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将来的にIPOに期待!有望株のSpiber株式会社はどんな企業?

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現在はまだ未上場であるものの、管理人が今後IPOに期待できるのではないかと思う企業についてご紹介します。

今回ピックアップしたのはSpiber株式会社です。どのような企業・事業であるのか、なぜ将来的にIPO(新規上場)に期待できるのか、その理由について解説していきます。

 

Spiber株式会社は今注目のバイオベンチャー企業

2007年に設立されたSpiber社は、現在186名の社員数で、平均年齢35.0歳の会社です。山形県鶴岡市に本社を構えており、資本金は約224億円。

若い人材が中心となって活躍しているバイオベンチャー企業であり、今タンパク質を素材として使う次世代の新技術で大きな注目を浴びています。

社名の「Spiber」とは、「Spider(蜘蛛)」と「Fiber(繊維)」を組み合わせた造語です。

関山和秀氏|Spiber株式会社HPより

関山和秀氏|Spiber株式会社HPより

社長である関山和秀氏は、2007年に慶應義塾大学政策メディア研究科(バイオインフォマティクス専攻)でクモ糸を合成する研究をはじめ、大学院時代に成功させています。修士課程を修了し、同年にSpiber社を設立させています。

若くして経営者となった関山和秀氏ですが、他の取締役・執行役と共にSpiber社を大きく成長させていきました。

 

Spiber株式会社の事業・新世代バイオ素材開発とは?

spiber HP

spiber HP

 

Spiber社は先述した新世代バイオ素材開発を中心事業としています。

詳しく解説すると、人体も構成しているタンパク質を産業に広く活用できる素材に変え、開発プロセスにおける手間のかかる分業化を撤廃、新しい研究体制を生み出しています。

それに関連してバイオインフォマティクスや遺伝子工学、農業科学などの各分野の研究も進めています。

 

人工合成クモ糸「QMONOS」

具体的にどのような素材を開発してきたかというと、最も代表的なものが人工合成クモ糸「QMONOS」です。

この技術は過去にNASAやアメリカ軍でも開発が試みられたのですが、人工的に生み出すことは不可能とされていました

しかし、Spiber社はこれを実現、さらに人工合成のクモ糸を量産化するために活発な増資や他企業との連携を行っています。

 

「THE NORTH FACE」や「LEXUS」との連携

現在、アパレルブランド「THE NORTH FACE」を取り扱うゴールドウィン(8111)との共同開発によるアウトドア用ジャケット(プロトタイプ)の制作や、トヨタ自動車が展開する高級車ブランドLEXUS」との共同開発により運転のしやすさや疲労軽減につながるコンセプトシートの制作なども手掛けています。

LEXUSのシートに関しては、既にパリの国際自動車ショーにおいて公開され話題を集めました。

MOON PARKA Prototype

MOON PARKA Prototype|spiber HP

 

人工合成のクモ糸は耐久性においても優れており、鋼鉄の340倍という驚きの数値を出しています。

石油由来の繊維(ナイロンなど)とは比較にならないほど多種多様な素材へと加工できる可能性を秘めていると言えるでしょう。

アパレル分野だけでなく、自動車を含めた輸送機器分野医療分野への応用も十分あり得ます。

 

特許や受賞実績

Spiber社の技術は出願特許も多数あり、数々の賞にも選ばれています。

受賞実績

  • 「Beazley Designs of the Year 2018」のFashionカテゴリーにノミネート
  • 経済産業省「J-Startup企業」に選定
  • 経済産業省「地域未来牽引企業」に選出
  • 第9回バイオビジネスコンペJAPAN最優秀賞受賞
  • 文部科学省科学技術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2010」選定 など

量産化に向けた動きがさらに強まれば、Spiber社の需要はより高いものになっていくことでしょう。

 

Spiber株式会社の魅力・優位性とは?

Endeavor|spiber HP

Endeavor|spiber HP

Spiber社の魅力は、独自性の高い事業を手掛けており、日本国内には競合他社がほぼ見られないという点です。

 

国外にも目を向けるなら、米カリフォルニア州のボルトスレッズ社が競合と言えるでしょう。同社は2015年に合成クモ糸開発に成功、今後人工合成クモ糸とウールを混ぜ込んだニット製品を中心に展開予定です

しかし、Spiber社はボルトスレッズ社よりも早く量産化に向けたプロトタイプ制作といった取り組みに成功しています。

 

それに加え、現在すでに中量産レベルに対応できる紡糸設備も有しているため、優位性は高いでしょう。これはもしIPO(新規上場)が決定した場合にかなりの強みになってきます。

価格も一気に高騰する可能性が高いので、今から注目しておくべき企業と言えます。

 

Spiber株式会社の将来性は?

spiber HP

spiber HP

 

バイオ関連銘柄はトレンド

株式市場でも、バイオ関連銘柄は非常に注目を集めているテーマ株です。

Spiber社では新世代素材の開発を行っていますが、バイオ市場は素材以外にもがん治療や再生医療、新世代の食材なども含まれます。これらは現在開発中ではあるものの、将来性の高いものばかりです。

そのためバイオ関連企業のIPO(新規上場)は株式市場において注目されやすい分野だと言えます。

もちろん、Spiber社においても同様のことが言えるでしょう。

 

追い風となる国の政策

また、2017年12月に厚生労働省から発表された日本創薬力強化プランの中で、926億円の予算が計上されるとの項目があり、バイオベンチャー企業にとって現在はかなり追い風が吹いている状況とも取れます。

同じくバイオベンチャーであるSpiber社ももしIPO(新規上場)ということになれば、バイオ関連ということで注目を集める可能性は高いです。

 

Spiber株式会社のIPO(新規上場)の動向

 

Spiber社のIPO(新規上場)の動向ですが、上場について関山氏からはまだ詳しいコメントなどは挙がっていません。

ただ、2018年10月に東京証券取引所ではライフサイエンス・バイオビジネス上場相談窓口というバイオベンチャー向けの窓口を開設しており、近年はバイオベンチャー企業が続々と東京証券取引所に相談・問い合わせを行っているのではないかということが考えられます。

取引所を含め市場全体でバイオベンチャーを迎えようとしている雰囲気があるので、Spiber社の上場も数年のうちに叶う可能性は高いでしょう。

 

総括:IPO(新規上場)はもう少し先?

新たな素材の開発・量産化に向けて動いているSpiber社は、今後IPO(新規上場)を行う可能性は十分に考えられます。事業的にも新素材の開発・量産化に成功すれば、新しいプラットフォームも構築され、多くの企業に影響を与えることになるでしょう。

 

そんなSpiber社ですが、上場前に1点気になるポイントがあります。それは、業績です。

過去の業績を見てみると、2009年~2015年までは当期純利益で赤字を出しています。

株主資本に関しては増資を繰り返しているため、今後約10年は持ち堪えられるかもしれませんが、売上高はかなり厳しい状況となっています。

 

そういった部分を踏まえると、現段階でのIPO(新規上場)は難しいと考えられます。

しかし、開発が順調に進んでいけば売上高も確実に伸びていくため、現段階でのIPO(新規上場)は難しくても将来性に関しては期待できる会社だと言えるでしょう。

バイオベンチャーで将来性の高い企業を探しているという方は、ぜひSpiber社に注目してみてください。

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