マリオン(3494)|IPO・初値・上場後の値動きはどうなる?

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マリオン(3494)の強みとは

株式会社マリオンは、東京都新宿区に本社を構える昭和61年創業の企業です。

主に首都圏エリアや全国の主要都市(札幌・名古屋・京都・博多など)での不動産賃貸関連サービスを担っています。

 

平成29年9月末現在で自社所有・管理物件の数は1,231軒にも及んでおり、一人ひとりのニーズに合わせて物件を紹介することも可能です。

マリオン HP画像

マリオン HP画像

この他にも不動産証券化商品を出資することで公的年金等をサポートするサービス提供を行っています。

平成16年からスタートしたこの事業は、平成29年現在で累計119億3,020万円もの販売実績を持っています。

 

さらに賃貸不動産だけではなく不動産売買にも精通しており、賃貸不動産の出口戦略や不動産証券化商品償還時の対応の一つとして、不動産売却が可能です。

 

 

多くの賃貸不動産を抱えている

マリオンの強みとしては、昭和61年創業当時から不動産賃貸や管理を行っており、多くの賃貸不動産を所有していることだと言えます。

また、地方公共団体の東京事務所に勤めている方に対して賃貸サービスを提供していたり、優良不動産による安定した賃料収入が確保できているという点も強みとなる部分でしょう。

 

不動産証券化商品を提供している企業は数多くあります。

ですがマリオンでは投資判断を手軽に行える「情報提供装置・情報提示システム・情報提示方法および情報提示プログラム」のビジネスモデル特許を既に取得しています。

このビジネスモデルを活用することで、情報開示分野において様々な可能性が広がり、よりニーズに合わせた不動産証券化商品の選び方ができるようです。

 

こうしたことも踏まえ、似たような事業を行っているところも多い不動産業の中でも差別化できるポイントになってくるのではないでしょうか?

 

マリオン(3494)のIPOにおける注目点は?

続いて、マリオンのIPOにおける注目点をご紹介していきましょう。

マリオンのIPO概要は以下の通りとなっています。

 

IPO情報

公募株数243,200株
主幹事SBI証券
売出株数36,400株
単元株数100株
仮条件2,200円~2,380円
上場市場JASDAQスタンダード
業種不動産業

IPOスケジュール

ブックビルディング期間8月27日~8月31日
公開価格決定日9月3日
購入期間9月5日~9月10日
上場日9月13日

 

不動産業はそもそもIPOではあまり人気と言える業種ではありません。

特に投資用不動産に関しては銀行融資がさらに厳しくなっていていることで、販売に伸び悩みを見せている企業も多いです。

 

ただ、同じ不動産業であってもマリオンは少し異なっています。

 

それは、不動産のクラウドファンディングサービスを提供しているという点です。

ネットを経由して資金を募るクラウドファンディングでの販売事業も手掛けていることから、不動産業でも「不動産テック」としての見方もあり、注目される可能性も十分にあると考えられます。

 

しかも、上場日となる9月13日には同じくJASDAQスタンダードにて同業種となる香陵住販(3495)が上場します。

同日に同業種が同じJASDAQスタンダードに上場するということもあり、ほとんどの人は比較することとなるでしょう。

(香陵住販は水戸を中心に不動産賃貸・売買、資産活用などを行っている企業です。)

 

マリオンは不動産テックとして見られる反面、香陵住販に至っては少し地味な印象が伺えるため、初値買いはマリオン側に集中する可能性が高いと言えます。

 

 

 

マリオン(3494)の業績推移

マリオンの業績に関してですが、直近の2017年9月期の業績を見てみると、売上高は2,511百万円(前年同期比4.6%増)、経常利益は275百万円(前年同期比8.2%減)となっています。

マリオン 業務推移

マリオン 業務推移

そして2018年9月期予想ですが、売上高は2,709百万円(前年同期比7.9%増)、経常利益は335百万円(前年同期比21.6%増)と、増収増益になる見通しを立てています。

特に経常利益の上昇には目を見張るものがあります。

 

近年は不動産業界では不動産投資需要が堅調に推移。

さらに日本銀行による金融緩和や銀行唐の緩和的な貸出態度が比較的継続されているという点から、不動産市場自体への資金流入は現在も続いていると言えます。

 

しかし、そのような状況で賃貸市場においては新規の賃貸不動産における投資利回りに関しては低位での推移が続いており、厳しい状況にあるともとれるでしょう。

ただ、今回のマリオンの業績推移を見たところ、まだ予測に過ぎませんが今のところは安定した伸びを見せており、事業も安定していると言えるのではないでしょうか。

マリオン 業務推移2

マリオン 業務推移2

 

総括

今回は9月13日に上場予定のマリオンについてご紹介してきました。

 

マリオンはあまりIPOだと注目されにくい不動産業であるにも関わらず、「不動産テック」を武器にしていることから投資家の中でも比較的注目されている企業だと言えます。

 

公募株数が少なく、SBI証券以外はなかなか当選しづらいかもしれませんが、主幹事であるSBI証券で積極的に狙えば当選する可能性もあり得ます。

同日に同じ不動産業の香陵住販も上場しますが、恐らく初値買いはマリオンに向かっていくことでしょう。

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