あすなろ投資顧問 厳選株から見る 不安定相場の投資法

 2020/05/14

あすなろ投資顧問
https://1376partners.com/

あすなろ投資顧問は、株式投資助言に留まらず、Youtubeやコラムを通して株式情報の提供に努めている投資顧問業者です。

ただ「銘柄推奨日が天井」だったという口コミも見受けられるなど評判はいまいち。

そこで、元証券マンの管理人が、公式サイトに載っている「本日の厳選株」から投資力を分析。

世間の評判も見ながら実力を深堀りするので、あすなろ投資顧問が気になる投資家の方はご一読下さい。

あすなろ投資顧問の評判

あすなろ投資顧問はネット広告の掲載が目立ち、料金が比較的安価(月額2,980円~)で利用できるため、個人投資家が手を伸ばしやすいようです。

しかし、期待に反して投資結果は芳しくない様子。

加藤あきらさん推奨の個別銘柄は「推奨日が天井」となっていました。

加藤さんが何を判断基準としたのかは分かり兼ねますが、プロとしてあるまじきタイミングで推奨を行ったことは断言できます。

と言うのも、加藤さんは2019年7月31日にクリーク・アンド・リバー社(4763)を推奨。

2020年5月14日の今現在まで、推奨時の株価を越したことは一度もありません

クリーク・アンド・リバー社(4763) あすなろ投資顧問推奨後の株価推移

よく目にする投資顧問業者だからと言って、必ずしも実力があるとは言えないでしょう。

ちなみに同銘柄は「加藤あきらのボーナスラッシュ銘柄」というスポットプランにて推奨をされていました。
※1銘柄10,000円のような単発契約

あすなろ投資顧問のスポットプランは、先述の月額2,980円のプランとは契約形態が異なるため、別途利用料金が発生します。

おそらく料金は数万円~数十万円。

現在は85,000円で「加藤あきらのダイレクトマネー銘柄」というスポットプランを募集しているので、当時の「ボーナスラッシュ銘柄」も同額程度と考えられます。

高額な料金を支払い、高値掴みをしないためにも慎重に利用検討をして下さい。

 

あすなろ投資顧問 投資助言者は3名

あすなろ投資顧問には、みんなの株式で銘柄予想を行っている「大石やすし」さんや「加藤あきら」さん、長年証券会社で活躍していた「まんもす藤井。」さんが在籍中です。

あすなろ投資顧問 アナリスト3名

 

大石やすし

あすなろ投資顧問の代表取締役。

コラム「社長の二言目」の執筆や、Youtubeの動画出演など積極的な情報発信を行っています。

時折スポットプランから「究極社長シリーズ」を提供するなど、投資助言を行うこともあるようです。

ただ、大石やすしさんは金融業界出身者ではありません。

歌手活動やIT会社の立ち上げ経験を経て、あすなろ投資顧問の経営を開始しました。

投資自体は、御祖母が個人投資家だったため幼い頃から触れていたというものの、金融畑を知らないせいか、実力不足を指摘する評判も散見されます。

驚いた!ソフトバンクグループ9884 急騰 あすなろCEO 大石やすし 2660円で売り予想 3月23日9:00 2660円 3月25日9:26 4011円

引用元:【優良】投資顧問&株情報サイトを裏分析

上記の評判でも判断を見誤ったようですね。

そこで、大石やすしさんの投資法 を独自に分析したので、気になる方はご一読ください。

 

加藤あきら

あすなろ投資顧問人気ナンバー1のアドバイザー。

某外資系証券会社で株式・債権・投資信託・保険等、様々な商品に触れてきたようです。

残念ながら証券マン時代の実績は不明ですが、高値掴みをさせてしまった評判も踏まえると、分析精度はさほど期待できないかもしれません。

Yahooファイナンスの投資の達人(3月31日閉鎖)でも際立った勝率は上げられていませんでしたね…。

加藤あきら 投資の達人の勝率

加藤あきら 投資の達人の勝率

加藤さんはチャートから銘柄発掘をするチャーチストの肩書きを持っているので、近い内に推奨銘柄の分析を行いたいと思います。

 

