株プロフェット 推奨したきちり(3082)が大幅下落

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株プロフェットの予想が外れ、推奨銘柄が下落したという声が挙がっています。

その中でも、特に大幅な下落を見せていたのがきちり(3082)です。

以前当サイトでも株プロフェットの提供サービス・料金について検証したことがありますが、今回は有料サービスで情報提供したきちりの株価が下落し、反感を買っているようです。

相場の福の神」と称されている藤本誠之氏が率いる株プロフェットが、きちりを推奨した根拠とその株価下落理由について分析していきます。

きちり(3082)の検証

きちりは、高級居酒屋「KICHIRI」を手掛ける企業です。

株プロフェット きちり(3082) 推奨内容

株プロフェット きちり(3082) 推奨内容

推奨時株価が902円と記載されていますが、実際のところ2018年12月5日のきちり株価は安値で814円ですね。記載誤りでしょうか。

上記情報提供の後、今だ売り指示はされていないようです。つまり利用者は現在もきちりを保有しているということになります。

遡ってきちりの株価を見ると、2018年6月に高値1,193円を叩き出してからというものの、700円台後半から800円台を横ばいに推移する形が見られていました。

株プロフェット きちり(3082) 株価 推奨前

株プロフェット きちり(3082) 株価 推奨前

一度9月に上昇したものの、再び株価は下落しています。さらに12月20日からは大きく下落しており、2019年1月4日には安値。

現在は少しずつ株価が上がってきてはいるものの、未だに買い推奨当時の902円までたどり着いていません

なぜ、株プロフェットはきちりを推奨したのでしょうか?

 

株プロフェットが推奨した理由を分析

株プロフェットがきちりを推奨した理由としてまず考えられるのが、フランチャイズ事業によるロイヤリティ収入が入るという点です。

きちりでは様々な飲食店をプロデュースしており、今後店舗展開が進んでいけば収益の確保につながり、売上高もアップすることでしょう。

また、現在トレンドにもなっているHRテック関連銘柄です。

株プロフェット きちり(3082) BECと業務提携

株プロフェット きちり(3082) BECと業務提携

人事システムとはあまり関係ないように感じられるかもしれませんが、きちりは2016年11月にクラウド労務管理サービスを提供しているBECと資本・業務提携したことによって注目されています。

こういった背景・材料から株プロフェットは買い推奨を出したのではないでしょうか。

ただ、利用料金が発生している会員に推奨をするには、この程度の材料だけで判断するのは軽い気がします。雅投資顧問の選定方法と比較すると比べ物にならないでしょう。

 

損切り指示もなく株価下落…

株プロフェット きちり(3082) 株価 含み損

株プロフェット きちり(3082) 株価 含み損

材料的には申し分ないものの、買い推奨が出てから1ヶ月も経たない内に下落し、未だ買い推奨当時の金額に戻っていません

通常、銘柄が急落した時は大きなリスクを回避するために、損切りを行います。しかし、損切り指示がないまま急落を続け、1月4日で632円にまで落ち込むことになりました。

きちりの株価は2019年3月13日今現在、769円です。今売ったら騰落率は-14.75%、1,000株購入していた場合-133,000円の損失ですね。

 

チャートには売りサインが出ていた

株価下落しているにも関わらず、なぜ損切り指示を出さなかったのか?売れるタイミングはあったのかを見ていきます。

株プロフェット きちり(3082) 株価 売りサイン

株プロフェット きちり(3082) 株価 売りサイン

株プロフェットが買い推奨を出した12月5日の時点では、まだ株価もそれほど悪くない状態でした。

しかし、買い推奨を出した翌日から株価が下がり始め、一瞬横ばいの推移になってから今度は急落を見せています。急落した12月20日の移動平均線を見てみると、25日移動線が斜め下に向かって移動しており、75日移動平均線を下回っています

これはデッドクロスと呼ばれるもので、相場が転換し下降トレンドに入った証拠でもあります。

そんな時に損切りのための売り推奨を出さなかったのは、売れるタイミングを見逃してしまい、そのまま保有する形になってしまったと考えられるでしょう。それにしても、プロの投資顧問がこの売りサインを見逃すのは芳しくないですね。

 

下落理由は?

きちりの株価が下落している理由で考えられるものは、デッドクロス以外にもあります。

例えば、業績です。きちりの買い推奨が出る前になりますが、2019年6月第1四半期の最終損益は3,900万円の赤字であり、前年度に比べて大きく減少していることが分かります。

売上営業利益率も前年同期と比較すると2.9%になっていて、以前よりも1.3%悪化していました。

株プロフェット きちり(3082) 第一四半期決算

株プロフェット きちり(3082) 第一四半期決算

こうした業績面をカバーするためにロイヤリティ制度が入ったものと考えられますが、まだロイヤリティによる収益がどう変化しているのかが分かっていません

そういったことも踏まえて株価が下落していったのだと考えられるでしょう。

 

最近は第2四半期累計の最終利益が発表され、前年同期よりも-58.9%の5,500万円に留まってしまいました。

通期計画も第2四半期の段階で進捗率は32.9%で5年平均よりも大きく下回っています。

こうした業績面の不安定さが、現在きちりの株価が下落している理由につながっています。

しかし、こういった決算などの情報こそ、投資顧問の情報収集力が試されるものです。ましてやきちりの業績については買い推奨前である11月6日に営業利益減が公表されています。

 

 

まとめ

今回の市場状況であれば、急落時点ですぐに損切り推奨を出すべきなのですが、株プロフェット側からは特に何も指示が出ていません。有料サービスを利用されている方は大きな不安に陥ったことでしょう。

 

きちりは現在少しずつ株価が回復しつつあるものの、現在はまだ不安定な状態です。今回の判断は、株プロフェットの評判を大きく下げてしまうものだと言えるでしょう。

また、平成31年3月12日付証券取引等監視委員会から「FIP投資顧問株式会社に対する検査結果に基づく勧告について」という文書にて、行政処分を行うよう勧告されました。

その文書の中では、株プロフェットを運営するFIP投資顧問株式会社を検査した結果、無料メールマガジンで配信された内容を偽って、あたかも買い推奨を出した後短期間で急騰したように見せていたようです。

株プロフェット きちり(3082) 行政処分

株プロフェット 行政処分

結果を偽装して実績にするケースというのは、これまでも悪質投資顧問業者でよく見られていたものです。やはり、株プロフェットは信頼に値する投資顧問業者ではないということが分かります。

株プロフェットを利用するくらいなら、もっと信頼できる投資顧問業者に相談した方が良いでしょう。

サイト名 株プロフェット
URL http://kabu-pro.jp/
アナリスト名 藤本誠之
利用料金
運営会社FIP投資顧問株式会社
所在地東京都中央区日本橋箱崎町16-1 東益ビル3階
運営責任者橋本諭
メールinfo@kabu-pro.jp
電話番号03-6222-3622
金商関東財務局長(金商)第2297号

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