株エヴァンジェリスト 急騰株を発掘する投資戦略の立て方を評価判定

 2019/06/03

株エヴァンジェリスト
http://kabu-evangelist.com

株エヴァンジェリストと言えば、著名アナリストの向後はるみさんを前面に出した広告が目を引く投資顧問サイトです。

「いま」が買いどきの急騰候補株を配信すると宣言していることからも、株エヴァンジェリストの強みは、1ヵ月前後で急騰する銘柄の選定力でしょう。

そこで、巷の評判や口コミを度外視し、元証券マンの管理人が株エヴァンジェリストの実力診断をしたいと思います。

個別銘柄の実例を分析、株エヴァンジェリストの投資戦略を解説していきますので、あなたに向いている投資顧問なのか確かめながら読んで頂ければと思います。

 

株エヴァンジェリスト 急騰株発掘は「相場全体の見極め」から

ストラテジー顧問向後はるみさんの投資戦略を基に、株エヴァンジェリストの在籍アナリストが有望株の選定や売買助言を行います
※ストラテジー顧問:契約先のアナリストや助言者に教育者の立場として、投資戦略を伝える人。個別銘柄の助言を行う人ではありません。

向後はるみさんが個別銘柄を選んだり、売買の助言をしているわけではありません。

そこで重要になるのが、向後はるみさんがどんな投資戦略を伝え、株エヴァンジェリストの在籍アナリストがどう実践しているかという点です。

向後はるみさんの手法から推測するに、相場全体の流れや市場心理を探り、テクノメンタルズ分析から個別銘柄を選定していると考えられます。
※端的に言うと、テクニカル・ファンダメンタルズ分析を混ぜ合わせた手法です。

そこで、株エヴァンジェリストのアナリストが、相場全体の見極め、1ヵ月前後で急騰する銘柄の選定をし、情報提供できているのか、実例を見ていきます。

 

株エヴァンジェリスト 投資戦略を基にsantec(6777)を選定

株エヴァンジェリストが4月にsantec(6777)の情報公開をしていたようなので、今回はsantecの選定理由や売買を分析、解説していきます。

 

買い判断 注目が集まった後にさらなる上昇を狙った

まずは、買い判断についてです。

株エヴァンジェリストが4月23日にsantecを情報公開した理由として考えられるのが、5G関連銘柄がテーマ株で関心を得ていた点です。

santecは光通信分野にて製品開発・製造を行っており、5G実用化によってニーズがさらに高まると予想できます。

同社の光モニターは、国内外で5G向けの受注を確保するだろうという予想が以前kabutanでも報じられ、注目が集まった後のタイミングを株エヴァンジェリストは狙っていたのでしょう。

 

株エヴァンジェリスト 推奨銘柄 santec(6777) 株価

株エヴァンジェリストの推奨銘柄 santec(6777) 株価

ちなみにsantecの株価は、2018年8月からほぼ横ばいの推移でしたが、12月末の全体的な相場下落の影響を受け、周りの企業同様にsantecの株価も下落、610円の安値を記録しました。

2019年に入ってからは順調に株価は回復し、2月はさらに株価上昇に拍車がかかりました。これは1月末に発表された決算で今期経常を26%増益に上方修正 されたことが理由だと考えられます。

3月4日の時点で2,328円の高値を記録していますが、その後は反落、3月25日の時点で1,395円の安値を記録しています。

特別な材料がない中でも、株エヴァンジェリストがsantecを選んだのは、テーマ株である5G関連に期待したためでしょう。

 

売り判断  ミドルラインから上昇トレンドを予測?前回高値日を目標に

santecには利益確定値とロスカット値の目安が書いてあったようでした。その目安値は、利益確定が2,203円、ロスカットが1,857円とのことでした。

この目安設定を置いたのは、ボリンジャーバンドのミドルラインが右肩上がりになっていることで、上昇トレンドが続くと判断したと考えられます。

また、上昇の勢いを予測し、前回高値日を目標に2,203円を利益確定値目安に設定したのではないかと思います。

株エヴァンジェリスト 推奨銘柄 santec(6777) 株価 売り判断

株エヴァンジェリストの推奨銘柄 santec(6777) 株価 売り判断

 

