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ソフトバンクの大規模IPO(上場)間近!予定日や初値は?

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ソフトバンクが12月にIPO(上場)

ソフトバンクの上場が世間を賑わせています。

と言ってもソフトバンクは既に上場していると思う方もいるかもしれませんが、それは親会社のソフトバンクグループ(9984)です。今回上場するとされるソフトバンクは、ソフトバンクグループの一社というわけです。

企業情報 ソフトバンク

企業情報 ソフトバンク

 

そもそもソフトバンクグループはモバイル・インターネット・エネルギー・ロボットと幅広い事業を手掛けるコングロマリット(複合企業)です。では、ソフトバンクは何なのかと言うと、世間では馴染み深い携帯電話事業を手掛ける通信会社のソフトバンクのことです。

 

ソフトバンクグループは、傘下に複数の企業を置いているいわゆる持株会社で、携帯電話事業ではソフトバンクの他に、米国のスプリント、ポータルサイトで有名なヤフー、半導体を手掛けるアームで構成されています。つまりソフトバンクは、ソフトバンクグループの子会社という事になります。

 

他にも世界中の成長企業に投資をするベンチャーキャピタルという側面も持ち合わせていたり、福岡ソフトバンクホークスという野球チームを所有していたりと、様々な事業を展開しています。このようにソフトバンクグループの事業は、国内外で多くの企業を買収する事により拡大を続けています。

 

ソフトバンクは、日本国内における携帯キャリアの中で3大キャリアと呼ばれていますが、契約数は3社の中で最低です。ソフトバンクは携帯電話事業に乗り出した当初、NTTやKDDIのような通信会社としての基盤が小さかった事、付随して生じる電波の不安定さ等が要因とされてきました。

しかし他2キャリアと比較すると、革新的なサービスを打ち出す事が多く、今後の戦略如何では首位を狙える位置にいると思われます。

 

 

これまでを見ても超大規模IPO

ソフトバンクのIPOの概要は、まだ未発表の項目ばかりです。

現時点で判っているのは、吸収額と上場市場、それと上場日くらいですね。吸収額は2.5兆円で今年最大のIPOであり、この規模は株式市場の歴史を見ても群を抜いています。例えば郵政3社のIPOでも、併せて1兆4,000億円だったので、今回のIPOの規模がどれだけ大きいか解りますね。

この規模ですから、上場市場は当然の如く東証1部です。

 

それと、正式に決定していませんが、主幹事には野村證券やゴールドマンサックスが候補に挙がっています。この規模の配分を行うと考えたら、国内最大の顧客数を誇る野村證券が有力候補となるでしょう。

また親子上場という事で、ソフトバンクもソフトバンクグループから独立した資金調達ができるようになります。

 

反面、上場維持コストも独自で掛かってくるわけですが、元々ソフトバンクグループの戦略はグループ企業それぞれの独立性の確保をモットーとしているので、今回のIPOも当然織り込んだ上での判断でしょう。

親子上場の場合、親会社の株価も上昇する傾向があります。

 

今回、ソフトバンクグループの株価も、ソフトバンクの新規上場に関するニュースが流れる都度、反応を見せています。

ソフトバンクの新規上場に関するニュース

ソフトバンクの新規上場に関するニュース

先述のとおり、まだ正式に発表されている項目が少ないですが、今後、具体性が出てくる度に、ソフトバンクグループの株価に影響が出てくると思われます。ただ、それ以上に現在はドコモが料金大幅引き下げを発表した事で、ソフトバンクにも圧力が掛かっています。

ソフトバンクグループ株価

ソフトバンクグループ株価

もし追随して同規模の値下げを実行するなら、大幅な減収となるため目先のIPOへの影響も十分に考えられるでしょう。現時点での上場予定日は2018年12月19日ですが、これが後ろ倒しになる可能性もあるという事ですね。

 

 

ソフトバンクの業績

ソフトバンクはソフトバンクグループにて連結決算を行っています。その中での国内通信サービスというセグメントが概ねソフトバンクに当たります。

2018年3月期のセグメントでの売上高は2兆4,066億円、事業利益を約6,829億円を稼ぎ出しています。この事業利益はグループで半分以上の割合を占めており、まさに収益の原動力となっています。

 

今回のIPOは、資金調達手段の選択肢も広がる事となるため利点は大きいと言えます。ただ先述のとおり、ソフトバンクは料金値下げを実行した場合に、この収益力が大幅に下がる恐れがあります。

 

ソフトバンク上場の期待値・初値は?

ソフトバンクの初値や上場後の株価推移に関しては、現時点で何とも言い難いところがあります。

繰り返しになりますが、ソフトバンクの料金値下げによる業績の悪化や上場日のずれ込みが起こった場合、IPOにおける期待値にも変化が起こり得ます。加えて、昨今の全体相場はダウントレンドに入ってしまいますので、上場日までに株式市場自体の熱気が低くなっている可能性もあります。

全体相場

全体相場

同じ携帯電話事業を手掛け親子上場を果たしているNTTドコモと比較できると良いのですが、ITバブルの出だしであった当時とは時流が違いすぎますね。

またソフトバンクの上場は、市場へのインパクトが大きいため、インデックスを扱う機関投資家等による干渉度も大きくなるでしょう。吊り上げてくれるのであればチャンスとなりますが、そうなるとポジションクローズ時のインパクトもそれなりに大きいでしょうから、後追い側の投資家には気の抜けない相場となります。

 

どちらにしても、これだけ大型の案件ですから値動きは非常に重いはずです。初値後の短期間での飛躍は望み難く、逆に利益確定売りの量が相応に多くなるとも考えられます。

したがって、IPOをやるなら上場日に利益確定をし、その後押し目でセカンダリー投資とするのが無難な気がします。

ITバブルの前哨で、市場で高い注目を浴びながら上場したNTTドコモですら、上場初月は下げていますので・・・

NTTドコモIPO(上場)時のチャート

NTTドコモIPO(上場)時のチャート

 

IPOの詳細が分かり次第追記します。

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