投資顧問四季 ウソの実績に注意 “危険”な助言業者を検証

 2020/10/07

四季 SHIKI 投資顧問 評判
四季~SHIKI~
https://shikid.jp/

Yahooファイナンスやgoogle広告で頻繁に見かける投資顧問四季

公式サイトでは急騰銘柄をいくつも掲載していますが、口コミ評価は厳しく信ぴょう性に欠けていました

そこで、元証券マンの管理人が投資顧問四季の推奨銘柄から投資力を分析。

投資結果から評判通り投資力に問題があることがあきらかになったので、投資顧問四季の急騰銘柄に興味を持っている投資家の方はぜひご一読下さい。

投資顧問四季 金商登録無しの業者

はじめに投資顧問四季は助言権利を持っていないにも関わらず、顧客から金銭を受け取り売買助言を行っている違法業者です。

株式投資の売買助言をする場合、金融庁から金融商品取引の許可を取る必要があります。

会員から金銭を受け取る売買助言は違法行為です。

平成30年12月には関東財務局から「無登録で金融商品取引業者を行うものについて(株式会社デューク)」の警告を受けていました。

投資顧問四季(株式会社デューク) 無登録で警告

投資顧問四季(株式会社デューク) 無登録で警告

投資顧問四季は日本の行政機関から目を付けられています

登録を受けずに投資助言することは、法律違反の可能性が高いので助言権利のない業者の利用はおすすめしません。

もし、何らかのトラブルに巻き込まれた方は、下記の問い合わせ先に相談をしてみて下さい。

関東財務局 理財部 証券監督第1課
TEL:048-613-3952

 

投資顧問四季の投資力

金商無登録の違法事実もさることながら、投資顧問四季の実力不足は間違いなさそうです。

投資顧問四季は9月10日に価値開発(3010)を会員に無料推奨。
※都市型ビジネスホテルや東北での中長期滞在型施設を運営

推奨当日は長い上ヒゲ陰線を形成、その後10日連続で陰線形成したことで下落トレンドとなりました。

価値開発の株価

価値開発の株価

注目理由に「株主優待制度の再開」のみを上げているため、投資顧問四季は優待材料を好感して銘柄選定したことが伺えます。

これが投資顧問四季の実力不足を浮き彫りにしました。
 

材料の取りこぼしが散見

「株主優待制度の再開」と同時に価値開発(3010)は「資金の借り入れ」と「商号の変更」を公表。

しかし、投資顧問四季のファンダメンタル分析には「資金の借り入れ」「商号の変更」について一切触れられておらず、重要視していなかった可能性が高いです。

株主優待も注目材料の1つですが、他の材料を見向きもしない投資顧問四季のアナリストに疑問です。

株価上昇の要因にこの2つの材料は欠かせません。

総額8億円を無担保・無保証で資金借入ができた価値開発は、コロナ禍で業績低迷中ながら事業資金に充てることができるため、投資家から好感を持たれました。

商号変更も重要です。

価値開発はポラリス・ホールディングス株式会社に社名変更。

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧:株式会社ドン・キホーテ)や株式会社TATERU(旧:株式会社インベスターズクラウド)など、過去に商号変更したことで株価に影響を与えた銘柄は多々あります。
 

目先の材料で投資判断

価値開発が上記材料を公表したのは9月8日ですが、同社は8月7日に成長戦略プランを掲げていました。

事前に成長戦略プランに投資顧問四季が気付いていれば、財務状況、事業業績などを1ヶ月前から分析する機会は十分あったはずです。

資金の借り入れを先読みして材料公表前に仕込むことも可能だったと思います。

それが投資顧問業者に期待する要素です。

一個人投資家と同じタイミングの材料認知、買い判断では価値が感じられません。
 

買い推奨が遅い

投資判断が遅れたため投資顧問四季の買い推奨時はすでに投資家の注目が集まっている状態でした。

チャートのローソク足を見ると一目瞭然。

材料公表後の9月9日・10日は出来高が多く、売買が盛んに行われていることが分かります。

価値開発の株価

価値開発の株価

高値掴みとなった原因は投資顧問四季の分析範囲、事前分析力が劣っているためでしょう。


 

