グローバルリンクアドバイザーズの評判・悪徳・詐欺を推奨銘柄から徹底検証

 2017/11/17

グローバルリンクアドバイザーズ
http://www.gladv.co.jp/

今回検証するのは、戸松信博氏が代表を務めるグローバルリンクアドバイザーズという投資顧問サイトです。

口コミや批評サイトでの評価はどちらかというと良くないですが、書き込み内容を見ていると短期的なスイングも多用されるらしく、急伸時の判断に利用者の売買がついていけていない印象でした。

取引力は実際のところどうなのか?運営は信頼できる体制なのか?という観点から探ってみたいと思います。

ソフトバンクグループ(9984)の検証

グローバルリンクアドバイザーズのサイト上には推奨実績などの公開はありません。

なので、レポートの中で紹介されているソフトバンクグループ(9984)の分析内容からその実力を読み取ってみたいと思います。

グローバルリンクアドバイザーズは2017年5月31日に公開したレポートで「状況はこのころよりも好ましく、さらにダイナミックな成長にむけての投資が活発に行われていることを評価すると、1万円突破も近い」とソフトバンクグループ(9984)について記述しています。

銘柄名 ソフトバンクグループ(9984)
公開 2017年5月31日
想定到達価格 10,000円
ソフトバンクグループ(9984)の業績を確認する

ソフトバンクグループは、日米で携帯事業、及びネット関連業務を広くへ展開。傘下にヤフーを従え、アリババの株式の持分を有しています。

また、IoT企業への脱皮図るためARM社を買収し、こちらも傘下に従えています。

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 レポート紹介銘柄 ソフトバンクグループ(9984)業績推移

グローバルリンクアドバイザーズ紹介銘柄 ソフトバンクグループ(9984)業績推移

2016年度の売上高は、前期比0.2%増となっています。

国内通信事業とヤフー事業は増収となり、アーム事業も新たに加わりましたが、スプリント事業と流通事業は減収となりました。

スプリント事業は米ドルベースでは増収でしたが、円高の影響により減収。営業利益は、前期比12.9%増となっています。

国内通信事業とスプリント事業でそれぞれのセグメント利益が増加したほか、新設のアーム事業でも12,919 百万円のセグメント利益を計上しました。

一方、ヤフー事業のセグメント利益は、前期にアスクルの企業結合に伴う再測定による利益 が含まれていたため今期は減少、また、流通事業のセグメント損失は前期比 8,763 百万円悪化なっています。

これは、ブライトスターに係るのれんの減損損失を計上したことによるものです。

これに加えてソフトバ ンクグループの支払利息が増加、アリババ株式の一部売却に伴う持分利益の減少、アリババ株式先渡売買契約に含まれるカラー取引に関するデリバティブ評価損失、その他の営業外損益部門での黒字転換の影響で、税引き前利益は、前期比22.5%減。

当期純利益もアリババ株式の一部売却の影響による法人所得税がマイナスとなる等の要因から、200.8%の増益となっています。

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 ソフトバンクグループ(9984)決算

グローバルリンクアドバイザーズ紹介銘柄 ソフトバンクグループ(9984)決算

2017年は、業績に影響を与える未確定な要素が多く、業績を見通すことが困難とし、ソフトバンク側は予想の公表を控えていますが、アナリストのコンサンセスでは小幅な増収に伴い営業損益も増益、一方、経常損益、当期純損益は減益と予想しています。

 

上昇地合い中の紹介

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 ソフトバンクグループ(9984)株価1

グローバルリンクアドバイザーズ紹介 ソフトバンクグループ(9984)株価1

グローバルリンクアドバイザーズのサイト上にて、ソフトバンクグループの見通しをレポート上で記した5月31日は、2σボリンジャーバンドに頭を押さえられている状況でした。

基本的には上昇地合いでしたが、4月下旬からの株価を見ると概ね25日移動平均線と2σボリンジャーバンドの間での推移となっています。

 

ターゲットは10,000円の水準?

