2019年バイオ関連銘柄の将来性を予想!特許承認で株価は?

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投資効率を上げるには買いのタイミングが重要ですが、その中でも特にバイオ関連銘柄への投資は、高い成長が期待できる反面、リスクも高いため、買いのタイミングの重要性が一段と増します。

今回は2018年に注目されたバイオ関連銘柄3つのチャート分析をもとに、2019年はじめに特許承認を発表したメディシノバ(4875)の今後の値動きを予想していきます。

 

バイオ関連銘柄の将来性は明るい?

2018年12月は日経平均株価が調整局面に移行し、多くの銘柄が値を落としました。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 2018年12月 日経平均株価

2018年12月 日経平均株価

 

2019年になると、大発会こそ大きく下げたものの下値は更新されず、以降は12月の下げに反発するように値を戻していっています。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 2019年株価

2019年株価

 

個別でも多くの銘柄が、一旦の底や押し目を付けたという目測から買いが入っています。

その中でもバイオ関連銘柄は非常に元気が良いですね。

米国のNBI(VASDAQ BIOTECHNOLOGY INDEX)とS&P500のチャートを見比べてみても、前者がアウトパフォーム(指標を上回ること)しているのが分かりますね。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 NBI

NBI

バイオ関連銘柄 株価 将来性 S&P500

S&P500

 

一部では2019年はAIとバイオの年だと言われています。

Iotをはじめとした次世代社会への移行感色濃い昨今、新テクノロジーの一つとして、人間の生命を守るバイオ関連分野がマーケットで脚光を浴びていくことは想像に難しくありません。

2018年10月に、京都大学特別教授の本庶佑氏が、ノーベル医学生理学賞に選出されたことは記憶に新しいと思います。

実はこれに前後して、バイオベンチャー株等に広く投資資金が流入していました。

バイオ関連銘柄はまさに「夢を買う」という形容が当てはまるセクターです。

 

バイオ関連銘柄の投資環境は良くなっている?

先述の大学の特別教授が、ノーベル医学生理学賞に選出されたこと等もあり、バイオ関連銘柄が置かれている投資環境は、以前に比べて格段に良くなったと言えるでしょう。

最大の理由は、投資家が投資対象とする基準の変化にあると考えられます。足元の業績よりも将来の夢を重視することができる環境にあるからです。

以前のバイオ株に対する印象は、「何年も赤字を垂れ流しているにも拘わらず、将来の業績の見通しも立ってない。」「このまま倒産してしまうのではないか?」という見方が多数派だったと思われます。

しかし近年になってiPS細胞によるノーベル賞受賞や、再生医療に多額の予算が付いたりと将来の良質な展望を予感させる報道が沢山されるようになりました。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 ノーベル賞

ノーベル賞

 

特に創薬ベンチャーは、新しい薬品や治療方法を開発することが専門のベンチャー企業なので、売り上げが立たずとも研究開発費用がかさむのは当然と言えば当然です。

 

しかし画期的な新薬が市場に出ることになれば、巨大なシェアによる爆発的な収益成長を期待することが出来ます。

それは同時に、関連企業の株価が飛躍的な向上にも繋がるはずです。

2015年から2016年のそーせいグループ(4565)は、まさにそれを体現していましたね。

同社が開発したシーブリとウルディブロが発売されたことにより、わずか8ヶ月で株価が8倍近くにも膨れ上がりました。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 そーせいグループ(4565)株価

そーせいグループ(4565)株価

 

近年の投資家の多くは、その巨大な潜在性を理解するようになり、バイオベンチャー株への投資に積極的になってきています。

 

2018年に注目されたバイオ関連銘柄3つ

サンバイオ(4592)

2018年において創薬ベンチャーは、特に市場に大きな存在感を示したと言えるでしょう。

代表格はやはりサンバイオ(4592)ですね。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 サンバイオ(4592)HP

サンバイオ(4592)HP

 

同社の2018年11月11日のIRで、日本と米国で行った再生細胞薬SB623による外傷性脳損傷を対象とした第2相試験において、主要評価項目を達成したことが発表されました。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 サンバイオ(4592)2018/11/11ニュースリリース

サンバイオ(4592)2018/11/11ニュースリリース

 

これを受けてサンバイオの株価は、4日連続でストップ高を付けることとなりました。

サンバイオはこの試験結果を基に、条件・期限付き早期承認制度を活用する方針とのこと。

早ければ2019年中にも承認となる見通しということで、この期待が今もなお続く株価上昇の要素となっているも模様です。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 サンバイオ(4592)株価

