トレーダーズウェブ “今より”上手に使いこなす活用法を解説

 2020/05/20

トレーダーズウェブ
https://www.traders.co.jp/

トレーダーズウェブは1999年12月に開設、個人投資家から長年愛されている株式情報サイトです。

日本株の銘柄データ・決算・IPO情報はもちろん、FX・外国為替、先物手口・オプション取引情報まで幅広く網羅しています。

ここでは、トレーダーズウェブでよく見られているコンテンツの、見方・活用方法を紹介

あなたの投資情報収集のバイブルになりますと幸いです。

トレーダーズウェブの特徴

トレーダーズウェブの特徴は、何と言っても幅広い投資情報の提供。

国内外のマーケット概況の提供や、個別銘柄の分析や決算データ、IPO銘柄の公開スケジュールや分析データなど、豊富な株式投資コンテンツを取り揃えています。

Yahoo!ファイナンス等でも頻繁に活用されており、情報の質もお墨付き。

下記は、トレーダーズウェブのメニュー一覧です。

「日本株」「IPO」「信用取引」「投資ツール」「米国株」の大カテゴリーの中に、合計87コンテンツもの情報提供を行っています。

トレーダーズウェブのコンテンツ一覧

情報の網羅性は申し分ないでしょう。

株式投資に必要な情報を、十分に得ることができると言えます。

 

トレーダーズウェブの人気コンテンツ

それでは、トレーダーズウェブのメニューの中から、個人投資家に人気コンテンツの見方・活用法を確認していきたいと思います。

まずは日本株カテゴリーの「決算発表スケジュール」です。

 

決算発表スケジュール

トレーダーズウェブの「決算発表スケジュール 」は非常に便利なコンテンツです。

当日~約半年後までの間に決算予定である個別銘柄の、日時、決算期、連結・単体、市場、業種、時価総額を一目で確認することができます。

評価できるポイントは、決算時刻と業種が掲載されていること。

まずは1つ目の「時刻」から触れていきます。

 
決算時刻

トレーダーズウェブの決算発表スケジュールの時刻

決算発表スケジュールに時刻が載っていることで、決算発表を時刻通りに確認できそうです。

と言うのも、個別銘柄の中にはザラ場中に決算発表をする企業があります。

大引け後の決算発表であれば、PTS(17時~)もしくは翌営業日の寄り付きで売買することになりますが、ザラ場中の決算発表は即株価に反映します。

時刻を見誤る一つの失敗で、資産に影響を与えるのはよくある話です。

「決算発表スケジュール」の時刻を見て、保有株・狙っている株の機会を逃さないようにして下さい。

※株探や日本経済新聞の決算スケジュールに時刻は載っていません。

 
業種

トレーダーズウェブの決算発表スケジュールの業種

2つ目は「業種」の記載です。

大型株の決算の内容次第で、関連銘柄の株価に影響が起きるのは珍しくない話です。

最近の事例ではトヨタ自動車(7203)の決算発表。

同社は5月12日後場に本決算を発表、20年3月期の連結営業利益は前期比2兆4428億円(1.0%減)、従来予想の2兆5000億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地しました。

当材料を受け、他自動車メーカーのSUBARU(7270)や日野自動車(7205)、トヨタ関連銘柄の愛三工業(7283)や曙ブレーキ工業(7238)なども軒並み株価下落。

業種や関連性で株価変動を予測することは非常に重要です。

トレーダーズウェブの決算発表スケジュールを活用する際は、個別銘柄の日時と業種を抑えながら、売買判断の材料にするのが良いと思います。

 

IPOスケジュール

次に紹介するのはIPOカテゴリーの「IPOスケジュール 」です。

これから上場する企業や、上場済み企業の申込期間、市場、主幹事、公開価格、初値などを確認可能。

さらに「銘柄名」のクリックで基本事項や業績動向の詳細データ、「コード」をクリックすると企業サイトが閲覧できます。

トレーダーズウェブのIPOスケジュール

直近のIPO情報の確認には十分に使えるコンテンツです。

しかし、IPOから一定期間が経過すると、有料会員にならなければ同情報の確認はできなくなります。

上場前と上場後の銘柄詳細の比較ができないのは懸念点です。

もし、トレーダーズウェブの有料会員に登録予定がなければ、IPO情報の専門サイトTOKYO IPO で過去情報を見る事ができます。

こちらは無料で確認できるのでおすすめです。

 