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 ソフトバンクグループ(9984)株価2

グローバルリンクアドバイザーズ紹介 ソフトバンクグループ(9984)株価2

したがって、5月31日以降はまさに小反落が起きるも、押しは浅く6月9日に急騰しています。しかし、サイト上のレポートでは10,000円を見込んでいるとの記述があったため、ここを売り判断はしないでしょう。

ただ、3σに到達した株価は、6月9日の翌日から調整に入っており8,423円まで下落しています。

 

塩漬けか損切りかの判断を迫られる事態に

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 ソフトバンクグループ(9984)株価3

グローバルリンクアドバイザーズ紹介 ソフトバンクグループ(9984)株価3

その後、9月15日にダブルボトム形成から急反発し、10月13日に10,000円を超えることとなりました。

ですが、その間実に4ヶ月半を要しており、利用者はその期間中、塩漬けに耐えるか、損切りの判断を迫られることになっていたでしょう。

ソフトバンクグループは、影響を受ける要素の範囲が広いため株価の波打ちは強いです。

したがって、中期的な目論見による参戦は、上昇基調が続いている最中に行うとカウンターを喰らう可能性があります。

 

グローバルリンクアドバイザーズの基本概要

グローバルリンクアドバイザーズは、ファンド組成と販売、そして運用業務と投資助言業務がサービス提供範囲となっています。

広範囲に事業を展開していることから日本株のみ扱う業者とは異なる分析方法を用いるであろうことは容易に想像できます。

日本の個別株にフォーカスして精度を測るというのは難しいかもしれません。

 

メイン業は投資助言業務ではない

主幹業務は投資助言業務ではなく、あくまでファンド業務である模様です。

株式投資の助言業務については日本株のほか米国と中国をはじめとしたアジア各国の株式が対象で、ベトナムのような新興国の株式における助言も行っています。

さらに、FXの投資助言も行っており、投資助言業務においてはどちらかと言えば株式投資よりもFXの方に注力している印象です。

FXの方がアナリストの人数も多く、知名度のあるトレーダーを集め、書籍の出版やセミナー等も開催しています。

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 コラム

グローバルリンクアドバイザーズ コラム

 

グローバルリンクアドバイザーズの運営体制

グローバルリンクアドバイザーズの運営状態を検証するため、下記の項目に当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ○5
  5. 住所表期がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ×10

総計で85点となりました。

グローバルリンクアドバイザーズは2種の金商取引業者なので、主幹であるファンド業務に関しては特商法の対象にはなりません。

投資助言業務に関してサイトの表記や口コミを精査した限りでは、詐欺や悪徳業者といった心配は不要のようです。

過去に向後はるみ氏も在籍していたことがあり、現在は小池麻千子氏などがアナリストとして在籍していますね。

グローバルリンクアドバイザーズ 評判 小池麻千子

グローバルリンクアドバイザーズ 小池麻千子氏

 

代表の戸松信博氏とは?

グローバルリンクアドバイザーズ代表の戸松信博氏は中国に限らず外国株全般、そしてマクロ経済の解説にも度々メディアに登場する著名な人物です。

Yahoo!ファイナンスで「投資の達人」としてコラム提供もしており、中国株についての本も多数執筆しています。

以下の記事では戸松信博氏自身の銘柄予想の精度など詳しく紹介しています。

戸松信博氏の評判は?銘柄予想・実績を検証しました!

最近では「IPO投資・速習マスタープログラム」や「四季報トレード攻略プログラム」といった、セミナーも開催しており、多忙な様子がうかがえます。

 

グローバルリンクアドバイザーズの総評

第二種金融商品取引業により組成・販売・投資運用業でファンド運用業務が行えるので、グローバルリンクアドバイザーズの中には常に相場を張っているスタッフが存在しているということになります。

こう聞くと投資助言を受ける利用者も、有益な売買指示などを受けられそうな気がするでしょう。

しかし、巨額なファンド資金の運用におけるトレードのノウハウは、投資助言を受ける個人の利用者のそれとはまるで別物です。

運用者と助言者は別でしょうが、メディア露出やセミナーなど多忙な戸松信博氏が助言業務にどれほど関わってくるかも定かではありません。

恐らく、ファンド運用担当者そのままの感覚を持ち込まれたら間違いなく納得のいかない投資となることでしょう。

他に個人トレーダーに特化し投資家に歩み寄った目線で助言を行う業者も沢山ありますので、グローバルリンクアドバイザーズにそれほどの優位性は感じられません。

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