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高沢健太の「億トレ投資法」はタメになるのか?

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億トレ投資法の筆者、高沢健太氏とは?

昨今、「億トレ投資法」という本が一部の投資家の間で話題になっているようです。ECサイトやSNSでも割と評価は高いようですね。

高沢健太「億トレ投資法」

高沢健太「億トレ投資法」

億トレ投資法の筆者は値幅名人の通称で知られる高沢健太氏です。

以前、当サイトでも取り上げたことがありますが、高沢健太氏は著作家である以外にも、フィナンシャルプランナー、そして現役のトレーダーでもあります。

自身が代表取締役を務める株式会社IWS運営の「一般社団法人お金の学校」の認定講師も担っていますね。

一般社団法人お金の学校

一般社団法人お金の学校

元々名前の売れている高沢健太氏が執筆した書籍ということもあるのでしょうが、億トレ投資法には同氏が1年半で1億円を稼ぎ出した2つのポイントが公開されているそうです。

 

「億トレ投資法」に目新しさはあるのか?

目次を見ていてまず判るのは、利用するインディケーターがボリンジャーバンドRCIであるということです。

「億トレ投資法」第4章

高沢健太氏「億トレ投資法」第4章

第4章ではその他にも4つの足を見るとありますが、バンドとRCIの向きを注意するという背景から鑑みるに、一致型でトレンド転換を確認の上で参戦していく手法に分類するような気がします。

4つの足があれば、例えば、1本目が戻り直近高値から安値を付ける陰線、2本目が安値から直近戻り高値を超える陽線、3本目が押し目を付ける陰線、4本目が2本目を上抜ける陽線、といった大まかなダウ理論を当てはめることができます。

 

この過程が完了する頃には、ボリンジャーバンドとRCIも上に向きを変えているハズです。

他には、結構ありきたりな項目が書いてあるように見えましたが、詳細を見るとなかなか面白い内容が書かれています。

「億トレ投資法」第5章

高沢健太氏「億トレ投資法」第5章

まず第5章については、さほど物珍しさはありません。「エントリーのタイミング」とは、やはりトレンド転換時の参戦を匂わせるワードですね。

 

「エントリーのタイミング」については、それまであったトレンドを取り合えず崩壊させた時にも当てはまります。

アップトレンド転換

インの転換

その後、先述の3本目、4本目を経ることでイン、アウトともアップトレンドに転換するというわけですね。

「億トレ投資法」第6章

高沢健太氏「億トレ投資法」第6章

「億トレ投資法」第7章

高沢健太氏「億トレ投資法」第7章

第7章の「手は膝」とは、買いを建てたらオタオタせずに売り場の目安まで手を膝に置いておけ、という意味でしょう。

 

これは自身の買い判断に自身を持つという意味も含み、第5章の「ポイントを押さえて、よけいな不安を抱かない。」にも当てはまりますね。

あとはメンタル面を述べている位ですが、そこまで目新しいことは書かれていないと感じます。結局、肝心な部分は本文に書かれているということですね。

 

フリマサイトで出回る?億トレ投資法の評判を見る

「億トレ投資法」は昨今、メルカリなどのフリマサイトなどでも数多く出回っています

手元に本がなくてもソラで実行できるほど購入者が読み込んだのか、内容がそぐわず売ったのか分かりませんが、、、

 

購入者のものと思われる口コミをネット上で見ることができたので、いくつか挙げてみたいと思います。

全くの初心者やあるいは今までやってみたけど、迷走中の株式トレーダーには、頭を整理をするという意味で最適かと思います。ポイントを絞って理解しやすい文章で解説してあるので、さっそく実践したくなる内容です。デイトレ向きの構成だと思いますが、スイング向きの本が発売されたらまた買ってみたいと思います。

 

この方は投資初心者の方でしょうか。実践経験が少ない方には響くものがあるようです。

しかし、、

 

正直、ある有名な先生が指摘している本のうち一部分を抜粋してまとめたような感じの本でした。中身の大半が精神論でした。DVDもついているので、完全初心者の最初の本にはいいかもしれませんが、正直中身はツイッターやブログで全て手に入る内容です

目新しいことは何も無いですね。大半は、精神論。それにボリンジャーとRCIが大事と書いてあったが(これは否定しない)、DVDや銘柄説明ではほぼRCIのことしか話題にしていない。転換点で売り買いすればって話ばかりで、その転換点わからないから苦労しているのに… しかも、ボリンジャーが4つの足で上向き、かつRCIがどうとか…この通りにやると一生手はお膝だと思った(笑) これなら、RCIだけでいい気がする。この手法で、1億なんて1年半では絶対行かない。具体例が挙がったと思ったら、仕手株のニチダイでした。途中で読み進めるのをやめてメルカリで売りました。

 

ある程度の投資経験を積んだ方は、この手法で1億円を稼ぐのは無理と豪語しています。

また気になるのは、具体例に仕手株のニチダイを上げたことです。これはウルフ村田と共謀したあのニチダイ事件の取引のものでしょう。途中で読み進めるのをやめる読者の気持ちが分かります。

 

 

総括

総体的に見れば高沢健太氏の「億トレ投資法」は評価は良い印象を受けますが、ある程度トレードに通じている人のレビューを見ると、それほど価値は感じられていない模様です。

これらの口コミに共通しているのは、高評価の書き回しがまさに初心者丸出しであることです。だから経験者には物足りないということですね。

 

仕手株のニチダイとは裏腹に、まっとうに同銘柄を推奨したTMJ投資顧問は207万円の利益を上げています。株式投資で稼ぐ手法は幾つかありますが、何を上手く利用するかはよく考えるべきでしょう。

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