投資顧問四季 口コミは辛辣

投資結果が公式サイトの提供実績と大きく相違するため、投資顧問四季の口コミは荒れています。

推奨銘柄がダブルバガーを達成するなど夢物語。

含み損やロスカットで資産を減らしている投資顧問四季の利用者の声が目立っています。

サポート期間がまだ残ってるけど、もう四季からの情報や助言は何も要らないです。推奨銘柄は指示通りにトレードしてもロスカットか塩漬けになるばかり。悲惨すぎる。

引用元:投資顧問&株情報サイトを裏分析

あまりに低迷し続けてるのでもう思い切って損切りしようかと思ってます。まさかこの銘柄がこいつらがテンバガーになるって推奨したやつとは今更言っても仕方ない。

引用元:株予想会社 比較NAVI

おそらく投資顧問四季にはれっきとしたアナリストが所属していないのでしょう。

金商無登録ながら投資助言を行う運営体制からも、杜撰(ずさん)な銘柄選びをしていることが想像できます。
 

株式会社デューク 創業50年は嘘

投資顧問四季の運営元は株式会社デュークという会社です。

「創業50年」の老舗看板を掲げて利用者の信ぴょう性を高めているようですが、蓋を開けると創業5年目の企業であることが判明。

全国法人情報データベースによると、法人番号指定日は2015年10月5日
※住所は「東京都中央区日本橋小伝馬町4番9号」から変更

創業50年とはかけ離れた創業年数でした。

おそらく、投資顧問四季の公式サイトに記載のある下記実績も事実無根でしょう。

—————————————–
・サポート満足度 第1位
・1億円突破人数 3178人
・リピート率 91.7%
—————————————–

このように評判や背景など、自由な見せ方ができるのは投資顧問四季(株式会社デューク)が無登録業者だからです。

金融庁の登録が無く法的責任がないので、好き勝手に情報を発信して投資家心理を揺さぶります。

Yahooファイナンスの広告などで好実績を目にしても素直に受け止めないことが吉でしょう。
 

投資顧問四季の総評

銘柄分析力、推奨タイミングの判断力を見る限り、投資顧問四季から急騰銘柄を受け取れる可能性は低そうです。

そもそも投資顧問業者にも関わらず金商資格を持ち合わせていない時点で論外。

提供情報の信ぴょう性は低そうです。
 

「本日の注目銘柄」の検証

投資顧問四季の投資力

投資顧問四季は様々な企業の個別データを収集して、企業の実態や将来を把握し、銘柄選びに活かしています。

下記は、4月22日に「本日の注目銘柄」として提供された銘柄一覧です。

 4月22日「本日の注目銘柄」

・新日本科学 (2395)
・ティーケーピー (3479)
・アクセスグループ・ホールディングス (7042)
・アイスタディ (2345)
・マーチャント・バンカーズ (3121)
・パイプドHD (3919)
・カナミックネットワーク (3939)
・新光電気工業 (6967)
・愛光電気 (9909)