保有4日目でロスカット値目安を下回った

情報公開の4日後、santecの株価はロスカット目安に刺さりました。

4月23日の情報提供後、ロスカット目安の1,857円を下回り、4月26日に安値1,850円を付けました。さらに約一か月後の5月20日現在では1,549円まで下がっています。

5G関連銘柄自体は変わらず強トレンドに入っているので、将来的に利益確定値まで伸びる可能性はあります。ただし今回は、株エヴァンジェリストがロスカット値目安を見誤った、もしくはsantecの銘柄選定はこのタイミングではなかったと言えそうです。

 

株エヴァンジェリスト 投資戦略は参考程度に

分析から言えるのは、株エヴァンジェリストのsantecにおける投資戦略は不十分だったということです。

「株式相場動向における総合的な展望などを基にした戦略」と挙げていましたが、santec提供後の5G関連銘柄全体は元気が無く、先読みが甘かったように感じます。

ロスカットという結果もさることながら、1ヵ月程経っても急騰が見られなかったのも残念です。

そこで、株エヴァンジェリスト同様に、投資戦略を立てて銘柄を選んでいる雅投資顧問の投資戦略 も模範として見てもいいかもしれません。

目にした事例はテクノメンタルズ分析で1ヶ月以内に利確する銘柄も多く、株エヴァンジェリストと肩を並べるサービスだと思います。

 あわせて読みたい

 

※過去の検証銘柄はこちらです。

倉庫精練(3578)の検証

株エヴァンジェリストは無料特選銘柄、および明日の注目銘柄を、従来のメルマガ配信から公式Twitterへの掲載に移行しています。

今回はその中から、倉庫精練(3578)を検証していきます。

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578)

倉庫精練(3578)

倉庫精練(3578)の業績を確認する

倉庫精練は織物・編物の染色、高次加工の老舗企業です。

2017年5月に合繊織物老舗の丸井織物が当社株50.01%を取得しています。

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578)業績推移

倉庫精練(3578)業績推移

平成29年3月期は、生産効率・収益率の改善、得意とする素材・加工の開発・販売を推進。特に衣料用途においては、複合、高次加工商品は堅調に推移するも、一般商品が低迷したことにより総じて減少となりました。

資材用途においては、高機能繊維商品関連は堅調に推移するも、車輌資材(国内生産)は減少。一方、車輌資材(メキシコ生産)は、計画通り推移するも減収。

当連結会計年度の売上高は、主に繊維事業の減少により33億14百万円(前年同期比4.0%減)。

経常損失は、主に為替相場の変動による為替差損の拡大により5億87百万円(前連結会計年度は4億13百万円の損失)。

親会社株主に帰属する当期純損失は、主にメキシコ連結子会社の減損損失の計上により7億62百万円(前連結会計年度は4億31百万円の損失)となりました。

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578)決算

倉庫精練(3578)決算

平成30年3月度は、継続して生産効率・収益率の改善、得意とする素材、加工の開発・販売を強力に推進し、経営体質の強化に努めていくとしています。

これらのことを鑑み、当連結会計年度の売上高は3600百万円(前年同期比8.6%増)、営業損失は220百万円の損失、経常損失は90百万円と予想されています。

 

二段目下げ前のタイミングでの推奨

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578) 株価推移1

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578) 株価推移1

株エヴァンジェリストが倉庫精練を推奨した2018年2月1日の株価をテクニカルの観点から見てみると以下のことが分かります。

 

  • 1月31日:25日移動平均線に下支えされて反発。
  • 2月1日:2017年12月12日を高値とした半値押しで反発

しかしこの反発は結果として、5日移動平均線に売り押されて同水準を割り込んでしまっています。

そもそも2017年の11月11日と12月12日でダブルトップを形成後、0.382押しで反発し0.618の水準まで戻った後に再度下落を始めています。

 

この株価推移から考察すると、株エヴァンジェリストが倉庫精練を推奨した2018年2月1日(0.618戻)は、下げ二段目に向かう前の戻り高値と見ることが出来ます。

 

なぜ、2月1日を推奨日としたのか?

