勝ち株ナビ 短期上昇期待の厳選銘柄 元証券マンが「投資戦略」を分析

 2019/10/04

勝ち株ナビ
http://www.gdaj.jp/

勝ち株ナビは「洗礼された投資戦略」を練って銘柄分析を行う投資顧問業者です。

「短・中期で一定の投資成果を期待できる銘柄を速報」してくれることからも、旬な銘柄を見逃さない即時性のある分析ができているのかもしれません。

直近では台風19号が猛威をふるったことで、10月16日に環境対策銘柄を緊急即時公開(有料)していました。旬な銘柄を取りこぼさないように追求する印象を受けます。

そこで、元証券マンの管理人が推奨された銘柄から勝ち株ナビの投資方法を分析。

評判を交えながら、宣言通り「短・中期で上昇」するのかを確認しつつ投資戦略を深掘りしていきます。

 

勝ち株ナビ 投資戦略の鍵は「藤井英敏」さん

勝ち株ナビの投資戦略のキーマンは藤井英敏さんでしょう。
※「カブ知恵」という株情報サイトの代表取締役。ダイヤモンドザイなどで株式コラムを執筆しているアナリスト。

勝ち株ナビにはアドバイザーとして在籍しているので、投資戦略の助言をしていることが想像できます。

本人曰く、銘柄選びでは東証大型株~新興小型株、さらにはIPOにも強いことを売りとしています。欠点のない銘柄分析に期待できるかもしれません。

そこで気になるのが、勝ち株ナビ利用者の評判です。

推奨銘柄がほとんど天井付近と聞いてたので、売ってみたら利益出たよ。

引用元:投資顧問比較ナビ

素人以下。買ったらすぐ下がる。やっと買値に戻ったら同値撤退→その後株価は上昇。損している間不安が募る。株価が下がったのは全て地合いのせいにする。

引用元:【優良】投資顧問&株情報サイトを裏分析

評判は賛否両論ですが、ブレがなく、推奨銘柄がしっかり上昇するかを見極められるかが重要です。

それでは、当記事では評判を一切無視し、推奨銘柄の売買株価目安から勝ち株ナビの実力を検証します。

 

勝ち株ナビ 「材料」に傾向した銘柄選び

勝ち株ナビが7月10日にイード(6038)の推奨をしたようなので、今回はイードから投資戦略を確認したいと思います。

 

成長性に好感を持った銘柄選定

イード(6038)は多業種のwebサイトを運営しながら、M&Aを繰り返し事業拡大している企業です。

5月15日の第3四半期決算発表は経常利益3.84億円(前年同期14.6%増)。会社四季報2019年3集では主力のメディア事業やネット広告が続伸し、2019年6月期の通期予想は連続増益です。

資本業務提携も5月8日・15日、7月1日に新たに計3社と結び、さらなる発展を図っていました。

勝ち株ナビは、イードの業績や積極的に資本業務提携する姿勢に目を付けていたのでしょう。

そんな中、7月9日にブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」の実証実験開始 の発表がありました。

同社が運営するアニメマンガ情報やニュースを提供する「アニメ!アニメ!」のサイト内で記事の翻訳を依頼。翻訳者と協力者へ独自トークン「HON」を付与するというものです。

イードの推奨日(7月10日)を考えると、当材料が勝ち株ナビの決め手となったと考えられます。

下記が推奨した株価目安です。

【買い目安】~1,050円程度
【第一利確ポイント】1,150円
【中期利確ポイント】1,350円
【単元数】100株
【ロスカット目安】860円

7月10日は終値1,041円だったので、買い目安上限値にまもなく届くところでした。

仮に目安1,050円で買った場合、勝ち株ナビは100円~300円の株価上昇を目論んでいたようです。

それでは、推奨日のチャートをご覧ください。

イード(6038) 勝ち株ナビの推奨後から株価下落

イード(6038) 勝ち株ナビの推奨後から株価下落

勝ち株ナビが買い推奨を出した7月10日を天井に、イードの株価は下落しました。

利確ポイントに触れるどころか、8月22日にはロスカット目安860円にタッチしてしまいました。

ただ、勝ち株ナビの目の付けどころが悪かった訳ではありません。

ファンダメンタル要因の「業績」「資本業務提携」「ブロックチェーンの実証実験」は証券マン目線で見ても悪い材料ではないと思います。

勝ち株ナビに足りていなかったのは、テクニカル分析の不十分さでした。

 

勝ち株ナビ 株価下落はテクニカル分析の見落とし

今回の下落要因はファンダメンタルでも外的要因でもなく、テクニカル分析にあったと推測します。

イード(6038)のチャートからは2つの下落要因を見られました。

 

下落要因①:エンベロープ上限にタッチ

7月9日のローソク足は上髭陰線を形成し、伸びた髭がエンベロープ上限にタッチしているのが分かります。

イード(6038) エンベロープ上限にタッチ

イード(6038) エンベロープ上限にタッチ

エンベロープとは移動平均線に対して一定の間隔で引いたバンド幅のことで、上昇した株価は移動平均線に戻ろうとする性質を持ちます。

つまり、緑線にタッチしたイードの株価は、青線の25日移動平均線に戻ることが推測できるわけです。

さらにエンベロープの特徴として、株価乱高下しているときほど機能せず、株価上下幅が落ち着いている時ほど機能します。

イードの株価は穏やかな株価推移を続けていたことから、機能しやすい環境が整っていたと言えるでしょう。

 

下落要因②:高値圏で3日連続の陰線形成

7月7日~9日のイードのローソク足が3本連続で陰線となっています。

下のチャートをご覧ください。高値圏での3本連続陰線は重要な売りシグナルを表します。

イード(6038) 7月7~9日 高値圏で陰線

イード(6038) 7月7~9日 高値圏で陰線

3日連続の陰線は買い圧力が反転する兆しなので、トレンド転換のサインと読むことができます。

結果的に推奨日付近が転換点となりましたし、勝ち株ナビの判断はよくなかったでしょう。

ファンダメンタル分析で上昇を期待したとしても、リスク回避を優先することが得策だったと考えられます。

 

勝ち株ナビ  欠点が見つかった投資戦略

推奨銘柄から分かったのは、勝ち株ナビはファンダメンタル分析の中でも業績や事業動向を中心に判断を下していました。

問題はテクニカル分析です。

判断基準が材料に向いていたことで、リスクを避けたい局面で勝ち株ナビは勝負を選択しました。

そもそもテクニカル分析をしていなかった可能性もあるので、藤井英敏さんのアドバイスが浸透していないような気もします。

勝ち株ナビ以外にも投資戦略を持ちながら助言する投資顧問 は存在しますので、あなたに合った投資顧問業者を見つけて下さい。

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