まんもす藤井。

山一證券(旧・四大証券会社の一角)で25年間のキャリア経験を持つ、シニアマーケットアナリスト。

ロイター・ブルームバーグ・日経新聞等のメディアでも執筆経験有り。

ネーミングインパクトも強いので、目にしたことのある投資家もいるでしょう。

藤井さんはあすなろ投資顧問で内部管理体制の強化に努めていましたが、顧客の要望に応え助言者に復帰したようです。

ただ、現役時代の分析力は衰えてしまったのか。

推奨後に騰落率-50%まで下落した個別銘柄を推奨していました。

酷いの一言。完全ズレてる。昨年秋6787メイコー8月2400円から他社で推奨してた銘柄、とは知らず マンモス藤井おすすめ推奨有料でこの銘柄 9月末の週 3400付近で推奨され なんとすぐに天井3500付け 下げてきたので 相談したら 回答が 「大丈夫!決算で反発します。」の返答。決算直後 毎日ストップ安 連日。ファンドが売りの大口報告あり。12月初めにほ1700円になりました。2か月で資金半分。どうぞ確認してください 怒りしかない!のに マンモス藤井や大石から5万円割引きチケットで次の有料銘柄買って下さいと!案内平気でよこす!ここの投資顧問と知り合い 老後資金2000万消えた。許せない。

引用元:潜入!!ウワサの投資顧問

藤井さんの知名度だけで頼ると痛い目を見るかもしれません。

ですが、これら評判はすべて第三者の評価のため私が判断したものではありません。

ここからは実際に事例を分析しながら、あすなろ投資顧問の投資力を探っていきます。

 

あすなろ投資顧問の銘柄選定 (2020/4検証)

あすなろ投資顧問は3月17日の「本日の厳選銘柄」でAiming(3911)を紹介しました。
※スマホゲームの配信・制作会社。多人数同時型に強み

推奨理由は下記の通り。

株価は今年2月の急騰から調整を経たが、全体地合いが大きく崩れた中でも独自の動きを続け、足元では再び戻りを試す動きを強めている。直近で最も多い出来高が滞留する500円台半ばまでのゾーンでは戻り売りが待ち構えるも、需給面では新安値更新が相次いでいる市場全体と比しても優位性があるとみられる。

引用元:あすなろ投資顧問 「新作の快進撃とともに再動意期待」

新型コロナウィルスによる不安定相場の中、戻りが早い個別銘柄として同銘柄に目を付けたようです。

結論から言いますと、あすなろ投資顧問は銘柄選びに失敗しています。

推奨後も株価は反発することなく横ばいに推移。

テクニカル指標のボリンジャーバンド・エンベロープも、きれいにバンド幅内にローソク足は収まり、しばらく緩やかな値動きが予測できます。

Aiming(3911) ボリンジャー・エンベロープ


 

失敗:日経平均株価と連動しない

あすなろ投資顧問がAiming(3911)を推奨したのは3月17日。

当時の日経平均株価は連日暴落を起こし、3月13日には3年4カ月ぶりに17,000円を割り込みました。

日経平均株価 17,000円割り込み

結果論ですが、検証日の本日4月15日から振り返ると、17,000円を割り込んだ数日間(13日~23日)が直近の底値圏。

つまり、株価反発で利幅を狙える理想的な仕込み時でした。

日本株はほぼ全面安の状態なので、あすなろ投資顧問が買いに入るタイミング(3月17日)は申し分なかったです。

しかし、あすなろ投資顧問が選んだ銘柄が不適切でした。

下記のチャートをご覧ください。

日経平均株価はマドを開けて上昇したにもかかわらず、Aimingの株価はさして影響を受けていません

日経平均株価 Aiming(3911) 株価推移

あすなろ投資顧問は日本株が全面安の中、数少ない非連動銘柄を選定してしまいました。

同銘柄の選定理由も「新安値更新が相次いでいる市場全体と比しても優位性がある」ことが決め手。

ファンダメンタルやテクニカル分析を駆使して導き出したわけではないようです。

 

あすなろ投資顧問 安易な投資判断に注意

あすなろ投資顧問の銘柄推奨に過度な期待は禁物です。

反発に期待できるチャンス相場の中、株価変動が弱い銘柄を選んでしまったのは、プロの投資顧問業者として失敗したも同然。

たとえ含み損にならなくとも、チャンス相場で資金ロックはいけません。

結果、機会損失を与える形になってしまいました。

Yahoo投資の達人などで活躍するアナリストだからといって、的確な分析が行えるわけではないようです。

日々のコラムやブログの執筆、Youtube配信など多忙なコンテンツ業務を見ると、個別銘柄の細かな分析にまで目が届いていないようにも思えます。

なので、相場情報はあすなろ投資顧問から受け取り、銘柄情報は最新鋭のAI株ツール に頼るなど、サービスを分けて活用するのも投資力を向上させる一つの手だと思います。

 

