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投資顧問@market(きわめ投資株式会社)の実績を分析

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リニカル(2183)の検証

今回検証するのは、投資顧問「@market」というサイトです。投資顧問@marketの実績は、その経過が具体的に書かれているため、当時の目論みがよく見えます。検証対象銘柄はリニカル(2183)です。

投資顧問@market 推奨銘柄リニカル(2183)

投資顧問@market 推奨銘柄リニカル(2183)

リニカル(2183)の業績を確認する

 

リニカルは投資顧問@marketの実績の中にも書かれているとおり、医薬品研究開発の治験を受託する会社です。

リニカル(2183)HP

リニカル(2183)HP

展開している事業は、創薬支援事業、臨床開発事業、製造販売後の臨床試験や臨床研究とマーケティング活動支援を担当する育薬事業の3本柱となっています。

リニカルは、日本では唯一のグローバルCROで、主に2つの強みを持っています。

  1. アジア、ヨーロッパ、アメリカ地域を対象にワンストップでサービスを提供出来る事、
  2. 創薬支援から臨床開発、臨床研究を含む製造販売後調査、薬剤のライフサイクルマネジメントのサポートまで一貫してサポートが可能。

この強みは、特に日本において同業他社と一線を画すものであり、リニカル独自の優位性と言えるでしょう。

リニカルの業績推移を見ると、利益面にやや不安定さが見込めれます。

リニカル(2183)業績推移

リニカル(2183)業績推移

2018年3月期の増収に対し、利益面は縮小していますが、これは日本、アジア、欧州で開始予定であった大型国際共同治験の延期になった事に起因しています。

延期であっても、期初の増員や増床のための東京オフィスの移転を行い、人件費や家賃等は計画どおり増加した事によるものです。

2019年3月期においては、以下の目論見から増収、増益が予想されています。

国際共同治験を含む新規案件を受託による売上高の拡大。

利益面においては、海外子会社の経営基 盤のさらなる強化と北米事業の規模拡大による国際共同治験の受託を進める事による利益の向上。

 

 

投資顧問@marketの投資判断はどうか?

投資顧問@marketのリニカルの推奨文は、一見すると分かり難いところがあります。

投資顧問@market 推奨銘柄リニカル(2183)2

投資顧問@market 推奨銘柄リニカル(2183)2

察するにこれは、顧客に対する助言の他にも、自己勘定、もしくは代理によるポジションがあり、その取引経緯に書かれているのではないかと考えました。たしかに助言業務の場合は、顧客が行う実取引までにタイムラグが発生するため、売買指示において妥当なタイミングを採ることは頷けます。

対して、自己でトレードを行っている場合は常に相場を見ているので、よりタイトなポイントまでポジションを引っ張ることができるはずです。

 

買い推奨は適切だったのか?

投資顧問@marketが顧客にリニカルを買い推奨したという日は4月17日とされていますが、前日の陰線による安値の切り上げは見えるも、それ以外の要素が見当たりません。

リニカル(2183)チャート

リニカル(2183)チャート

 

現に前日の寄り値にも届かず、一目均衡表の転換線で頭を押さえられていますね。

まあ、それでも3月28日にリニカルが米国のCRO企業を子会社化したというニュースがあったため、投資顧問@marketの実績にもあるとおり、リニカルに対する市場のファンダメンタルは強いものとなっていました。

 

リニカルが米国のCRO企業を子会社化のニュース

リニカルが米国のCRO企業を子会社化のニュース

 

一歩間違えれば危険な売り推奨

一回目の売り推奨を行った5月17日に3月の高値に到達したとありますが、実際に到達したのは翌日の18日ですね。これは手前だったからまだ良かったものの、逆に到達しているのにホールドを推奨していたら、大きく反落する可能性もある投資顧問にあるまじき危険な間違いです。

 

結局、基準線と転換線が支持となり、手仕舞い推奨したという6月28日には転換線からも乖離して十字足に近い形成を見せたので、投資顧問@marketは高値と踏んだのでしょう。以降は、投資顧問@marketの実績にも記述があるとおり、全体相場に引っ張られて上値が重くなります。

 

含み益を削っていた可能性もある

投資顧問@marketは自己トレードのポジションもなぜ28日に仕切らなかったのでしょうか。

機動性は保てるから第一四半期の決算前まで見たいと考えたのでしょうが、8月14日より半月も前から転換線を割り込んでいます。決算発表という区切りがあったから良かったものの、それが無ければ投資顧問@marketはさらに保有して、含み益を削った可能性がありますね。

 

 

投資顧問@marketの基本概要

それでは投資顧問@marketの運営会社である「きわめ投資株式会社」の運営状況を検証するため、下記に項目を当てはめてみます。

  • 登録番号の表記がある 〇40
  • 代表者名の表記がある 〇20
  • 分析者名の表記がある ×5
  • 事業範囲の表記がある 〇5
  • 住所表記がある 〇10
  • 連絡先表記がある 〇10
  • その他、特商法の表記がある 〇10

総計で95点となりました。

きわめ投資株式会社は、株式のみならず為替やコモディティ、債券や不動産まで取り扱っているようです。したがって分析者の数も多いでしょうから、分析者の表記を省略するのは頷けます。

また、きわめ投資株式会社は投資顧問のみならず、私募ファンドの組成、運用も行っています。したがって、先述の投資顧問@marketの実績のポジションとは、ファンドの運用ポジションを指していたのかもしれませんね。

 

 

投資顧問@marketの総評

投資顧問@marketというよりは、きわめ投資株式会社に対する総評となります。

同社は、幅広い運営展開を行っていると思われますが、その割にはサイトの内容が薄く感じます。特にファンドに関しては、私募とはいえ、大まかでもポートフォリオの一例や分配実績などを記しても良いのではないでしょうか。プライベートなものとはいえ、これでは出資者の初見の判断材料がありません

 

また、投資助言においても懸念はあります。

今まで検証してきた中にも投資顧問@marketのように、多くの投資対象を専門とする投資顧問は沢山ありましたが、そのほとんどが助言の精度に難があったことを記憶しています。投資顧問@marketが同じかどうかはこの時点では名言できませんが、やはり対象が多いということは、それに見合うだけの人員が揃っていなければ分析精度も分散されてしまうはずです。

実際に、一人の分析者が多くの顧客による複数の投資対象の分析を行っているケースは珍しくありませんからね。

サイト名 @market
URL https://www.atmarket.kiwameinvestment.com/
運営会社 きわめ投資株式会社
所在地 東京都港区南青山4-16-16 カルム南青山203
運営責任者 渡邉泰良
メール otoiawase@atmarket.kiwameinvestment.com
電話番号 03-3478-7676
金商 関東財務局長(金商) 第3014号

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