動きがありました。

まず初めに2018年1月10日に第三四半期(3Q)累計の経常利益が48%の増益で着地しました。通期計画21.1億円への進捗率も約7割以上達していることが報告され、期待感から1月11日に若干株価が上昇しています。

その後はしばらく横ばい状態が続いていましたが、4月13日には通期連結業績予想の上方修正と特別損失の計上見込みが発表されたこと、さらに前期配当と今期配当が5円増配したことで株価が上昇。

これによって株価上昇率が東証1部でトップとなり注目されたことが後押しとなり、18日の時点で5連騰・上場来高値を更新していきました。

5月21日にはドラッグストア業界全体の成長性が見込まれるとされ、ドラッグストア関連銘柄が上昇し、キリン堂ホールディングスの株価も再び高値を更新することになります。

現在はやや株価も落ち着いてきていますが、今後利益率の高い調剤機能を強化するとしていて費用対効果の向上に努めていくとしており、その結果によってはさらなる株価上昇も見込めるでしょう。

キリン堂ホールディングス(3194)の業績面を考察

キリン堂ホールディングスの業績面を考察してみると、下記のポイントが挙げられます。

  • 2018年2月期の売上高は126,666百万円、売上総利益は33,321百万円となり、営業利益や経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に関しても全て前期比増加が見られ、計画達成となった。
  • なお、経常利益と当期純利益に関しては過去最高を更新している。
  • 既存店の前年比も売上高や客数に加え、客単価も増加した。増加した理由としては食品の取り扱いを強化したことなどが考えられ、2019年2月器の目標として、既存店の改装を実施し、既存店の活性化を第一優先課題にすることを明らかにしている。
  • 2018年4月には調剤報酬改定が実施され、調剤業務も行うキリン堂ホールディングスにも来期決算で影響が出ると思われる。キリン堂ホールディングスではこれに備え、処方箋枚数の伸びやかかりつけ算定・地域支援体制加算・GE医薬品調剤体制加算の取得を実施することで対応するとしている。

2018年2月期の業績はどの項目も前年度を上回る結果となっています。

ただし、来期の売上高は調剤報酬の改定によって6.4%減という試算が出ているため、いくら現在の株価上昇が目覚ましかったとしても冷静な判断が必要と言えるでしょう。

また、直近通期決算である2018年2月期、及び2019年2月期の業績予想は以下のとおりとなっています。

2018年2月期本決算

売上高126,666百万円
営業利益1,937百万円
経常利益2,604百万円
純利益1,291百万円
1株利益116.5円
配当30円

2019年2月期本決算

売上高131,500百万円
営業利益2,580万円
経常利益3,240百万円
純利益1,460百万円
1株利益131.1円
配当35円

参考指標

時価総額30,393百万円PER20.47
発行済株数11百万円PBR2.18
最低購入代金268,200ROE9.80
単位株数100EPS131.05
売上高成長率+3.82%BPS1,231.98
経常増益率+24.4%1株配当35.00
最終利益変化率+13.1%配当利回り1.30%

詳細情報のPERやPBRを見るとどちらも数値は高く割安性に欠けていますが、BPS(1株あたり純資産)を見ると数値がとても高く企業の安定性が窺えます。

市場トレンド的にも成長する可能性を秘めた企業だと言えるでしょう。

まとめ

キリン堂ホールディングスは業績面も好調な企業で安定性も高いですが、2018年4月に実施された調剤報酬改定の影響を少なからず受けてしまいます。

そのため他の事業や調剤報酬改定の影響を最小限に抑えるために、どのようなことを行っているのかにも注目していく必要があるでしょう。

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