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578) 株価推移2

株エヴァンジェリスト 倉庫精練(3578) 株価推移2

2017年9月6日からトップを取るまでの上昇が、綺麗に三段形成となっています。そのため、エリオット波動とダブルトップがセオリーどおりに発生していることになります。

この点を鑑みると、下落が二段階になることも容易に想像できるため、それを理解していれば2月1日の小反発に惑わされることもないでしょう。

たしかに半値の水準である2,770円の水準は、0.382の水準を下限としたゾーンの上限に当たります。

株エヴァンジェリストは短期目線の取引を前提としている傾向があると見られていますので、半値の水準を一度上抜けたことで、2月1日にはそれが強い下支えとなると目論んだのかもしれません。

そうであれば、ショートレンジを前提として利益をさらうことは出来たかもしれません。

 

ショートレンジを前提としてもタイトで難しい取引

しかし2月1日の上昇幅はさすがに小さいため、そこから利益をさらうこと、その間に利用者に取引指示を行うのは至難の業であったかと思われます。

会員がすぐに売り指示を出せれば大丈夫そうですが、全員が行うのは現実的には難しいでしょう。買いに成功しても、売りに失敗すれば意味がありません。

その点TMJ投資顧問などは売り指示にも優れているため、利益を上げやすいでしょう。比較してみることをおすすめします。

キャンバス(4575)の検証

突然、株エヴァンジェリストから送られていたメルマガが届かなくなりました。

ログインパスワードも一定期間ごとに更新をしているようなので、会員サイトに入ることが出来ません。何故、このようなことが起こっているのか・・・。

原因は判りませんが、株エヴァンジェリストの公式Twitterは更新されているため、その中から推奨銘柄のキャンバス(4575)を検証していきたいと思います。

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575)

キャンバス(4575)

キャンバス(4575)の業績を確認する

キャンバスは、抗がん剤開発に特化した創薬バイオベンチャーです。
共同研究に伴う一時金などが収入源となっており、提携先の探索を継続しています。

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575)業績推移

キャンバス(4575)業績推移

2016年度については、化合物CBP501は、非小細胞肺癌、および悪性 胸膜中皮腫を対象とした臨床第2相試験を終了しています。次相以降の開発にかかる提携パートナーについて、当年度中は確保には至りませんでした。

現在、CBP501とシスプラチン・免疫チェックポイント阻害抗体の併用による新たな 臨床試験の開始に向けて準備を進めており、この経過および結果によって提携パートナー獲得 の可能性を高めるとしています。

CBS9106については、提携パートナー獲得活動の結果、米国 Stemline Therapeutics, Inc.とライセンス契約を締結を果たしています。
同社は、CBS9106の臨床試験開始申請を終え、現在は、進行固形癌患者を対象とし臨床第1相試験を進めています。

キャンバスは、東京大学医学部附属病院、ファルマバレ ープロジェクト、ならびに富士フイルム株式会社と、それぞれ共同研究を実施。
以上の結果、当事業年度の事業収益は、Stemline社とのライセンス契約に基づくテクニカルアドバイザリーフィー109百万円(前年比105百万円)を計上。

また、当事業年度の研究開発費は、例年水準の基礎研究費支出にCBP501臨床試験準備費用ならびに次世代CBPプロジェクト関連の支出が加わり、前期比21百万円減少の294百万円となりました。

販売費及び一般管理費は、前期比33百万円増加の221百万円となり、研究開発費と合わせた事業費用は、前期比12百万円増加し、516百万円となりました。また、固定資産の減損処理に伴い特別損失17百万円を計上。

この結果、営業損失は406百万円(前年度は営業損失399百万円)、経常損失は 400百万円(前年度経常損失413百万円)、当期純損失は419百万円(前年度当期純損失414百万円)となりました。営業外収益に為替差益5,859千円が計上されています。

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575)決算

キャンバス(4575)決算

2017年度の事業収益については、平成26年12月に提携したStemline社からの収益110百万円。

この他、現在CBP501およびCBS9106についてアライアンス活動を積極的に実施しており、これらの提携契約の締結できた場合、この事業収益見通しは変動する可能性がありますが、不確実性を勘案し数値見通しとして表示しないとしています。

また、研究開発費は、CBP501に関しては次期中の臨床試験実施に伴う費用増大が見込まれるほか、次世代パイプライン化合物の開発進展の状況によっては前臨床試験準備のための薬剤発注を実施する可能性もあります。

