新生ジャパン投資 未来予測で選んだ大化け株の「成功例・失敗例」

 2019/04/18

新生ジャパン投資
https://shinseijapan.com/

当記事は、新生ジャパン投資の「成功した未来予測」と「失敗した未来予測」から、高山緑星さんの大化け候補株の選び方を考察しています。

元証券マンの管理人が解説しているので、新生ジャパンの未来予測で大化け候補株の期待を持てるのか、ご判断をいただければと思います。

 

新生ジャパン投資 高山緑星の未来予測を解説

新生ジャパン投資を率いる高山緑星(前池英樹)さんは、投資顧問業界では著名なアナリストの一人です。

高山緑星(前池英樹)

高山緑星(前池英樹)

これまでも、2012年は日本株が大底になり歴史的買い場になるという見通しを立てたり、同年に掲げた「日経225の目標値2万2666円」という予測を、アベノミクスによる3段上げによって、予測を的中させてきました。

さらに、新生ジャパン投資の公式サイトでは「2036年までの未来予測を完了している」 と語っています。

 

高山緑星さんはどうやって、未来予測を行っているのでしょうか?

 

高山緑星が語る未来予測の仕組み

高山緑星さんは未来予測の仕組みについて、自身のプロフィール欄で以下のように綴っています。

複雑系科学の原理や人口動態、アストロジーを取り入れた未来予測

-引用元:前池英樹プロフィール|新生ジャパン投資-

そして、この未来予測のヒントを得た本として以下の3冊を挙げていますが、難しい単語が並んでおり簡単に理解できるものではなさそうです。

・「利己的な遺伝子 」リャード・ドーキンス(著)

・「コンプレクシティへの招待 」ロジャーリューイン(著)

・「エレガントな宇宙 」ブライアングリーン(著)

 

未来予測力の秘密は経歴にも?

高山緑星さんは以下のような経歴を持っています。

山口大学経済学部国際経済学部卒業

住友生命保険の年金ファンド運用課就職

株式市場新聞(専門日刊紙)記者

投資顧問業者(株)グリーンリバー専務取締役

新生ジャパン投資の代表取締役社長に就任

株式市場専門の日刊紙記者を経ている点はアナリストとしては珍しい経歴ですが、多くの株式専門情報を素早く提供する立場であったことで、現在につながる予測力が身に付いたものと考えられます。

高山緑星さんは株式市場の日刊紙記者を務めた後、株式会社グリーンリバーに所属していた1994年~1995年に、ストップ高連発による数倍高・大化け銘柄を多数輩出しました。

やはり高山緑星さんが未来を予測できるのは、経験と知識、技術による賜物なのでしょう。

 

新生ジャパン投資 大化け株の成功例

今回は新生ジャパン投資が大化け株候補として提供した個別銘柄を、成功例・失敗例の両面から分析してみたいと思います。

まず、大化け株の成功例、UUUM(3990)です。

UUUMはゲーム実況動画などを提供するYouTube・YouTuber関連のテーマ銘柄です。

 

旬テーマ・好材料発表銘柄を狙った推奨

新生ジャパン投資 UUUM(3990)株価 買い判断

新生ジャパン投資 UUUM(3990)株価 買い判断

新生ジャパン投資がUUUMの個別銘柄を提供したのは、2018年11月30日の3,830円でした。

提供直前の株価を見てみると、11月12日に3,740円の高値を出しますが翌日にはすぐに下落し、しばらく横ばいの推移が続いていました。

しかし、28日を皮切りに再び上昇を見せ始めました。一目均衡表で見てみると、株価は雲の上限を抜き上昇サインを見せていましたね。

そして提供前日11月29日に、任天堂(7974)の著作物の扱いについての包括的許諾を継続すると発表がされたのですが、この時点で任天堂から許諾を受けているYouTube関連の企業は、世界的にもUUUMだけでした。

新生ジャパン投資がUUUMを提供したのは、旬なテーマ性を持っている銘柄であることに加え、この好材料を受けての株価上昇を狙ったのだと考えられます。

 

クリスマス暴落では売らずに保有し再上昇

新生ジャパン投資 UUUM(3990)株価推移

新生ジャパン投資 UUUM(3990)株価推移

12月25日はアメリカ市場の影響を受けてどの銘柄も大きく下落していたのですが、UUUMはそれほど大きく下落しているわけではありませんでした。

新生ジャパン投資はそのまま保有を推奨し、1月15日からの株価の上昇波に乗れました。

実は1月11日の大引け後にUUUMは決算を発表しており、今期経常の30%上方修正、そして最高益予想の上乗せを発表したのです。これがきっかけとなり週明けから株価は急騰します。

