投資顧問 ID(アイディー)の実績を分析!本当に推奨したの?

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ID(アイディー)という投資顧問業者は無登録業者です。

サイトの作りこみがしっかりしているので、気付かない人も多いかもしれません。悪質なやり口ですね。

無登録業者、つまり助言の資格が無い中で売買指示を出す時点でアウトなのですが、サイト上に掲載されている解説付きの推奨実績から検証していきたいと思います。

 

対象銘柄は日本テレホン(9425)です。

ID(アイディー)は、日本テレホンの売買指示の経緯を公開しています。

 

ID(アイディー)の投資判断は事実?

 

ID 日本テレホン(9425)実績

日本テレホン(9425)実績

 

まずID(アイディー)は、1,020円という目標株価を定めた上で8月13日に買い推奨したとしています。しかし、その根拠については示されていません

実際には、総務省が「中古スマホにもSIMロック解除を義務付ける」旨の発言をした事が8月16日の朝刊に載ったため、思惑買いで急伸しています。

日本テレホン(9425)ニュース

日本テレホン(9425)ニュース

どうせ、この解説は事後に作成するものでしょうから、ID(アイディー)のこの予測はオブラートに包むものだったのでしょうか。

 

基本的に関係者ではありませんし、政府関係者の発信から市場が思惑を拡げたというだけで、インサイダーに該当するような事象でもありません。この件を見越していたのか判りませんが、ID(アイディー)が買い推奨を行ったとされる8月13日は、急伸前の最後の陰線を付けた日です。

日本テレホン(9425)チャート

日本テレホン(9425)チャート

値動きの波の下限というには安値引けをしていますし、上は短期移動平均線に阻まれているので、テクニカルの視点ではこれといった買い判断に至る要素は見当たりません。これだけ見ると、後から安いところで出ている陰線を逆張り狙いという名目で選んだように思えてしまいます。

 

売り場に関してですが、ID(アイディー)の解説では、8月22日時点で急落する材料を仕入れたと綴られていますが、結局そのような材料は出ていません。

 

元々、4日連続のストップ高となった後のコンサンセスは1,200円が多かったですし、8月22日は売りが出ながらの高値引けであったため、翌23日に高値を付けると予想に難しくないでしょう。それをあたかも、ID(アイディー)しか仕入れられない情報で高値を取ったというのは、如何なものかと思います。

そもそもこの解説を見ていると、ID(アイディー)はこの時期、本当に日本テレホンを推奨したのか疑問を覚えます。

 

無登録業者を使うのは個人の自由ですが、本当に推奨をしていたのであれば法令違反ですし、掲載の実績も信じられません。登録業者として高い実績のある雅投資顧問とは、比べる価値もないです。

 

ID(アイディー)の運営概要

ID(アイディー)のサイトは一見、丁寧に作り込まれているように感じますが、実際に検証してみると希薄な内容・不審点がいくつも感じられます。

 

無登録業者

自身の強みをアピールするのは良いのですが、その割合が大きい割に内容が曖昧です。

ID HP

ID(アイディー)HP

こういった特色は違法な無登録業者によく見られるケースなので、とりあえずID(アイディー)の運営会社である「合同会社スコール」の会社概要を見てみましたが、案の定、無登録業者でした。つまりID(アイディー)は、投資助言業務を行ってはならないサイトということになります。

 

投資助言に該当するようなサービス記載を発見

事業内容には「投資コンテンツの販売」という非常に広義な表現を用いていますが、サイト上には推奨したという具体的な銘柄名が挙がっている上に、それに対するアドバイスを会員が受けたという記載があります。

ID HP 投資成果情報

投資成果情報

何より、あからさまに投資助言に該当するようなサービスの手順を記していますね。

ID HP サービス手順

サービス手順

 

”無登録ではない”と錯覚させるアナリスト表記

投資助言に該当するサービス表記を見ると間抜けでしかありませんが、ID(アイディー)は従来の無登録業者に見られた金商登録の有無を「隠す」のではなく、金商登録があると「錯覚させる」姿勢が見られます。

それが如実に見られるのが、専属アナリストが顔と名前を出している点ですね。

大抵の無登録業者は、それを避け「当社の優秀なアナリスト」というような表現に留めますが、ID(アイディー)の場合は、名前に具体的な社名等を挙げた経歴、そしてID(アイディー)における実績を具体的な銘柄名を挙げて公開しています。

ID 所属アナリスト

所属アナリスト

これはむしろ、正規の投資顧問のサイトよりもしっかりしているように錯覚させられます。

 

投資顧問サイトを見慣れていない人であれば、この時点でID(アイディー)の利用を決意してもおかしくありません。

しかし、サイト上に挙げられている4人のアナリストの名前を検索しても、誰一人ヒットしません。

まあ、アナリストとはどこかの組織に従事している方が多数派なので、ネット上でヒットするタレントアナリストは一部の方ではあります。しかし、サイト上に挙げられている5人中3人は独立もしていたそうなので、誰かしら検索にヒットがあっても良いハズです。

 

代表挨拶にも不審点

そして何より不可解なのは「畠山宏茂」なる人物の「代表挨拶」です。

ID 代表挨拶

代表挨拶

普通、署名を入れる場合には、肩書の前に会社名を付けるものですが、この挨拶文にはそれが無いため、どこの会社の代表なのか判りません。

ID 代表挨拶署名

代表挨拶署名

そもそも、こんな非常識な署名はあり得ません。

また、合同会社スコールの運営責任者は「加藤和介」なる人物が表記されていますが、畠山氏は一体どこの会社の代表なのでしょうか。合同会社であれば「代表取締役」という肩書ではなく「代表社員」とするのが一般的です。

 

ちなみに「畠山宏茂」と「加藤和介」という名前を検索しても、一件のヒットもありません。組織に従事しているアナリストとは違い、投資サイトを上げている企業の代表者であれば、一件位名前のヒットがあって然りでしょう。

ちなみに「合同会社スコール」という社名自体ヒットがありません。

ID(アイディー)の総評

先述のID(アイディー)の日本テレホンの投資助言における実績は、虚偽であれば詐欺事実であれば法令違反です。

どちらにしてもアウトという事ですね。今回は、凝った無登録サイトもあるということが発見できました。

 

サイト名 ID(アイディー)
URL https://id-method.com/lp01/
アナリスト名 木下 英明、竹田 信弘、柱谷 隆
利用料金
運営会社合同会社スコール
所在地千葉県佐倉市ユーカリが丘5丁目6番3-403号
運営責任者加藤和介
メールinfo@id-method.com
電話番号03-6635-1400
金商

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