ゴールドリサーチ投資顧問 元証券マンが”再”検証 推奨銘柄から見る投資力

 2019/12/09

ゴールドリサーチ投資顧問
https://www.jkja.jp/index.html

ゴールドリサーチ投資顧問は、10月29日に常勝株ジャーナルが名称変更した投資顧問業者です。

変更理由は新しく「成果報酬プランを取り入れた」ため。

新体制になった訳ではないようなので、情報収集の仕方や分析方法は以前のままでしょう。

旧サイトの評判はあまり良かったとは言えませんが、リニューアルに踏み切ったことでなんとなく期待をしてしまいます。

そこで、ゴールドリサーチ投資顧問の推奨銘柄を元証券マンの管理人が分析。

ゴールドリサーチ投資顧問の投資力を確認しながら、利用する検討材料にしてみて下さい。

ゴールドリサーチ投資顧問 分析はテクニカルに特化

常勝株ジャーナルの顔であった伊東聡 さんは、ゴールドリサーチ投資顧問でも変わらずの立ち位置のようです。

伊東さんと言えば、ザラ場中に取引指示を出すこともあり、株価状況を見ながら判断を下すアナリストです。

以前、常勝株ジャーナルを検証した際はシンシア(7782)を推奨。
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結果的に高値掴みとなってしまいましたが、テクニカル分析に重きを置いていた記憶があります。

ゴールドリサーチ投資顧問でも、同様の分析法を用いていると思います。

それでは、11月25日に推奨のあったシダー(2435)から実力を探っていきます。
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下記はシダーの株価設定です。

 シダー(2435)

買い     :215円~230円
利確ポイント :240円
中期目標   :265円
ロスカット目安:175円

 

「移動平均線」と「ローソク足」で買い判断

ゴールドリサーチ投資顧問は、「25日移動平均線を下値にサポートし、長い下ヒゲを形成し堅調さを見せている」とシダーのチャートを分析していました。

下記のチャートをご連絡ください。

ゴールドリサーチ投資顧問の言う通り、伸びた下ヒゲは25MA付近で反発しているのが見て取れます。

シダー(2435) 推奨日前後の株価推移

25MAが支持線となり、株価は上昇していくとゴールドリサーチ投資顧問は予測したのでしょう。

予測の背景には11月6日大引け後に発表した上方修正が関係しています。

第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を、従来予想9,200万円の赤字から3,100万円に赤字幅が縮小する見通しとなりました。

この内容に投資家が注目し、7日の出来高は520万2,300株(6日は6,300株)と大幅増加。

シダー(2435) 出来高の変動

ゴールドリサーチ投資顧問は12月7日以降も「買い方の保有が継続される」と読み、本格的な上昇を迎えると想定しました。

しかし、皮肉にも株価は下落トレンドを形成

11月25日~12月5日は買い推奨の株価215円~230円間を推移するも、12月6日には215円を下抜けてしまいました。

推奨株価で買った場合、損切りもしくは塩漬けする投資家も少なくなかったでしょう。

なぜ、ゴールドリサーチ投資顧問の予測に反して下落トレンドとなってしまったのか。

私もテクニカル分析をすると、ゴールドリサーチ投資顧問の見落とした点が見つかりました。

 

ゴールドリサーチ投資顧問 見落としたテクニカル分析

買いと判断するには弱かった理由は2点です。

 

「パラボリック」 推奨時点で下落サイン

まず1点目は「パラボリック」です。

11月20日を起点に、下落を示唆するパラボリックが出ています。

シダー(2435) パラボリックで下落サイン

パラボリックはトレンド転換を見るときに有効なテクニカル指標で、放物線が上向けば「上昇サイン」、下向けば「下落サイン」を示唆します。

シダーの推奨日だった11月25日はすでに下落サインの最中でした。

赤色の放物線が徐々に下がっているのが見て取れますね。

ゴールドリサーチ投資顧問はパラボリックを使用しなかった、もしくは見落としていたのかもしれません。

 

「トウバ」の現れで本格的に下落開始

2点目は11月28日のローソク足が「トウバ」になっていました。

トウバとは、始値・終値・安値が同値で、下ヒゲのない逆T字型の形状を指します。

お墓にある卒塔婆(そとば)に似ているのが名前の由来のようです。

下のチャートをご覧ください。

シダー(2435) トウバで下落サイン

高値圏のチャートで現れるトウバは、買い圧力が終わりを迎え、トレンド転換を示唆しています。

よって、シダーは売りサインと読むことができます

大手株情報サイトのみんなの株式でも、十字足示現銘柄の「売りシグナル」として紹介。さらに拍車がかかったと考えられます。

「トウバ」形成を事前に見通すことは難しいものでした。

ただ、パラボリックといったテクニカル分析を見落とさなければ、推奨タイミングを変更し、リスク回避は十分にできたと思います。

 

ゴールドリサーチ投資顧問 視野の広げ方に期待

今回の検証を通し、ゴールドリサーチ投資顧問のすべての分析が間違っていたとは思えません。

「25MAを下値に反発すると予測」した分析は、チャートを見ながらよく捉えていました。

問題は視野の狭さです。

株価上昇期待を見出した分析は評価できるも、シダーの株価下落の可能性は見つけられていませんでした。

備えている分析力に磨きをかけながら、見落としのない分析ができる投資顧問業者を目指してほしいです。

一方で、細かくテクニカル分析を実践している投資顧問業者 も存在します。

実力を比較検討しながら、自分に合った投資顧問業者を選んでみるのもいいと思います。

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