銘柄数は合計9銘柄。

投資顧問四季いわく、当日の株価動向が注目される銘柄のようでした。

結果、9銘柄中4銘柄はマドを開けて寄り付き、その内の1銘柄(新光電気工業)がプラスで引けました。

勝率は11.1%
※他3銘柄はマイナス引け。含み損のため負け

勝率の低さはさることながら、投資顧問四季がマドを開けた上昇銘柄を選べていたのは事実です。

ただ、投資顧問四季の銘柄選びの問題点は別にありました。

 
株探の銘柄情報をコピー

下記の画像を見比べて下さい。

投資顧問四季は、株探の好材料銘柄一覧から注目銘柄を無断転載しています。

投資顧問四季が株探の銘柄情報を転載

投資顧問四季が株探の銘柄情報を転載

株探が4月21日20時に公開した情報を、投資顧問四季は翌22日8時10分に公開していました。

選定理由まで一言一句変わらず完全コピー。

投資顧問四季が企業の個別データを収集、分析して銘柄を選んでいたわけではないようです。

好材料発表の翌日、且つ株探ほどの大手株情報サイトに掲載された個別銘柄であれば、投資家なら株価変動するであろう想定が立ちます。

また、補足に「デイトレードで空売りや空買いをそつなくこなせる【上級者向き】」との記載有り。

投資顧問四季の防衛策でしょう。

たとえ注目銘柄の株価が下落しても「その局面は空売り時でした」と言っていれば、利用者側は何も言えなくなりますからね。

投資顧問四季の推奨銘柄は、ファンダメンタル・テクニカル分析をする必要がありませんでした。

燦キャピタル(2134)の検証

投資顧問四季のサイトを見まわす限り、早速ですが嫌な予感に見舞われました。

その理由は、サイト内の表現が曖昧、かつ誇張感が見られるからです。

もしやと思い、金商の有無を確認すると…やはり無登録業者でした。

サイト上に既に不穏な空気が充満している四季ですが、その具体的な内容についてはさらに基本概要の項目で解説します。
 
まずはサイト内に銘柄情報の提供実績が掲載されているので、取引の判断力から検証してみたいと思います。

対象銘柄は、燦キャピタル(2134)です。
※「不動産事業」「クリーンエネルギー事業」「M&A事業」で投資マネージメント事業を手掛ける会社

四季 SHIKI 投資顧問 評判 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134)

四季(SHIKI)投資顧問 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134)

 
低位株が軒並み人気化
それでは、四季の燦キャピタルに対する投資判断を見ていきます。

と言っても、燦キャピタルは他の低位株と一緒に物色されたことにより、10月3日から急騰した銘柄です。

この急騰の理由は、東証に上場する全銘柄が2018年10月1日から100株取引に統一され、同時に東証は最低売買代金を5万円~50万円までが好ましいとされたことですね。

この発表によって、個人投資家を中心に200円未満の銘柄が軒並み人気化、低位株に大幅高が相次ぎました

四季 SHIKI 投資顧問 評判 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134) 株価1

四季(SHIKI)投資顧問 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134) 株価1

 
買い判断は流れに乗っただけ?
四季が買い推奨した時期は、燦キャピタルの業績の部分だけ勘案すると、あまり良い銘柄選定とは言えなかったと考えられます。

急騰にあたり特段の材料もありませんでしたし、四季が9月26日に買い推奨に至った理由は後追いだと判りません。

東証に上場する全銘柄が100株取引に統一されるという報道は2018年の8月くらいからあったので、恐らく他の低位株で同じように物色されだした時期に、これまた低位株でまだ動意を見せていなかった燦キャピタルに目を付けたのでしょう。

リアルタイムで板を見ていたわけではないので何とも言えませんが、低位の最中であれば、26日でなければならない理由は無かったと思われます。

いわば、流れに乗ったということですね。

 
利益を伸ばしきれず早すぎた売り判断

四季 SHIKI 投資顧問 評判 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134) 株価2

四季(SHIKI)投資顧問 銘柄提供実績 燦キャピタル(2134) 株価2

10月3日に動意が出た要因は、あえて挙げるなら一目均衡表の9日目の変化日であったこと位でしょうか。

雲を上抜け、転換線からも上抜けた10月9日に四季は手仕舞いを指示したとのことです。

たしかに当日は大きく値を伸ばしていますが、高値引けとなっています。しかし場中の時点でこのように一本調子で上げてきたのであれば、翌日にもう一段値を上げる可能性は考慮できたはずです。

結局、上髭となったものの、その差は40円にもなっています。

手堅いのも良いですが、四季は利益を伸ばす能力に関しては、長けているとは言えないようです。

 この記事のコメント

  1. 安田 より:

    今ハイリターンプログラムを申し込むところですが、
    この情報が本当ならやめようかな・・・・

  2. 名無し太郎 より:

    私も四季にだまされました。
    50万円支払って、2000万円までの利益確定のハイリターンプログラムでは推奨銘柄が最初から4連敗。クレームをつけると、あの手、この手でさらに出費を要求してくる悪徳業者、50万円と4連敗の銘柄の損切り分はドブに捨てたとあきらめて、2度と関わらないようにしますか。
    これを読まれた皆さんも、騙されないようにしてください。

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