 

日経平均続落による手仕舞い売り

新生ジャパン投資 UUUM(3990)売買利益 騰落率

新生ジャパン投資 UUUM(3990)売買利益 騰落率

そして1月28日の高値で上昇波は終わるかと思いきや、2月14日には高値を更新。

この時は材料となるような発表はとくになかったのですが、新生ジャパン投資ではこの2月14日の6,870円で売り推奨を出し、見事に騰落率79.4%を叩き出しました。

この売り推奨がされた翌日の2月15日は日経平均が大幅続落し、手仕舞い売りが多かった模様です。きちんと相場や銘柄を見極めていたからこそ、2月14日のピークで売り推奨できたのではないでしょうか。

新生ジャパン投資 大化け株の失敗例

続いて、未来予測が外れた失敗例として、メルカリ(4385)を紹介します。

 

4,000円の株価反発ラインが、機能せずに売りが膨らむ

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 買い判断

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 買い判断

メルカリの買い推奨は2018年8月1日に、4,730円で出していました。

この時株価は7月23日の高値から若干下落、ほぼ横ばいの推移でした。

一部の投資家の間では、4,000円が株価反発の心理的節目になっているという見解があり、新生ジャパン投資も、株価が下落したとしても4,000円のラインを割る可能性は低いだろうという判断をしたと思われます。

しかし、8月9日に発表された2018年6月期の連結決算では、大幅増収にもかかわらず巨額の先行投資による赤字計上が明らかになり、8月10日以降メルカリは新生ジャパンの予測に反して大きく下落してしまいました。

 

予測が外れた時の損切りは苦手?

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 売買利益 騰落率

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 売買利益 騰落率

8月10日に始まった下落はその後も続き、12月25日には1,704円にまで株価が下がっていました。

高山緑星さんの取引スタイルは、中・長期保有が多く見られるのですが、結局巻き返せず2019年1月11日2,010円で売り推奨を出す形となってしまいました。

騰落率57.5%下落での売り判断です。

この時のように、予測が外れ株価の逆行が進むほど、損切りしづらくなります。

 

売り推奨後に株価は徐々に回復…

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 売り判断後

新生ジャパン投資 メルカリ(4385)株価 売り判断後

皮肉なことに、新生ジャパン投資がメルカリの売り推奨を出してからすぐに株価は反発、少しずつ上昇し、2月には3,400円台まで上昇しました。

もう少し株式を保有していれば損失を抑えられたのでしょうが、あまり保有を続けているとそれこそ塩漬け株になってしまうため、損切りタイミングは難しいところです。

こうして失敗してしまった実績もきちんと明らかにしている点に関しては評価ができるでしょう。

 

必ずしも的中はしない、新生ジャパン投資の大化け候補株

新生ジャパン投資の未来予測は、「成功例・失敗例」があるように、必ずしも個別銘柄が大化けをする訳ではありません。

その点を理解した上で、新生ジャパン投資のサービスの利用を検討してみて下さい。

 

※過去の新生ジャパンの個別銘柄を分析

DNAチップ研究所(2397)の検証

今回追加検証に至った理由は、口コミ等で「新生ジャパン投資が推奨したある銘柄を買っていたことにより、損切りを行った利用者が多数いる」という評判を目にしたからです。

その銘柄はDNAチップ研究所(2397)。

銘柄名DNAチップ研究所(2397)
買い推奨2018年4月9日/1,300円
損切り指示日2018年6月26日/838円

これはその口コミの一例です。内容を見ると1,300円で買ったものを838円で損切り指示を出す点はいささか対応が遅い気がしますね。

投資顧問業者の分析方法はそれぞれですが、特に今回のように損失を拡大させるケースに遭ってしまうことは利用者側の被害者意識を駆り立てても無理はないと思われます。

新生ジャパン投資は、ラジオNIKKEIでもレギュラー番組を持つ高山緑星こと前池英樹氏が運営する名の通った投資顧問です。

したがって詐欺行為を行う悪徳業者ではないと考えていますが、過去数回の同顧問の検証によると、新生ジャパン投資は取引の判断力に難があるようなイメージを持っています。

既に天井を付けそうな銘柄を追撃買いしたりと、攻撃的かつリスキーな取引を多用する反面、今回のように推奨銘柄の損切り判断が遅いことはたしかに今までも見受けられました。

