株マイスターが売り指示を出さずに大損害!ポエックの売買を分析

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ポエック(9264)の検証

ネット上で株マイスターの利用者と思しき口コミを見つけました。内容は、株マイスターが推奨した銘柄により「大きな損失を被った」というものです。推奨された株価の騰落率は-42%らしいので、利用者の投資金は半分近く減ってしまったことになりますね。

早速、株マイスターのサイトを確認してみたところ、サイト上の推奨実績に当銘柄の取引が掲載されていました。騰落率-42%というのは事実みたいですね。

株マイスター ポエック(9264)

ポエック(9264)

これだけの取引の失敗でも実績として掲載する正直な姿勢には関心できますが、-42%ではそんな呑気なことを言ってられません。どうしてそのような事態が起きてしまったのか…。

まずは、ポエック(9264)の推奨経緯をから見ていきたいと思います。

 

株マイスター買い推奨前のポエック株価

ポエックの株価は2018年の4月に高値を取り、その後は小さいレンジで方向性のハッキリしない推移を見せています。ただ、4,000円辺りは買いが入ってきやすい水準となっている模様で、2018年5月と2018年8月の二度にわたって反発しています。

そして、2018年10月にダブルトップを形成したことにより、当水準がネックラインとなりましたね。

株マイスター ポエック(9264)株価

ポエック(9264)株価

このネックラインを割り込んだ場合、一気に下落の可能性が上がるため、このラインでの買い手の支えは強そうです。

ダブルトップも直近の高値の方が低位にあることもあり、もし割り込んだ場合は2017年11月の初値すら割り込むかもしれません。

株マイスター ポエック(9264)株価②

ポエック(9264)株価②

したがって買い手側はネックラインを何としても死守したいところでしょう。

 

上昇エネルギー崩壊…買い推奨の直後に下落

株マイスターがポエックを買い推奨したのは2018年10月22日とされています。

この内容を見ると、買い判断は直近押し安値である2018年9月13日の4,500円を割り込まなかったことによるものと考察できます。加えて、実体線ベースで前日と前々日の終値を上抜けたことも起因しているのかもしれません。

株マイスター ポエック(9264)株価③

ポエック(9264)株価③

しかしこの判断は、あまりにも根拠の乏しいイチかバチかに近いものと言えるでしょう。

その時点では直近押し安値を割り込まなかったとはいえ、売りが強くなれば次のトライで下方にブレイクアウトする可能性もあります。買い判断の精度を上げるなら、10月10日に付けた直近戻り高値である6,250円の上抜けを確認する必要があったでしょう。

株マイスター ポエック(9264)株価④

ポエック(9264)株価④

結局のところ翌営業日から再び下落が始まり、直近押し安値を割り込んでいっています。これによりポエックの上昇エネルギーは崩壊したこととなります。

株マイスターの買い推奨から利益が発生した日は、5,200円の戻り高値を付けた2018年11月8日のみです。

株マイスター ポエック(9264)株価⑤

ポエック(9264)株価⑤

非常に小さい利幅ですが、以降現在に至るまで株マイスターの利用者がポエックで利益を含んだことはありませんね。

 

年初来で2番目に安い日に売り判断

ポエックの株価は2018年12月12日にとうとうネックラインも割り込みます。先述のとおり下落余地が拡大したことにより、株価はさらなる下落を見せます。

株マイスター ポエック(9264)株価⑥

ポエック(9264)株価⑥

株マイスターは5,080円でポエックを買い推奨し、株価が42%下落した2018年12月25日の2,946円時点で損切りしたということなので、売り推奨値は2,946円となりますね。

株マイスター ポエック(9264)株価⑦

ポエック(9264)株価⑦

つまり株マイスターは、現時点の底値付近まで保有推奨し続けたということですね。この水準は年初来で2番目に安い日となり、皮肉にもその後のポエックの株価は反発を見せています。

とにかく損切りに至れなかったことにより、-42%ものマイナスを捻出してしまった株マイスターですが、振り返ってみると、損切り判断が成されてもおかしくないポイントは少なくともこれだけあります。

株マイスター ポエック(9264)株価⑧

ポエック(9264)株価⑧

特に先述の、ダブルトップのネックラインである4,000円を割り込んだ時は、保有を継続することにより大きな損失を被ることが容易に想像できたはずです。

 

これまでの推奨銘柄にも買い判断が甘い傾向あり

当サイトでも、株マイスターの推奨銘柄検証は何度か行いました。

今回のポエックでは損切りの判断力に難があることが発覚しましたが、過去の検証とポエックの取引を過去に検証したのものと比較するとある共通点が見受けられます。それは、株マイスターの買い判断に至る根拠が薄いということです。

投資助言業者としては致命的で、買いタイミングを間違えると取引難易度は大幅に上昇します。売買判断力の高い雅投資顧問は実際に企業に赴き情報を仕入れるため、買いの入りに成功する取引が多いです。つまり、情報の質は業者によって全く異なるので注意が必要です。

株マイスター ポエック

 

ヤーマン(6630)無謀な買い挑み

例えばヤーマン(6630)の推奨時の買い判断についてですが、株マイスターは波の上下動の中の反発を動意と捉え買い判断に至っています。波の上下動は、相場において常時起こっているもので、それだけでは決して方向感が示されたと判断すべきことではありません。

実際に株マイスターがポエックを買い推奨した時点では、直近の戻り高値を超えていない状態であり、尚かつ上には一目均衡表の基準線が横たわっていました。このように上値の抵抗要素が多く残る中で、買い挑むのは無謀であると感じます。

案の定、買い推奨後に波の下落が起きたために損失を含んでしまう期間が発生しています。

 

クレステック(7812)反落リスクの大きい買い判断

過去検証の銘柄でもう一つは、クレステック(7812)推奨時の買い判断です。

株価が1,400円の上値抵抗ラインを突破したことが、株マイスターの買い判断に至ったのだと思われますが、上髭だけ付けて再び下に押され、結局その日は1,400円下で引けています。株マイスターが狙っていたであろう、1,400円上の売り手の逆指値の巻き込みも成しえていません。

このケースの失敗要素は、上抜けが確定するまで待たず買い判断を急いだことによるものでしょう。つまり買い推奨した日の終値が、1,400円を上抜けていたのなら翌日に買うということですね。

もちろん翌日に買い気配となり、乗り遅れとなる可能性もありますが、その時は見送れば良いだけの話だと思います。株価が反落する恐れのある中で買い挑むことと比べると、余計な損失を発生させるリスクを回避できます。

余談ですが、株マイスターがクラステックを買い推奨をした日の高値は、トライアングルの抵抗線に当たっているため、反落するリスクは一層強かったでしょう。この株マイスターの根拠の薄い中で買い判断に至る傾向は、今回のポエックでも見られていますね。

抵抗ポイントの明確な上抜けを待たずに買い推奨を行うことで、やはり博打性の高いトレードとなっていますね。

 

株マイスター推奨ポエックの総括

株マイスターの難点は、「買い判断が早く」「根拠の薄い段階」でされているというのがまず一番に挙げられるでしょうね。それに加えて今回のポエックでは、損切りへ踏み切れないケースがあることも判りました。

ポエックにどのようなこだわりを持っていたのか解りませんが、やはりシビアに損切りが出来ないという点は、直に利用者の損失を拡大させることになるため、投資顧問として致命的だと思われます。

サイト名 株マイスター
URL http://kabumai.com/
運営会社株式会社SQIジャパン
所在地東京都新宿区神楽坂1丁目1番地
運営責任者秋山伸之
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電話番号0120-850-730
金商関東財務局長(金商) 第850号

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