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ソフトバンクの大規模IPO(上場)間近!予定日や初値は?

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いま、ソフトバンクの上場が世間を賑わせています。

「ソフトバンクは既に上場しているのでは?」と思い浮かぶ方もいるとでしょうが、現に上場をしているのは親会社のソフトバンクグループ(9984)です。

 

携帯電話事業のソフトバンクが12月にIPO(上場)

企業情報 ソフトバンク

企業情報 ソフトバンク

今回、上場予定のソフトバンクは、ソフトバンクグループの一社にあたる携帯電話事業の通信会社のソフトバンクです。

(ちなみに携帯電話事業ではソフトバンクの他にも「スプリント(米国)」。ポータルサイトで有名な「ヤフー」。半導体を手掛ける「ARM」で構成されています。)

テレビCMやiPhoneを中心に、世間では最も馴染み深いかもしれません。

 

ソフトバンクは日本国内の携帯キャリアの中で「3大キャリア」と呼ばれていますが、契約数は3社の中で最低です。

ソフトバンクは携帯電話事業に乗り出した当初、NTTやKDDIのような通信会社としての基盤が小さかった事、付随して生じる電波の不安定さ等が要因とされてきました。

 

しかし他2キャリアと比較すると、革新的なサービスを打ち出す事が多く、今後の戦略によっては首位を狙える位置にいると思われます。

 

過去のIPOの中でも「超」大規模!

ソフトバンクのIPOの概要は、現状下記の通りです。(追記:2018年12月7日)

 

2018年12月6日に国内・海外で需要申告が売り出し数到達、公開価格は12月10日に確定することになりました。

また、同日に発生したソフトバンクの大規模通信障害について、12月7日時点では株価や業績への影響についてとくにソフトバンクから発表はありません。

一部の専門家は、株式売り出しの募集もほぼ終わっていることから、IPOへの直接的影響はないというように見ています。

 

IPO情報

公募株数
主幹事 野村證券
売出株数

1,603,693,700株

約1.8億株は海外への売出し

単元株数 100株
仮条件 1,500円
上場市場 東証
業種 移動/固定通信事業、ICTソリューション事業

 

IPOスケジュール

ブックビルディング期間 12月03日~12月07日
公開価格決定日 12月10日
購入期間 12月11日~12月14日
上場日 12月19日

 

現時点で判っているのは、吸収額と上場市場、それと上場日くらいですね。

吸収額は2.5兆円今年最大のIPOであり、この規模は株式市場の歴史を見ても群を抜いています。

 

例えば郵政3社のIPOでも併せて1兆4,000億円だったので、今回のIPOの規模がどれだけ大きいか解りますね。上場市場は当然の如く東証1部です。

 

それと、正式に決定していませんが、主幹事には野村證券やゴールドマンサックスが候補に挙がっています。この規模の配分を行うと考えたら、国内最大の顧客数を誇る野村證券が有力候補となるでしょう。

また親子上場という事で、ソフトバンクもソフトバンクグループから独立した資金調達ができるようになります。

 

反面、上場維持コストも独自で掛かってくるわけですが、元々ソフトバンクグループの戦略はグループ企業それぞれの独立性の確保をモットーとしているので、今回のIPOも当然織り込んだ上での判断でしょう。

親子上場の場合、親会社の株価も上昇する傾向があります。

 

ソフトバンク上場の期待値・初値予想は?

ソフトバンクの初値や上場後の株価推移に関しては、現時点で何とも言い難いところがあります。

繰り返しになりますが、ソフトバンクの料金値下げによる業績の悪化や上場日のずれ込みが起こった場合、IPOにおける期待値にも変化が起こり得ます。

加えて、昨今の全体相場はダウントレンドに入ってしまいますので、上場日までに株式市場自体の熱気が低くなっている可能性もあります。

全体相場

全体相場

同じ携帯電話事業を手掛け、親子上場を果たしているNTTドコモと比較できると良いのですが、ITバブルの出だしであった当時とは時流が違いすぎますね。

またソフトバンクの上場は、市場へのインパクトが大きいため、インデックスを扱う機関投資家等による干渉度も大きくなるでしょう。吊り上げてくれるのであればチャンスとなりますが、そうなるとポジションクローズ時のインパクトもそれなりに大きいでしょうから、後追い側の投資家には気の抜けない相場となります。