あすなろ投資顧問 YouTube

昨今、あすなろ投資顧問はYoutubeに力を入れています。

相場の見通しや個別銘柄の分析、有料プランの案内などを不定期配信しているようです。

大石やすしさん、加藤あきらさん、まんもす藤井。さんだけでなく、ゲストにYEN蔵さんを招いて相場分析することもしばしば。

投資の情報収集に役立てられると思います。

ただ、動画は分かりやすく相場解説することを念頭に置いているようで、投資初心者~中級者向けの内容です。

日頃の情報ベンダーで足りている投資家には不要なコンテンツでしょう。

もし気になる方はあすなろ投資顧問のYoutubeチャンネル を確認してみて下さい。

 

AI投資ツール KATANA3.0

あすなろ投資顧問のAI銘柄発掘システム「KATANA3.0」が気になります。

最近完成したAI投資ツールのようで、AIが自動で上昇期待銘柄を抽出をするとのこと。

AI解析は米大手金融機関のゴールドマンサックスやJPモルガンも導入しており、AIツールの活用はもはや常識となっています。

ただ、システムの詳細は非開示のため解析ができません。

唯一分かっている点は、検証済みの別サービス「AIスクリーニング 」と近しい機能を備えているようですが、AIスクリーニングのように最新鋭AIは搭載していない模様

現状では分析力に大きな差がありそうです。

「KATANA3.0」の銘柄情報が入り次第、追って分析を行いたいと思います。

 

あすなろ投資顧問の提供サービス

あすなろ投資顧問は無料コンテンツが充実している投資顧問業者です。

あなたの投資に役立ちそうなサービスが見つかりましたら、ぜひ取り入れて活用して下さい。

 

無料サービス一覧

銘柄・市況情報
注目の銘柄、アナリストの厳選株、分析レポート、コラム、旬な話題や市況解説まで幅広い株式情報を基本無料で毎日公開。

新規特典5銘柄
新規会員限定で毎日1銘柄(最大で5銘柄)を提供。

メルマガ配信
最新の注目情報、レポート、新着情報、あすなろ投資顧問からの重要なお知らせをメール配信。

銘柄相談
保有中の銘柄、気になる銘柄、株式投資に関する相談がメールで可能。

 

有料サービス一覧

あすなろ投資顧問は「期間契約プラン」「単発スポットプラン」「ポイント情報」の3つのプランを用意。

期間契約プラン

■プラン名
プレミアム会員プラン
■料金
2,980円(1ヶ月)
■特徴
・毎日1~2銘柄以上を提供
・銘柄は売買ポイント、アナリストのコメント付き
・リアルタイムのフォロー

■プラン名
ダイヤモンド会員 ※現在受付停止中
■料金
98,000円(1ヶ月)/278,000円(3ヶ月)/528,000円(6ヶ月)/980,000円(12ヶ月)
■特徴
・全ての銘柄情報が契約期間中見放題
・「あすなろ相場見通し」をダイヤモンド会員専用情報として配信
・メールでの銘柄相談に売買アドバイスを付けてサポート
■プラン名
ダイヤモンドVIP会員
■料金
298,000円(1ヶ月)/848,000円(3ヶ月)/1,600,000円(6ヶ月)/3,000,000円(12ヶ月)
■特徴
・毎月8銘柄以上提供(ダイヤモンドVIP会員限定銘柄)
・全ての銘柄情報が契約期間中見放題
・担当アナリストがマンツーマンでアドバイス
・電話サポートが可能

 
単発スポットプラン

■プラン名
随時変動
■料金
随時変動
■特徴
・低予算での参加可能
・アフターフォローがセット
・推奨銘柄レポート有り

 
ポイント情報

■ポイント数
100ポイント
■料金
600P(5,000円) / 12000P(10,000円) / 40000P(30,000円) / 70000P(50,000円)
■特徴
・ポイント銘柄情報
・ポイントコラム
あすなろ投資顧問の銘柄選定 (2019/10検証)