元々新生ジャパン投資の推奨は、短期目線ではないと言われていますが、自身が選定した銘柄に対する固執が大きいと判断できます。

 

DNAチップ研究所(2397)の業態について

DNAチップ研究所は、東京都港区にある遺伝子の検査・分析・検出のサービスを行う企業です。

DNAチップ研究所(2397)の業績を確認する
新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 DNAチップ研究所(2397)HP

DNAチップ研究所(2397)HP

DNAチップ、次世代シークエンサーによる遺伝子受託解析が主軸となっており、RNAで体外診断法開発も手掛けています。

スライドガラスに遺伝子の断片を固着させたDNAチップの研究・開発・販売を行っており大学・公的研究機関・製薬会社などの研究受託サービスも請け負っています。

近年においては、血液を用いて肺がんの遺伝子変異検査を行う、「EGFR-NGS Check」の薬事承認・保険収載を最優先事項として取組んでいます。

さらに、創業者であり、現在は同社顧問である松原謙一氏が、遺伝子組み換え技術の開発と発展への貢献、B型肝炎ウイルスのゲノム研究を進めワクチンを開発、安全に大量生産す る道を開くなどの成果が認められ、2017年11月に文化勲章を受賞したという功績も持しています。

市場関連では、2013年2月4日売買分から信用取引に関する臨時措置として、東京証券取引所と日本証券金融は貸借担保金率を50%以上に引き上げられた経緯があります。また、2014年8月1日より東証マザーズから東証二部に市場変更しました。

DNAチップ研究所は、バイオ分野の開発企業として、最も注目されているテーマセクターの一つに属しています。

2018年6月4日には、第一種医療危機製造販売業許可を取得していることからも分かるとおり、既に自社開発商品の販売も多く行っているため、売上は立っています。そして、主軸である研究受託は提案型の性質は強く、平成31年3月度でも営業の強化が方針として挙げられています。

研究・開発会社という特性上、どうしても開発費において、補助金以外の自己負担分も多く嵩むため、万年赤字企業となっています。

しかしそれらの企業の中でも、DNAチップ研究所はビジネスへの注力度が高いため、+13.26%にもなる年度ごとの増収に伴い赤字幅も比例して縮小しています。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 DNAチップ研究所(2397)業績推移

DNAチップ研究所(2397)業績推移

PBRは15.1%と財務部分と比較するとDNAチップ研究所の株価は割高ですが、そもそも売上高と利益面での相関性が他の企業と異なるため、バリューに対する正確な判断は難しいと言えるでしょう。

加えて、研究・開発企業は、材料が出ると株価が極端に急伸する傾向がある特徴も、その一因であると言えます。

 

新生ジャパン投資の推奨内容を探る

本記事の冒頭で紹介した口コミの書き込みをDNAチップ研究所の株価推移と照合すると、恐らく買い付けは4月9日、損切りを実行したのが6月26日と考察されます。

推奨値である1,300円は4月9日の始値なので、前日の引け後に推奨したのでしょう。売り値である838円は6月26日の安値となっています。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 DNAチップ研究所(2397)株価推移

新生ジャパン投資 DNAチップ研究所(2397)株価推移

元々DNAチップ研究所の株価は、2017年6月に厚生労働省による「がんに関連した遺伝子の変異の一括検査を保険適用できるという方針を固めた」との一部の報道があったことで3倍近い急騰を見せました。

その後は概ね、1,000円から1,600円のレンジで推移しています。

新生ジャパン投資が買い判断をした4月9日の前日は、3月13日の高値を起点にすると一目均衡表17日目の変化日に当たるため、そこまでの調整が終了し反発すると目論んだのでしょう。

たしかに瞬間的に割り込んだ基準線を、引けに掛けて戻す買い意欲が見て取れます。

しかし4月9日の前日の時点で、既に4月4日に形成したダブルトップのネックラインも割り込み、かつ同水準のサポートとなるはずの雲の上限も割り込んでいるため、ここでの反発は望みにくいのではないでしょうか。

案の定DNAチップ研究所の株価は、そこから3か月にわたり下落を継続することとなります。

 

