チームスピリット(4397)|IPO・初値・上場後の値動きはどうなる?

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チームスピリット(4397)の強みとは

株式会社チームスピリット HP画像

株式会社チームスピリット HP画像

 

チームスピリットはIPOが決定しており、上場日は8月22日。ブック・ビルディングの期間は8月6日~8月10日に行われました。

 

そんなチームスピリットはどういった企業なのか、上場前に確認しておきましょう。

チームスピリットはインターネットを活用したソフトウェアサービス、いわゆるクラウドサービスを中心に提供している企業です。

 

企業の中で中核を担っている商品が「TeamSpirit」になります。

 

TeamSpirit

TeamSpirit

これは、従業員が毎日使用するような勤怠管理表や就業管理表・工数管理表・経費精算・カレンダー・SNSツールなどをまとめて提供しているサービスです。

 

このサービスを従業員全体が利用することにより、リアルタイムで従業員の動向が分かるというだけではなく、テレワーク・在宅勤務などの働き方にも対応しやすくなります。

 

近年「働き方改革」が意識され、企業側でもワークライフバランスを考慮しつつ効率の良い仕事方法を探っているところが多く見られます。

そんな企業に向けてサポートにつながるサービスを、チームスピリットでは提供しています。

 

実際にTeamSpiritの契約数は年々増加しており、平成30年5月現在は約900以上もの企業でサービスが導入されています。

今後も企業側の働き方改革は進められると予測できるため、契約数も伸びていく可能性は十分に高いと言えるでしょう。

 

最近では第3回HRテクノロジー大賞で労務・福利厚生サービス部門優秀賞を受賞したり、東京テレワーク推進センターでテレワークを推進するサービスの一つとして展示されていたりと、企業の働き方改革をサポートしているという実績が様々なところで評価されています。

 

チームスピリットのIPOにおける注目点は?

チームスピリットのIPO情報やスケジュールなどを確認してみましょう。

 

IPO情報

公募株数400,000株
主幹事野村證券
売出株数152,000株
単元株数100株
仮条件1,000円~1,200円
上場市場東証マザーズ
業種情報・通信業

IPOスケジュール

ブックビルディング期間2018年8月6日~8月10日
公開価格決定日2018年8月13日
購入期間2018年8月14日~8月17日
上場日2018年8月22日

 

東証マザーズに上場する小型案件で、想定発行価格ベースから考えられる吸収金額は約5.5億円となっています。

上場規模だけを見ると比較的小規模であるため、仮条件として設定されている1,000円を大きく割ってしまうようなことは考えにくいと言えます。

 

ただし、だからと言って何倍にも大きく上昇するということも考えづらいです。

 

その要因の一つとしてチームスピリットの業績が挙げられます。

チームスピリット(4397) 業績推移

チームスピリット(4397) 業績推移

チームスピリットの直近5年分(2013年~2017年)の業績を見てみると、経常利益や純利益、1株あたりの総資産額、1株あたりの純利益などで赤字が続いている状態です。

2018年は黒字化する可能性が高いと言えるものの、不安要素も少なからずあると言えるでしょう。

 

値動きの予想

このような不安要素はありますが、チームスピリットは株式市場でも人気が高く初値が上がりやすいと言われている「クラウド関連」「AI関連」のサービスであること。

企業の成長性なども加味すると初値は仮条件よりも倍の価格になるのではないかと考えられます。

 

また、今回のチームスピリットは、その前のシステムサポートから20日以上期間が空いた上で上場されます。

お盆明けということもあり、投資家の動きも活発になりやすいため、可能性としてより高い初値を記録することも考えられるでしょう。

 

不安要素は残っていますが、積極的に注目してみても良さそうです。

ちなみに、証券会社への配分は下記のようになっています。

・野村證券(主幹事) 408,000
・SMBC日興証券 38,400
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券 24,000
・SBI証券 9,600

主幹事である野村證券なら当選確率も高いですが、その他で考えるならIPOチャレンジポイントがもらえるSBI証券なども活用してみると良いでしょう。

また、カブドットコム証券からの申込みも可能となっています。

 

総括

年々契約数は増えており、IPOによる資金で営業における人件費及び広告宣伝費に活用されれば、より新規契約数の増加も見込めることでしょう。

基本的には継続して契約し収益を得ているため、新規を確保しつつ既存顧客に対してサービス・サポート内容も充実させていけば、黒字が続くことも十分考えられます。

IPOとしてもトレンドであるAIやクラウド、IoTなどが関連していることから、人気を集める要素は持っていると言えます。

 

ベンチャーキャピタル保有株は上場時発行済株数の約40%となっており、上場日後90日経過もしくは公開価格より1.5倍以上になった時ロックアップの解除が行われます。

 

恐らく公開価格は1.5倍を上回ることが考えられるため、売りの動きが強まる可能性も高いのですが、今後の株価上昇も期待してそのまま保有する株主も多いのではないでしょうか。

 

お盆明け・IPO空白期間があることで株主の買い意欲も高いと言えるでしょう。