これが実施された場合に保守的に想定される費用増加分を含め、当期比196百万円増の491百万円を見込んでおります。販売費及び一般管理費218百万円を合計した事業費用は、当期比193百万円増の710百万円が見込まれています。

以上を踏まえ、次期については、事業収益は110百万円、営業損失600百万円、経常損失600百万円、当期純損失 601百万円を見込んでおります。

株エヴァンジェリストの推奨理由を考察

株エヴァンジェリストがキャンバスを推奨したのは2017年12月13日です。まずは、その推奨理由から探っていきます。

12月13日前後のキャンバス株価を検証すると、前日の12日に出来高が急伸。

上値を伸ばしたことにより買い意欲が高まり、窓を空けて寄り付いた後、12月14日、2/3戻しのフィボナッチゾーンを超えて上昇しています。

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575) 株価推移1

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575) 株価推移1

株エヴァンジェリストはテクニカルの観点から、これらを買いサインとして推奨判断を行った可能性があります。

 

上昇は一過性のもので利幅は期待出来なさそう

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575) 株価推移2

株エヴァンジェリスト キャンバス(4575) 株価推移2

しかし、2/3戻しのフィボナッチゾーンの上の0.764戻しの水準はさらに上値が重く、12月14日・15日も結局この水準で頭を押さえられています。

ただ、キャンバスの株価は25日と75日移動平均線によるゴールデンクロスが起こった11月16日までは、75日線に沿った緩やかな下降地合いでしたが、11月16日以降は上向きな25日線が下値を支えています。

また、10月27日以降は11月16日、および12月12日、13日の安値がサポートライン上にあり、高値も切り上げています。

たしかにキャンバスは直近でも950円までの上昇余地はありますが、キャンバスは研究過程の企業であることから、取引量が少なく上昇も一過性となることが多い傾向があります。

また11月27日の高値が、7月5日と6日の間に発生した窓を閉めた後に大きく売り押されているため、一旦の達成感から、この日を高値として認識されている可能性も否めませんね。

実際に推奨日以降12月末までの株価を追ってみると、12月18日に高値808円を付けた後は下降に転じています。

 

マーチャントバンカーズ(3121)の検証

株エヴァンジェリストのサイトに無料登録すると、1日に5通程のメルマガが届きます。

その中の「本日の無料特選銘柄」では、一日1銘柄が紹介されます。

今回は直近である10月2日に届いたメールの中から、マーチャントバンカーズ(3121)を検証していきたいと思います。

銘柄名マーチャントバンカーズ(3121)
買い推奨9月29日/417円
推奨後高値10月4日/457円
最終終値10月13日/411円
マーチャントバンカーズ(3121)の業績を確認する

マーチャントバンカーズは、収益不動産からの賃料収入とホテル、ネットカフェなどの運営が主幹事業となっている企業です。

物件の仕入れに資金に関しては、主にファンド形式で募集を行っています。

2016年度は新規賃貸用不動産の取得、ホテル等の事業所の採算維持、及び向上のための施策など、中長期的な収益力を強化するための取り組みを積極的に進めていた一方で、平成23年8月に株式を取得した旭工業株式会社を株式会社日阪製作所へ全株式を譲渡していました。

これにより2016年度の業績は、前年同期と比較して、所有不動産の増加等が収益向上に貢献したものの、「国民宿舎マリンテラスあしや」の営業終了による減収分を補うに至らず、売上高が前年同期比 25.3%減、営業利益が74.7%減、経常損益は前年から損失転落し23百万円となっています。

株エヴァンジェリスト マーチャントバンカーズ(3121)業績推移

マーチャントバンカーズ(3121)業績推移

また、関係会社株式売却益196百万円を特別利益に計上するなど、親会社株主に帰属する当期純利益は148 百万円となりました。

2017年度予想は、オペレーション事業にて平成29年6月末をもって「ホテルJALシティ松山」の営業が終了し、5事業所体制となることと、中長期的な収益力維持のための必要な支出も行うとしているため、、売上高は前期比13.3%減、営業利益は743.1%増、経常利益については、2016年度の経常損失23百万円から黒字回復し、77百万円の利益の利益を見込んでいます。

一方、親会社株主に帰属する最終利益に関しては、先述のとおり2016年度は、196百万円を計上していたこともあり、前期比68.3%減としています。

 