予想が外れた場合の判断の遅さは危険

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 DNAチップ研究所(2397)株価 損切

新生ジャパン投資 DNAチップ研究所(2397)株価 損切

何よりの問題は新生ジャパン投資の損切の遅さです。

普通に考えれば、損切は買い付け日である4月9日の安値を下抜けた4月11日と判断するところではないでしょうか。

それに対し新生ジャパン投資の損切り指示は6月26日。その間も、ほぼ一本調子の下げ相場となっていました。

そのような中利用者は実に2ヶ月半も資金を減らし続けたことになります。

途中、いくらでも損切り判断を行えるポイントは存在したでしょう。それにもかかわらずホールドを推奨していたということは、新生ジャパン投資はやはり、自身の推奨銘柄に対する固執が強いと考えざるを得ません。

予想が外れたとしてもそれを認めて迅速な対処ができないという点は、非常に危険なことです。

 

不二精機(6400)の検証

新生ジャパン投資の有料コンテンツ誘導と申し込み用のサイトにある直近の銘柄推奨実績から、不二精機(6400)を検証していきたいと思います。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)

不二精機(6400)

不二精機は精密金型から出発した企業で、成形品受託が主体事業となっています。2輪・4輪車部品中心に幅広く展開しており、中国、東南アジアに工場を保有しています。

不二精機(6400)の業績を確認する
新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)業績推移

不二精機(6400)業績推移

2016年度は、品質管理体制の徹底強化による顧客満足の更なる追求を図り、精密金型のコア技術をもとに自動車分野等の新規分野への事業展開を行い、高付加価値製品の提供による安定受注の拡大に努めてきたことを挙げています。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)HP

不二精機(6400)HP

また、固定費の圧縮、内製化による外注加工費の削減等をはじめとした徹底的なコストダウンに取り組んできました。セグメント別では、射出成形用精密金型及び成形システム事業においては、医療機器用及び食品容器用金型が減少。

精密成形品その他事業では、フジセイキインドネシアの本格稼動に伴い、自動車部品用成形品は増加したものの、中国における光学機器用成形品が減少。このような結果、当連結会計年度の売上高は、51億8百万円(前連結会計年度比7.8%減)となりました。

損益については、射出成形用精密金型及び成形システム事業での稼動率低下による原価率の悪化があったものの、精密成形品その他事業ではフジセイキインドネシアの本格稼動が利益率に寄与したこと等により、 営業利益2億11百万円(前連結会計年度比11.8%増)、経常利益55百万円(前連結会計年度は経常損失53百万円)、 親会社株主に帰属する当期純利益39百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失64百万円)となりました。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)決算

不二精機(6400)決算

2017年度においては、まず精密金型事業では、日本市場で医療関連製品・食品容器関連製品、中国市場で医療関連製品に集中した営業活動とグループ内で連携した内製化・固定費圧縮の推進などの生産性向上によるコストダウンを図り、安定収益の確保を目指すとしています。

精密成形品事業では、東南アジア市場での自動車関連製品の受注拡大に伴う増産体制の整備を進め、前期に営業損 益の黒字化を達成。

PT. FUJI SEIKI INDONESIAの業容を安定的に拡大させ、中国市場においても自動車関 連製品へのシフトを着実に進め収益の安定化を目指す方針。

この結果、連結業績見通しは、売上高53億91百万円、営業利益2億83百万円、経常利益1億65百万円、当期純利益1億66百万円が見込まれています。

不二精機子会社の増資・業務提携報道により急伸

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)株価1

新生ジャパン投資 不二精機(6400)株価1

新生ジャパン投資が不二精機を頃合いと見て推奨したという11月16日を検証すると、前日15日に、5日と25日移動平均線を下抜けた見事な売り落としとなっています。

12月15日の時点ではこれが買いを誘うためのものか、もしくはさらに75日線をターゲットとした下降なのか判別がつかないので、16日の反発を確認してから推奨したのでしょう。

またその日は安値から42日目の変化日でもあります。

その後の52日目の変化日である12月1日の大引け後、不二精機の子会社が増資と業務提携をしたという報道により株価は急伸しました。

 

参戦が遅れやすい傾向があるため注意

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 不二精機(6400)株価2

新生ジャパン投資 不二精機(6400)株価2

投資家の中には12月6日に利食いをするケースもあるでしょうが、この日は出来高が値幅の割に大きいので、新生シャパン投資は翌7日の躍進を目論んでいたのかもしれません。