サンバイオ(4592)株価

 

11月1日のIR発表から、株価が既に3.5倍に達しているサンバイオの躍進劇には、市場にバイオベンチャーの高い潜在性を再認識させられたことと思います。

サンバイオが開発を手掛ける分野は、細胞を培養して医薬品として活用する細胞医薬品という再生医療にカテゴライズされます。

 

アンジェス(4563)

しかし近年では再生医療以上に、遺伝子治療の分野が注目されていると言えます。

遺伝子医薬品開発を手掛けるアンジェス(4563)も、2018年にバイオベンチャーの認知度向上に大きく貢献したと言えるでしょう。

2018年8月14日に、開発を進める重症虚血肢治療薬「コラテジェン」の承認が早期になるという発表があり、株価は2倍近く膨れ上がりました。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 アンジェス(4563)株価

アンジェス(4563)株価

 

「コテラジェンは2018年中に承認される」という見込みもありましたが、現時点ではまだ成されていないため、2019年に期待が繰り越されているということですね。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 アンジェス(4563)遺伝子治療薬承認ニュース

アンジェス(4563)遺伝子治療薬承認ニュース

 

武田製薬(4502)

そして極めつけに、バイオ分野のポテンシャルの認知度を向上させたのは、武田製薬(4502)がアイルランドの製薬大手シャイアーを6兆8,000億円という過去最高額で買収したことでしょう。

シャイアーは、希少疾患領域での遺伝子治療で高実績を有している企業ですが、それを武田製薬が無理をしてでも買収を決めたことで、世間は遺伝子治療の有望性を痛感したはずです。

2018年にこれだけのインパクトを放ったバイオセクターですから、新薬の承認等、継続する期待が多く継続していことも含め、2019年は人気化する可能性が高いでしょう。

初頭からの株価の堅調ぶりは、まさにそんな期待が内包されている考察できますね。

 

2019年初の材料はメディシノバ(4875)の特許承認

バイオ関連セクターの中で、2019年初の材料となるIRを発した企業と言えば、メディシノバ(4875)ではないでしょうか。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 メディシノバ(4875)HP

メディシノバ(4875)HP

 

内容は2019年1月8日に、同社が開発し「線維症・線維化疾患」を適応とした特許を申請中であった「MN-001(タイペルカスト)」と「MN-002(MN-001の主要な代謝体)」に対して、特許承認の通知があったと発表されたというもの。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 「MN-001」「MN-002」特許承認のお知らせ

「MN-001」「MN-002」特許承認のお知らせ

 

線維症・線維化疾患と言っても幅広いですが、代表的なのは肺の繊維症ですね。

肺胞が傷付くことが繰り返されると、その傷を治そうとする大量のコラーゲン線維などが肺胞の間質に蓄積されます。

その結果、間質が厚みが出て硬くなる線維化が発生するという病気です。

間質に線維化が起こると肺が十分に膨らますことが出来なくなり、酸素が不足し息苦しくなります。

MN-001は、その線維化を抑える効果が期待されている新薬ということです。

 

特許承認時の株価の反応と今後の推移は?

MN-001とMN-002の特許が承認されたのは、2019年1月8日の大引け後です。

8日のザラ場でもメディシノバの株価は強く推移していたため、そこから上乗せするようなタイミングでIRが発せられたことになります。

 

バイオ関連銘柄 株価 将来性 メディシノバ(4875)株価

メディシノバ(4875)株価

 

発表の翌9日にストップ高を付けますが、その水準はフィボナッチの0.382戻りの水準であったこともあり、後に反落していきます。

10日はさらに1/3戻りに抑えられるも、11日に反発が起こり直近戻り高値を超えてきています。

これによりダウントレンドは崩したことになりますね。

ただ上には、一目均衡表の雲、フィボナッチの半値戻し、75日移動平均線、レジスタンスラインと、上値が重くなる要素が集中しています。

ただ小反落があったとしても、市場にはMN-001とMN-002のリリースにより、メディィシノバの収益が飛躍的に向上するのではという目論見があります。

メディシノバ側からも、業績への影響はまだ示されていません。逆を返せば、これは市場に大きな期待をもたらすことにもなり得ますね。

短期筋は別としても、まだ上昇余地の多いこの局面で持ち株を手放すのは得策ではないと考える投資家も多いでしょう。

むしろ反落によって出来た押し目こそ、バイオ関連銘柄に乗り遅れた投資家達の買いを呼び込むかもしれませんね

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