あすなろ投資顧問は「スクリーニングには一切手を抜かない」ことをメリットとして掲げています。

経験豊富なアナリストが複数在籍しているため、ファンダメンタル分析・テクニカル分析を駆使した銘柄選定に自信を持っているのでしょう。

所属アナリストの「大石やすし」さん、「加藤あきら」さん、「まんもす藤井。」さんが日々銘柄分析を行い、都度提供しているのでしょう。

それでは、8月7日にペプチドリーム(4587)を推奨していたようなので、あすなろ投資顧問の投資力を探っていきます。
 
決算発表を見据えた銘柄選び
ペプチドリームはバイオテクノロジー業界の創薬ベンチャー企業です。

特殊ペプチドを使った医薬品候補物質の開発を大手製薬会社と進めています。

5月14日の第3四半期決算発表では、経常損益9.1億円の黒字(前年同期は11.9億円の赤字)に浮上。会社四季報2019年3集では、2019年6月期の通期予想は連続増益となっており、まさに業績好調でした。

あすなろ投資顧問は順調な当企業の業績に注目し、決算発表を待っていたのでしょう。

8月7日の買い推奨タイミングから、おそらく8月8日大引け後の決算発表を狙っていたことが推測できます。

しかし、あすなろ投資顧問の期待とは裏腹に、ペプチドリームの株価は下落していきました(9月30日現在)。

※推奨株価は不明のため「始値6,010円」を設定。

ペプチドリーム(4587) 8月7日~9月30日

ペプチドリーム(4587) 8月7日~9月30日

高値圏での買い推奨から株価900円下落したわけですが、これには2つの株価下落要因が関連していました。
早速、今回の株価下落要因を確認していきましょう。
 
株価下落の2つの要因
1つ目:決算期の変更
ペプチドリームは決算期をこれまでの6月から12月に変更することを、決算と同時に公表しました。

これは当社のパートナー企業の多くが国際基準である12月決算を採用しているため、決算期を合わせる事が目的です。

将来的に売上ロイヤリティー等を受領する可能性や、提携関係の強化に繋げられることを考えると、ペプチドリームは合理的判断を下したと言えるかもしれません。

ただ、投資家目線では決算期の変更は必ずしもポジティブ材料になるとは限りません。

なぜなら通期業績予想が半期業績予想となるので、12ヶ月決算での業績比較がしずらくなるためです。

年間を通した成長を比べられないと、正確な投資判断が難しくなるので、投資家の不安売りが発生したと考えられます。
 
2つ目:赤字業績への転落
今回の決算発表では19年12月期通期(2019年7月1日~2019年12月31日)の経常利益予想が8億円の赤字転落と発表されました。
ペプチドリームは4~6月に業績が偏重する傾向があります。

6ヵ月の変則決算となる2019年12月期通期は、契約金収入が集中する4~6月の数字を含みません。

さらに米創薬ベンチャーとの次世代薬開発のための研究・開発費、人件費増が赤字転落の要因として挙げられています。

長期的に見ると期待出来る内容ではあるものの、短中期トレードの投資家からするとネガティブ材料となった可能性があります。
 
12月期決算への移行については事前に情報を仕入れることができないので、あすなろ投資顧問を批判するつもりはありません。

ただ、テクニカル分析をすると、8月7日の買い推奨を控えられた結果が現れました。

 
「エリオット波動論」を見落とした投資判断
テクニカル分析でチャートを見ると、ストキャスティクスや移動平均線で下落サインが見て取れました。

中でも特に分かりやすく読めたのが「エリオット波動論」です。

エリオット波動論とは、ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した株式投資についてのテクニカル理論です。

「上昇5波動・下降3波動」と呼ばれる8つの波で株価推移を予測する考え方で、「株価は連続した5つの波動により上昇、これが終わると3つの波動によって下落する」とされています。

下のチャート図をご覧ください。

ペプチドリーム エリオット波動論

ペプチドリーム エリオット波動論

あすなろ投資顧問が買い推奨を出した8月7日は、最後の吹き上げの天井付近です。

1波~5波の上昇をA~C波が修正しながら下落するのがセオリーのため、教科書通りのエリオット波動論が形成されていました。

つまり、株価の下落が始まるタイミングで、あすなろ投資顧問は推奨の判断をしてしまったのです。

経験豊富なアナリストであれば気付けた指標のはずですが、テクニカル分析を怠っていたのでしょうか。

投資のプロである以上、絶対に見逃してはいけないポイントでした。

 この記事のコメント

  1. 泣き顔ちゃん より:

    ここは利益が出ない。大きく損失を出した。懲り懲りda.

  2. jorge より:

    なんか変に宣伝があるやつは、自分に弱みがあって宣伝するので、本と同じで、表紙が金とか銀でぴかぴかなのは中身がないからです。

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