この通りの投資助言を行っていれば良いと思いますが、新生シャパン投資の実績を見ていると、急伸中の飛び乗りも散見されます。

今回の不二精機のケースでは10月18日から大きな上昇には成っていなかったので、買い場としては良質だと言えるでしょう。

しかし、サイン発生後に続いてIRが出ることもあるので、その場合新生ジャパン投資のスタイルだと参戦が遅れやすい傾向が予想できます。

 

オンキヨー(6628)の検証

新生ジャパン投資といえば「高山緑星」こと「前池英樹」氏が関与している投資顧問サイトであり、系列として高山緑星のカミトレードも有名です。

今回はメルマガ内に推奨銘柄の進捗として掲載されていたオンキヨー(6628)を検証したいと思います。

銘柄名オンキヨー(6628)
買い推奨2017年7月18日/264円
推奨後高値307円

7月29日に届いたメールの内容です。

新生ジャパン投資のメールには売り推奨日や価格、推奨後の高値を付けた日の記載はありませんが、新生ジャパン投資が提示している推奨後高値日は価格を参考に割り出してみようと思います。

オンキヨー(6628)の事業内容を確認する
新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 オンキヨー(6628)業績推移

オンキヨー(6628)業績推移

オンキヨーは、音響の老舗企業であり、車載用音響などOEM事業も手掛けています。ティアックと提携し、2016年度にはパイオニアAV機器部門を買収しています。

2016年度は、 モバイル端末の開発を強化したことや、ヘッドホンや ポータブルデジタルオーディオプレーヤー(DAP)などの販売が伸長するとともに、ハイレゾスマートフォンの発売に至りました。

AV事業においては、不採算製品の販売見直しや円高による海外売上高の目減りはあったものの、パイオニアグループのホームAV事業との統合を果たしています。

この結果、売上高は前年同期比8,509百万円減収、営業利益においては、AV事業におけるシナジー効果の実現や円高ドル安による製品原価の低減、またデジタルラ イフ事業の伸長などにより前年同期比2,799百万円増益、経常損益は為替差損等が発生したものの前年同期比1,782百万円の減損、当期純利益も374百万円の減損となっています。

2017年度は、AV事業において、採算事業の絞り込み、デジタルライフ事業については、販売拡大、OEM事業においては、中国やインドにおける車載スピーカー販売増、及び新素材を採用したスピーカー振動板を使った高級ヘッドホンの販売を目指すなどで、前期比で7.4%の増収、営業損益は81.8%増益、経常損益が300百万円で黒字転換、当期損益も100百万円の黒字転換を予想しています。

 

好材料だが利幅の割に強気な判断

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 オンキヨー(6628)株価1

新生ジャパン投資 オンキヨー(6628)株価1

新生ジャパン投資の買い判断をしたと見られる7月18日は、3営業日前からサポートされている下値抵抗ラインが今回も守られたということで下値の固さが確認できています。

6月26日までの上昇が一服した後で二段目の上昇があると目論んでいたのでしょうか。

この時の上昇は、オンキヨーがiphone用のスピーカーを投入したという報道による影響ですが、内容からしても濃度のある材料と言えるでしょう。

しかし26日の時点でオンキョーの株価は既に3倍近くになっていること、また上昇の一服期間がやや長いことが感じられます。

二段目の上昇が起ったとしたら、概ね株価が500円を超えてしまうことが考えられますね。6月26日までの上昇と合わせると約5倍となってしまい、二段目の上昇もあるとしたらさらにその倍率は高くなります。

さすがに、iphone用のスピーカーを投入したという材料でも二段目の上昇に繋がるかは疑問です。

 

もし7月25日に売り指示がなければちょっとした被害だが…

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 オンキヨー(6628)推奨後株価

新生ジャパン投資 オンキヨー(6628)推奨後株価

新生ジャパン投資が提示している307円が高値となっているのは7月25日ですが、新生ジャパン投資本当にここで売り指示を出しているのでしょうか。

案の定6月26日の高値には届いていませんが、この日は3σボリンジャーバンドを突き抜け7月25日には2σの内側に収まって反落しています。

この値動きが起った時点で二段目の上昇が無いと判断でき、その3営業日後には1σも下抜けています。7月25日に売ったとしても随分小幅な利益ですが、もしここで売り指示を出していなければちょっとした被害でしょう。

