新生ジャパン投資のメルカリ株推奨で「資産半減」。鵜呑みは危険?

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メルカリ(4385)の検証

新生ジャパン投資が推奨したメルカリで大きなロスカットが起きたとネット上で確認しました。約57%の下落ですかね・・。

銘柄名メルカリ(4385)
買い推奨2018年8月1日/4,730円
損切り指示日2019年1月11日/2,010円

メルカリは2018年に上場前から大型案件として騒がれていた銘柄で、当サイトでもメルカリ(4385)のIPO・上場後の値動きについて考察【最新版】の記事で取り上げたことがあります。

しかし、初値以降は軟調地合いを継続しているようです。新生ジャパン投資がメルカリ(4385)を推奨したのは初値からだいぶ経ってからのことですが、その後の株価推移を見ると損失が出たことは間違いではなさそうです。

一体どのような投資判断がされていたのかを、推奨前後のメルカリの株価推移を見ながら検証していきたいと思います。

 

上場から推奨前のメルカリの株価推移は?

メルカリは2018年6月19日に上場しましたが、それ以前にIPOの募集規模の大きさから騒がれていた銘柄でもありました。上場日は5,000円の初値をつけた後も6,000円まで値を伸ばし、デイトレやスキャルピングを手段としているトレーダーは、効率良く利益を獲得できていたのではないかと思われます。

しかし、その6,000円が現在に至るまでの上場来高値となりそれ以降は株価を落としていきます

この要因はやはり初値時、加えて上場初日の躍進により市場がオーバーシュートしていると判断したことによるでしょう。IPOでは人気が沸騰し、初値は公開価格比66.7%高の5,000円という高水準で形成されました。さらにその後は一時ストップ高の6,000円を付けることとなります。

過度に人気が集中したためメルカリ1社の売買代金がマザーズの総売買代金の65%を占めるという事態になりました。全市場対象でも断トツの1位でしたね。

その分、日以降の反落も凄まじいものでした。結局、連日の安値更新となり6月26日には4166円まで安値を更新しました。

メルカリ(4385)株価①

メルカリ(4385)株価①

これはやはり、オーバーシュートに対する懸念により、利益確定を急いだ売りが横行したことが要因でしょう。加えて、2018年6月期決算の利益予想が非開示とされていることから、業績面での不透明感により不安を煽っていたのだと考えられます。

 

新生ジャパン投資の買い判断

新生ジャパン投資がメルカリを買い推奨したのは2018年8月1日4,730円でした。先述の通りメルカリの株価は6,000円の高値を付けて以降、6月26日まで下落を続けていましたがその後反発しています。

市場では4,000円が支持ラインになっているという目測となっていたため、新生ジャパン投資もそれに沿った買い判断を下したということでしょう。8月1日は25日移動平均線で反発した7月26日の安値手前で小幅に買いが入っていたので、このような判断に至ったのだと考察できます。

メルカリ(4385)株価②

メルカリ(4385)株価②

その後小幅に反発し8月9日に高値を付けます。ここが推奨後高値となったわけですね。実はこの日はメルカリの上場後初となる2018年6月期の連結決算を発表されました。

売上高は前期比62.0%で大幅な増収となるも、各利益面では巨額な先行投資により赤字計上となりました。この決算発表の翌日から株価は反落し市場が見込んでいた4,000円の支持ラインを割り込んでいくこととなります。

 

年明けまで損切されず株価は半値以下に…

メルカリの株価は4,000円を割り込みましたが、新生ジャパン投資は損切りを行いませんでした。新生ジャパン投資自身も4,000円という支持ラインを考慮した上で買い推奨を行っていたのではないでしょうか。

そうであれば、4,000円を割り込んだ時点で損切り判断を下すのが正当であると思われます。しかしそれ以降も新生ジャパンはメルカリを保有し続け、株価はどんどん下がっていきました。

最終的に損切りを行ったのは2019年1月10日とのことです。この時点で株価は買い推奨時の半値以下となっています。

なぜ、ここまで保有を引っ張ったのかと理解に苦しむところですね。買い推奨してから売り判断に至るまでに、損切りするべきポイントは多く存在しています

メルカリ(4385)株価③

メルカリ(4385)株価③

余談ですが、損切りを行った2019年1月11日以降、メルカリの株価は上場以降あまり見られなかった緩やかな下値の切り上げが成されています。

メルカリ(4385)株価④

メルカリ(4385)株価④

直近戻り高値にはまだ至っていませんが、もしここでトレンドが転換するようなことが起こるのであれば、、、それは皮肉なことです。

 

新生ジャパン投資のメルカリ推奨についての総評

今回のような投資助言をされてしまえば利用者はたまったものではありません。メルカリ株の購入に充てた資金の半分が失われているということになります。

たしかに株価の逆行が進むほど、損切りに至り難くなるというのは解ります。しかし、それは利用料を受け取っている投資顧問が犯してよい失敗だとは思えません。また以前の検証でも、新生ジャパン投資は自身の推奨銘柄に対するこだわりが強いという印象を受けたことがあります。

こだわりが損切りを妨げているのであれば、新生ジャパン投資は投資顧問として致命的な性質を持っていると言わざるを得ません。テクニカル分析でリスク回避の判断をしっかりと下す雅投資顧問などと取引内容を比較をしてみるのも良いと思います。

サイト名 新生ジャパン投資
URL https://shinseijapan.com/
アナリスト名 高山緑生
利用料金
運営会社株式会社新生ジャパン投資
所在地東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目26番2号
運営責任者前池英樹
メールinfo@shinseijapan.com
電話番号0120-965-633
金商関東財務局長(金商)第796号

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