抵抗線の上抜けを根拠に推奨

このメールは10月2日の寄付前に届いているので、実際の買い判断は前営業日である2017年9月29日であると考えられます。

10月13日現在、売り推奨に関する情報はありませんが、無料推奨銘柄なのでそこは自身の判断となるのでしょうか。

買い推奨日となる9月29日は75日移動平均線を上抜けており、これによりトレンド転換の兆しが見えています。

株エヴァンジェリスト マーチャントバンカーズ(3121)株価1

株エヴァンジェリスト マーチャントバンカーズ(3121)株価1

若干抜けが甘いように見えますが、出来高の伸び、高値から引けにかけての押しの小ささからして、翌営業日以降の上昇を見込んだのでしょう。

 

40円の利幅は小さすぎる…

しかし、この時の上昇力は弱く10月4日の457円で反落しています。

株エヴァンジェリスト マーチャントバンカーズ(3121)株価2

株エヴァンジェリスト マーチャントバンカーズ(3121)株価2

もし株エヴァンジェリストがこの上昇をターゲットにしていたとしたら、ほぼ間違いなく失敗でしょう。

短期で狙ったとしても40円の利幅は小さいですし、以前の検証では、株エヴァンジェリストはそのようなタイトなトレードを行う投資顧問だという印象はありませんでした

ただ、反落も半値の水準で一服しており、ここから二段目の上昇に入ることも見込まれますが、段階的に上値は重くなっていくことが予想されます。

 

マニュアルどおりの定番的な分析方法

株エヴァンジェリストの推奨の根拠であると思われるレジスタンスライン上抜けは、買い判断材料としては間違いではありません。

実際の買い場は、上昇時の出来高の少なさを鑑みると、1段目の上昇終了後の押し目で参戦する方が、手堅い上に効率的な投資が出来たと思います。

株エヴァンジェリストは、サイト上で公開されている実績での推奨ポイントを見ていると、マニュアルどおりの定番的な分析方法という印象を受けました。

それは間違いではありませんが、一部の戦績の良い投資顧問が有する相場勘を持ち合わせていないのであれば、利用料を払って株エヴァンジェリストを利用する妙味が薄いと思われます。

何故なら、マニュアルどおりの取引なら、少し勉強すれば自身の裁量でトレード出来るようになるからです。

 

エムアップ(3661)の検証

株エヴァンジェリストが推奨する銘柄の検証をしていくにあたり、実際の推奨実績の中から、最新のものをピックアップし、その評判と実力を見ていきたいと思います。

株エヴァンジェリストの推奨実績には、「銘柄の選定理由」「買い理由」「売り理由」がしっかり記されています。

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661)

エムアップ(3661)

これは、数多の投資顧問業者の中では珍しく、評価に値します。

今回検証するエムアップ(3661)は、主に歌手などのアーティストのファンサイトの運営を行っている企業です。

エムアップ(3661)の業績を確認する

物販も行うそうですが、比較的売上原価の少ないセクターです。業績を見ても例年黒字で、その幅にも波があまり無い安定した企業と言えるでしょう。

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661) 業績推移

エムアップ(3661) 業績推移


 

 

秋元銘柄を選定した理由は?

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661)株価1

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661)株価1

チャートを見ると、3月に入ってから発生してきた上昇トレンドの調整時を押し目としたのでしょうか。

銘柄選定理由には、2月1日に秋元康氏がエムアップの提携企業へ特別顧問として就任したことが理由と記載されています。元々、エムアップも「秋元銘柄」の一つで、この時も秋元康の新企画が成されることで、エムアップにも恩恵があると見込んだのでしょう。

 

記載の上昇理由では上昇は起こらず

しかし、2月1日の報道後の上昇は既に株価調整が入っているため、3月のトレンドは押し目買いが延びたということであり、秋元報道の期待による上昇ではないように思えます。

現に3月9日に高値を付け、その後5月11日まで低水準での推移となっています。

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661)株価2

株エヴァンジェリスト エムアップ(3661)株価2

こういった値動きの軽い銘柄は、動意の無い期間が長いこともあり、材料が勃発すると一気に急騰する傾向があります。

出来高から見ても、3月7日は上昇が続くようなトレンドではないとわかりそうな気がします。

推奨のタイミングとしては早すぎた感は否めません。

 