以降は8月15日を除いて10月18日現在まで買い推奨値である264円を超えていません。

どちらにしても新生ジャパン投資は小さな上昇余地にも強気に突っ込む傾向が見られるので、利用者にとってはリスクが高いと感じてしまいます。

 

SJI(2315)の検証

新生ジャパン投資の推奨実績の公開は、グリーンペプタイドとSJIが最新のようです。

そもそも両銘柄とも現在は商号が変わっています。グリーンペプタイドはブライトパス・バイオに、SJIは株式会社カイカに社名変更しています。

新生ジャパン投資のサイトに公開されているSJIのチャートは2015年のものでした。「今年」と表記されていましたがそれが2015年時点ということなのでしょうか。

こちらが最新公開情報となると、2016年と今年2017年に入ってからの情報が無いということになります。

この時点であまり評判の良い投資顧問業者とはにわかに思えません。とりあえずは、推奨日と推奨価格の記載がありますので、2015年時点の情報を基に検証してみたいと思います。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 SJI(2315)

SJI(2315)

 

推奨前後のSJI(2315)の株価は?

SJIは元々、中国人留学生が創業した企業で、セクター毎のシステムソリューションや開発を手掛けている企業です。

一時期は決算問題などがあり管理銘柄となっていましたが、中国事業を撤退し、フィスコ系ネクス傘下として経営再建に向かっており、2015年度は黒字転換を果たしています。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 SJI(2315)※現カイカ テックビューロとの協業開始ニュース

SJI(2315)※現カイカ テックビューロとの協業開始ニュース

2015年はまさに株価が低迷していた頃ですが、新生ジャパン投資の推奨文にもあるようにテックビューロとの協業を開始したという報道により、2016年初頭に株価が急騰します。

 

買い場は問題ないが売り推奨日は‥?

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 SJI(2315)※現カイカ 株価

新生ジャパン投資 SJI(2315)※現カイカ 株価

新生ジャパン投資は、12月28日に30円で買い推奨を行っています。SJIは非常に値動きが軽い銘柄で、安値水準の推移が続いていたためこの時は市場が敏感に反応しました。

新生ジャパン投資の買い推奨は12月28日でした。たしかに25日に安値を付けた後、28日の陽線の引け方は動意の兆しが見えています。

この動意を見せた28日から逆椀型の波を形成し、9日目に急騰が始まることとなりました。

上昇過程では非常にわかりやすい三空を形成しています。ただ新生ジャパン投資は、売り推奨実績の公開が無いので、どこで売り推奨したかは判りません。

新生ジャパン投資の基本概要

今回取り上げる新生ジャパン投資という投資顧問業者は、高山緑星(前池英樹)氏が運営している投資顧問業者です。

 

高山緑星(前池英樹)の未来予測

高山緑星さんは、投資顧問業界では伝説となっており、ラジオNIKKEIにもレギュラー出演しています。

世界各国の人口動態(人口ピラミッド)等の独自の分析方法を駆使し、2036年までの未来予想を完了しているとのこと。下記が神格化されている的中実績です。

新生ジャパン投資 高山緑生 前池英樹 前池英樹氏的中実績

前池英樹氏的中実績

2012年11月14日、寄り付きより建設株と消費者金融株を買い推奨した後、この日の午後3時30分頃に野田首相が安倍・自民総裁との党首討論で「16日に解散しましょう」と電撃宣言するや、すかさず14日の夜間取引寄り付きより日経225先物オプションコールを買い推奨。

翌15日には歴史的大反転と予想。代表取締役前池英樹の署名入りで「大底見ゆ。東京株式市場の興廃この一戦にあり。各員、株買いに奮励努力せよ」と宣言しました。

2015年中盤の二段上げ天井、それによる下落を的中させた後、2016年相場については、日経225では外してしまいました。

しかし、マザーズ指数について「日経225はもう昨年6月高値を抜けないと予想されるため、日本株に全面買い指示は出さないが、個別材料株は事実上全面買いだ」と指摘した2月12日の664ポイントを安値に反騰。2013年5月に付けたアベノミクス始まって以来の高値を更新。

