暁投資顧問 推奨銘柄から「実力診断」 元証券マンが投資法を分析

 2019/12/12

暁投資顧問
https://www.akatsuki-toushi.com/

暁投資顧問は株式投資助言だけでなく、日経225先物取引や日経225オプションなどの情報提供を行っている投資顧問業者です。

最近はyoutubeの動画配信にも進出。

チャンネル登録数は1.8万人(12月12日現在)と、着々と個人投資家の注目を集めています。

そこで、今勢いのある暁投資顧問の投資力を、元証券マンの管理人が分析

事例を基に実力を評価するので、利用に悩んでいる投資家の方は参考にしてみてください。

暁投資顧問 投資アドバイザーは3名

暁投資顧問では千竃(ちかま)鉄平さん、平下睦さん、本田隆一郎さんの3名がサポートをしてくれます。

投資の種類によって担当者が異なるようです。

今回は個別銘柄から暁投資顧問の投資力を見ます。

そのため、銘柄選定しているのはおそらく平下睦さんか本田隆一郎さんでしょう。

それでは10月21日18時に推奨のあったクラレ(3405)で検証したいと思います。
※化学品の大手。高機能素材に強みを持つ。複数樹脂で世界トップ、米・活性炭大手買収。

 

暁投資顧問 選定背景は「テクニカル分析」

クラレ(3405)の推奨日時は21日18時のため、最短で買えるのは23日始値です。

※22日は「即位礼正殿の儀」により祝日でした。

直近に好材料が出たわけではないので、ファンダメンタルは選定理由にないようです。

では、当時のクラレのチャートを見てみましょう。

クラレ(3405) 株価チャート

23日・24日は陽線を形成するも、25日はマドを開けて急落となりました。

これは米国の樹脂工場の火災事故で、けがをした作業員らから治療費や慰謝料などの支払いを求められる訴訟があったためです。

クラレは訴訟費用を含め、7-9月期に140億円の特別損失を計上。

投資家の売り注文が殺到しました。

結果的に暁投資顧問の推奨後、クラレの株価は下落したわけですが、当件も投資のプロであれば想定しておきたかったところです。

では、暁投資顧問がクラレを推奨した理由を探ります。

すると、2つのテクニカル分析により抽出したのだと推測できました。

 

「はらみ線」

下記のチャートを見て下さい。

17日の陰線が18日の陽線を包み込んでいるのが分かると思います。

クラレ(3405) 10月17・18日 「はらみ線」

このようなローソク足を「はらみ線」と言います。

はらみ線とは、お母さん(陰線)がお腹に子ども(陽線)をはらんでいるように見えることから名付けられました。

売り圧と買い圧のせめぎ合いが始まったことを意味します。

買い条件は「底値圏で現れる」ことです。

このローソク足が確認できたら買いではなく、底値圏ではらみ線が出来ることが重要です。

底値圏で売買圧力がぶつかると、「ここまで安くなったから買っておこう」と考える投資家が増えます。

クラレのチャートを振り返ると、8月22・23日に底値圏ではらみ線が現れました。

クラレ(3405) 8月22・23日 「はらみ線」

株価は反発し、上昇のきっかけとなっています。

暁投資顧問は、前回(8月22・23日)の株価動向を見た上で、10月17・18日に形成されたはらみ線に期待したとも考察できます。

 

「パラボリック」

10月16日からトレンド系のパラボリックが買いサインを出していました。

クラレ(3405) 10月16日~ 「パラボリック」

パラボリックはトレンド転換を見極める際に有効なテクニカル指標で、緑色の放物線が上向けば「上昇サイン」、下向けば「下落サイン」を示唆します。

推奨日の10月21日大引け後は、まさに上昇サインの最中でした。

暁投資顧問はまずまずの買い判断だったと思います。

強いて問題点を挙げるなら、パラボリックの買いサインが出てからの判断が遅いです。

買いサイン出現5日目で推奨し、クラレを買えたのは6日目。

利幅を伸ばすにはもっと早めの判断が必要だったと言えます。

 

暁投資顧問 分析にやや懸念有り

暁投資顧問の着眼点はそこまで悪くなかったと思います。

ファンダメンタルが無かった分、複数のテクニカル分析を用いて銘柄選定をしていました。

ただ、クラレの株価下落の最大要因であった火災事故は、1年以上も前の出来事です。

損失の先読みは投資のプロであれば想定していてほしかったところです。

また、最も残念だったのは判断力です。

一つ目の「はらみ線」は低値圏で形成されればトレンド転換のチャンスですが、どちらかと言えば17・18日の形成位置は高値圏でした。

二つ目の「パラボリック」も買いサイン出現からしばらく経過した後の買い判断でした。

どちらも適切なタイミングとは言えなかったです。

投資顧問業者の中には、暁投資顧問同等の着眼点を持ちながら適当のタイミングで推奨する業者 も存在するので、自分に合ったサービスを是非見つけてみて下さい。

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