別の材料で三空踏み上げが起こる

結局は5月12日から、次々と材料が投下されることとなりました。

  • 5月12日:エムアップの子会社WEAREで乃木坂46の公式コラボアプリ『乃木坂46always with you』の開発報道
  • 5月15日:決算発表
  • 5月17日に新株予約権の発行
  • 5月18日:『乃木坂46always with you』の正式発表

株エヴァンジェリストは5月26日を売り推奨日としています。確かにこの時期は、株エヴァンジェリストが記載した通り三空踏み上げの気配が漂っていますね。

結果的には三段上昇となり、三段目にも三空踏み上げが起こっています。

配信した顧客が取引するとなると、反落のリスクを考慮した良い売り場だったのかもしれません。

ただ株価は6月2日まで伸びているため自身でトレードするなら5月26日以降で勝負をするのも良かったのではないかと思えます。

 

株エヴァンジェリストの基本概要

株エヴァンジェリストでは投資助言以外にも、日々の相場状況をメールマガジンで知らせてくれます。しかし、向後はるみさんの見解ではなさそうなので注意しましょう。

下記、メールマガジンの内容です。

 本日の無料特選銘柄
 先週末のNY市場おさらい
 本日の東京市場展望
 本日の日経平均株価テクニカル分析
 本日の個別銘柄戦略

 

向後はるみさんとはどんな人物?

株エヴァンジェリストで推し出されている向後はるみ さんは、「美しすぎるファイナンシャルプランナー」のキャッチフレーズで、ダイヤモンドオンラインでの執筆、宝島株ムックのメディアなどに出演しています。

「株-1 グランプリ※」で2度の優勝実績を有し、投資関連のセミナーやメディアにおける解説などもしています。
※夕刊フジの新聞企画。毎月5人の投資のプロが銘柄予想し、1ヶ月間後の収支で勝負する。

株エヴァンジェリスト 向後はるみオフィシャルブログ「はる日和」

向後はるみオフィシャルブログ「はる日和」

そんな向後はるみさんは、株エヴァンジェリストにストラテジー顧問として在籍しています。

本人の実績はさることながら、契約上、株エヴァンジェリストでは投資戦略を所属アナリストに教えているだけです。決して本人が銘柄を選んでくれるわけではないので、勘違いをしないように。

 

運営元のマーチャントブレインズ投資顧問とは

株エヴァンジェリストの運営元はマーチャントブレインズ投資顧問株式会社です。

代表取締役の加藤雄太郎さんは、ファイナンシャルプランナー兼個人投資家として約14年活動していたようです。

マーチャントブレインズ投資顧問 代表取締役 加藤雄太郎さん

マーチャントブレインズ投資顧問 代表取締役 加藤雄太郎さん

加藤さんは株エヴァンジェリストの立ち上げと同時期に、ラジオNIKKEIに出演しています。銘柄選定はテクニカルを基本に、急騰株の発掘を狙っているとされています。

ですので、代表者や向後はるみさんの面々を見る限りは、俗に言う「どんな会社だかわからない」金商登録無しの会社とは異なるようです。

 

口コミ評判は不穏な雰囲気も・・?

「株エヴァンジェリストで損をした」という口コミ評判を目にすることがあります。

プロの力を頼っても負けてしまうことは珍しくありません。株に絶対はないので、助言サービスを利用しても「勝率100%」を求めるのは難しいものです。

しかし、santec(6777)の分析からも、株エヴァンジェリストの投資戦略が不十分であったことは明らかでした。

もしかすると、株エヴァンジェリストの投資助言を受けながらも負けてしまった投資家の方は、ネット上の評判以上にいるのかもしれません。

 

株エヴァンジェリストの総合評価

違反行為はないものの、単刀直入に株エヴァンジェリストの実力が懸念です。

ロスカットという分析結果からも、向後はるみさんの投資戦略が、銘柄分析・売買判断に活かされているとは言い切れないためです。

今後も分析を進めていくので、少しでも株エヴァンジェリストの勝率が上がることに期待をしたいと思います。

 この記事のコメント

  1. 匿名 より:

    指定された株が上がらんからおかしくないか?と連絡したら
    強制退場。退会されたんだけどこれってどうなの?
    顔が見えないからって雑にも程がある。しばらく怒りがおさまらんわ

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