そして、マザーズ指数の5月12日高値1229ポイントでダブルトップの大天井形成が掲載されています。

どちらかというと、個別株より日経225先物やオプションといった指数が得意という印象を受けますね。ただ、これは専門的すぎてしまい非常に難解でしょう。

業界内の人にしか解らないような用語がズラズラと並んでおり、詳しくない人が見ても何のことを指しているのか分かりません。

 

新生ジャパン投資の運営状態を検証

それでは、株式会社新生ジャパン投資の運営状態を検証するため、下記の項目に当てはめてみます。

  1. 登録番号の表記がある ○40
  2. 代表者名の表記がある ○20
  3. 分析者名の表記がある ×5
  4. 事業範囲の表記がある ○5
  5. 住所表期がある ○10
  6. 連絡先表記がある ○10
  7. その他、特商法の表記がある ○10

総計で95点となりましたが、表記が無い分析者は代表の前池英樹氏でしょうか。名前を記さないのかは不可解ではありますが、何か書けない理由でもあるのかもしれません。

特商法には記載されていませんでしたが、金商法の表示には業務範囲として、やはり代理業も記されていますね。

 

新生ジャパン投資の総評

新生ジャパン投資の最近の実績が公開されていないことに疑問が残ります。

あくまで推奨実績は投資顧問業者の実力をアピールする一例ですので、義務というわけではないでしょう。

しかし、相場地合いはその時によって変わりますし、2年も経てばその比率は大きいハズです。相場地合いによってダメになるような投資顧問を、顧客は求めているわけではないハズですので、その辺りは顧客のために公開するよう努めてもらいたいものです。

 この記事のコメント

  1. 被害者 より:

    2年半以上、利益が出るどころか代替銘柄、損切りの連続。それでも毎日のように「勝てる」「とっておき」などとメールが来て、金を出せと言わんばかり。ラジオに出ていても詐欺師です。

  2. 経過報告 より:

    2016年5月に「短期利益確定…」という銘柄購入から代替銘柄、補充銘柄で7連敗。その後、現在は5銘柄が継続中です。銘柄1は±0、銘柄2は-22%、銘柄3は+9%、銘柄4は-63%、銘柄5は-20%。一度も利益確定できていません。ロスカットや代替のタイミングが遅く、資産は当初の3割程度に目減り。金取る資格・才能はないですね。同じ口コミを他のサイトにも投稿。削除されているようなら、そのサイトも怪しいと判断できますよ。継続的に投稿します。

  3. 経過報告 より:

    2016年5月に「短期利益確定・・・」という名目で推奨銘柄を購入。すぐに損切り、その後の代替銘柄、補充銘柄の経過報告。代替銘柄Aは-40.8%、代替銘柄Bは-62.3%、代替銘柄Cは早々に損切りでそのまま。その後の補充銘柄Dは-30.4%、補充銘柄Eは-44.3%、補充銘柄Fは-15.2%、補充銘柄Gは+20.8%、補充銘柄Hは-32.9%ですべて継続保有を推奨とのこと。その他、補充銘柄1つは損切りの指示、補充銘柄1つは上場廃止。1勝9敗の成績でも「30日で結果を出す銘柄」みたいなメールを毎週のように送ってきます。ちなみに同様の口コミを他のサイトにも投稿したので、削除されているようなら、そのサイトの信憑性もそんなもんですよ。定期的に投稿します。

  4. 匿名 より:

    買った2銘柄が続けてストップ安、代替銘柄が今日赤字決算発表。
    登録のない投資顧問でもここまで外さないでしょう。
    登録してるからといって安心はできないことがよくわかりました。
    電話すると1年や2年持っている人がいるから勝率はわからないと言われ絶句しました。10ガバーをみなさんが持っているのでしょうか?

  5. 経過報告 より:

    2年7か月前に「短期利益確定・・・」で推奨銘柄をすぐに損切り、代替銘柄①は-54%、代替銘柄②は-63%、その後の補充銘柄①は-20%、補充銘柄②は-43%、補充銘柄③は-15%、補充銘柄④は-42%、補充銘柄⑤は+4%です。こんな状況でも本日送られてきたメールには「“爆発寸前”と見て良いと思っています。ポンと乗って、ポンと降りるような動きも期待出来るようになってきました。」とあり、更に推奨銘柄にお金を出せと。ちなみに同じ内容を同じ日に他の口コミサイトにも投稿しています。削除されているようなら、その投稿サイトの信頼度もその程度かと参考になるのでは。月1くらいで経過報告します。

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