 

どちらにしても、これだけ大型の案件ですから値動きは非常に重いはずです。初値後の短期間での飛躍は望み難く、逆に利益確定売りの量が相応に多くなるとも考えられます。

 

したがって、IPOをやるなら上場日に利益確定をし、その後押し目でセカンダリー投資とするのが無難な気がします。

ITバブルの前哨で、市場で高い注目を浴びながら上場したNTTドコモですら、上場初月は下げていますので・・・

NTTドコモIPO(上場)時のチャート

NTTドコモIPO(上場)時のチャート

また、IPOの規模をから参考にするなら、2015年上場の郵政三社でしょう。親子上場という共通点もあります。

 

IPOでソフトバンクグループの株価に影響は?

今後IPOが起きると、ソフトバンクグループの株価に影響が出てくると思われます。

現在は、ドコモが携帯料金の大幅引き下げを発表した事で、ソフトバンクにも圧力が掛かっています。

ソフトバンクグループ株価

ソフトバンクグループ株価

もしソフトバンクも同規模の値下げを実行するのであれば、大幅な減収となるため、目先のIPOへの影響も十分に考えられるでしょう。

現時点での上場予定日は2018年12月19日ですが、これが後ろ倒しになる可能性もあるという事ですね。

 

ソフトバンクの業績

ソフトバンクはソフトバンクグループにて連結決算を行っています。その中での国内通信サービスは、概ねソフトバンクに該当します。

 

2018年3月期のセグメントでの売上高は2兆4,066億円、事業利益を約6,829億円を稼ぎ出しています。

この事業利益はグループで半分以上の割合を占めており、まさに収益の原動力となっています。

 

今期2019年3月期は、事業基盤構築に対するこれまでの先行投資がピークを超えたこと、スマートフォン契約数が微増ながらも順調に推移していることもあり増収増益が予想されています。

 

今回のIPOは、資金調達手段の選択肢も広がる事となるため利点は大きいでしょう。

しかし先述のとおり、ソフトバンクは料金値下げを実行した場合にこの収益力が大幅に下がる恐れがあります。

 

最後に:ソフトバンクIPOで「知っておきたい」ポイントはコレ!

ソフトバンクのIPOで最低限押さえておきたいポイントをまとめました。

POINT

  • 必要投資額 15万円(1,500円100株~) ※株価は12月10日に正式確定
  • ソフトバンクグループの保有株式のみが売り出し
  • 配当利回り5%、配当性向85%程度を目指す
  • 引受証券会社は14社

 

必要投資額 15万円(1,500円100株~)2018年12月7日時点での仮価格は1株1500円となっています。

1単元100株となっているため、最低15万円からの投資になります。公開価格は12月10日に確定予定です。

 

ソフトバンクグループの保有株式のみが売り出し

IPOは多くの場合公募(上場で新しく発行した株を売られる)と売り出し(大株主の持ち株が売られる)を組み合わせて行われることが多いですが、今回のソフトバンクのIPOは、親会社であるソフトバンクグループの保有株式のみが売り出しされます。

 

配当利回り5%、配当性向85%程度を目指す

ソフトバンクは、配当政策について「配当利回り5%、配当性向85%程度」を目指すとしています。

配当性向(会社の純利益のうち配当にまわす比率)について、基本企業の平均は30%程度ですので85%程度は他に類を見ない数字です。上場後の株価次第ではあるものの高配当利回りの銘柄となる可能性があります。

 

引受証券会社は14社

ソフトバンクのIPOにおける国内の引受証券会社はこちら。大手だけでなくネット証券も含まれている。

  • 野村證券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン
  • スタンレー証券
  • SBI証券
  • 岡三証券
  • 東海東京証券
  • 岩井コスモ証券
  • 水戸証券
  • 西日本シティTT証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • あかつき証券

 

将来的にも非常に期待の出来るIPOですので、抽選に参加、もしくはセカンダリー投資を検討するのがおすすめです。

 

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