スクリーニングツール

トレーダーズウェブのスクリーニング機能は3つ用意されています。

結論から言いますと、1と2のスクリーニングツールは証券会社のサイト(SBI証券など)でも利用できます。

トレーダーズウェブのスクリーニングツールに特別な機能が備わっている訳ではないです。

そのため、証券口座が未開設の方、証券会社のサイトにログインするのが面倒な方以外は、日頃使用しているスクリーニングツールの活用で問題ありません

注目すべきは3のアクティブスクリーニング。

トレーダーズウェブ独自のスクリーニング方法を用いているので、解説していきます。

 
アクティブスクリーニング

アクティブスクリーニングは別名「初動銘柄」と名付けられ、トレーダーズウェブが定めたルールに該当する個別銘柄が毎日自動抽出されています。

トレーダーズウェブのアクティブスクリーニング

 初動銘柄 抽出ルール

①出来高率の上位200銘柄を抽出
②5日移動平均線より「上にブレイクした銘柄」と「下にブレイクした銘柄」を出来高率の大きい順に掲載

※出来高率 = 当日の出来高 / 発行済み株式数 X 浮動株比率 X 100

要するに、直近で盛り上がっている個別銘柄を抽出しているようですね。

分析要素は出来高・移動平均線のみ。

テクニカル分析の判断材料は少なく分析が欠如している可能性があるので、中・長期取引で狙える銘柄とは言えそうにありません。

注意しながらデイトレード・スイングトレードで取引するのがいいでしょう。

ボラティリティに期待できる銘柄が抽出されるので、短期取引に慣れている投資家は利幅を狙えるかもしれません。

もし、トレードスタイルに捉われず上昇期待銘柄をスクリーニングしたいのであれば、勝率70%を誇るAI投資ツール に頼るのもおすすめです。

機関投資家がこぞって活用するAI解析に目を向けて見るのも一つの手だと思います。

 

先物・手口情報 / オプション・手口情報

トレーダーズウェブでは先物取引、オプション取引の手口情報を公開しています。
※銘柄の取引の売り手と買い手、およびその数量の情報を指す。商品先物取引などで使われる用語

まずは「先物・手口情報」から見ていきましょう。

 
先物・手口情報

トレーダーズウェブは、午後17時~18時頃に当日の手口を更新。

立会内取引と立会外取引を合算した枚数を集計、公開するので、掲載されている数字をそのまま活用できます。
※JPX(日本取引所グループ)の手口情報は非合算

手口は上位20社を表示。

売り買い片方の手口が上位20社に入り、片方が入らなかった場合、入らなかった方を「-」と表示。

差し引きの計算は「-」を「0枚」に置き換えて算出しています。

一つ、トレーダーズウェブの先物・手口情報の懸念点を挙げるならば、海外機関と混同表示されることです。

海外機関と混同表示

日本と海外機関を別々に閲覧したい方は、投資の森 の先物手口情報をおすすめします。

トレーダーズウェブ同様、立会内取引と立会外取引を合算して枚数集計するので、お好みの表をご利用ください。

 
オプション・手口情報

オプション・手口情報でも前日の立会内取引と立会外取引を合算した枚数を集計、公開。

機関同士も比較しやすく見やすい表だと思います。

また、トレーダーズウェブはDELTE値を算出しているので、投資初心者の方に親切なのが良点です。

各機関の動向を確認できるサイトは先物手口累積データ などもありますが、会員登録が必要なので、気軽に利用できるトレーダーズウェブは使い勝手が良いと思います。

 
機関動向を掴んで相場予測

上記の手口情報を相場予測に活用しましょう。

先物取引やオプション取引の手口から、機関の買いと売りの数量を確認、相場の勢いを計ることができます。

つまり、今後の相場傾向を掴むツールとしても使えるわけです。

単純に買い数量が多いときは「買い優勢」、売り数量が多いときは「売り優勢」と予測します。

中でも注視したいのはゴールドマンサックス。

米国最大の投資銀行の動向は、今後の相場を読む需要な指標となり得るでしょう。

同社の日別毎の先物手口 を紹介するサイトも合わせて抑えておくと、相場予測に役立つと思います。

 

トレーダーズウェブ 元証券マンの注目コンテンツ

投資力向上に一目置けるトレーダーズウェブですが、ここで元証券マンの管理人おすすめのコンテンツを紹介します。
 

マーケットピクチャー

トレーダーズウェブのマーケットピクチャー

投資ツールカテゴリーの「マーケットピクチャー 」です。

マーケットピクチャーは業種の過熱感を測れるシステムで、現時点の業種の強弱判断が可能。

「規模別」「価格別」と表示方法を変更することもでき、直感的に相場動向を理解できます。

また、マップに配置されている個別銘柄は、株価上昇率に応じて7段階の色で識別。

強い業種の出遅れ株を探すのにも効果的です。

相場動向調査や銘柄探しのヒントとなる当ツールもぜひ利用してみて下さい。

 

トレーダーズウェブFX

トレーダーズウェブを運営するのは株式会社DZHフィナンシャルリサーチ。

同社はトレーダーズウェブ以外にも、FX情報サイトの「トレーダーズWEB FX 」、中国株投資情報サイト「二季報WEB 」を運営しています。

私はトレーダーズウェブFXも利用するので、今回一部のコンテンツを紹介させていただきます。

日頃よく目にするのは「ニュース」「経済指標」の2つです。

 
ニュース

ニュース 」は為替や市場の見通しをいち早く紹介、旬な情報を即活かすことができます。

特に、海外情勢が参考になります。

海外の政治や経済状況を織り交ぜながら、丁寧に為替市況を解説

多いと1日10記事以上の市場概況が公開されます。

サマリーこそトレーダーズFXの有料会員(月額2,200円)にならなければ閲覧不可ですが、無料情報でも十分役立てられるでしょう。

※トレーダーズウェブの「外国為替」はトレーダーズウェブFXのサイトに飛びます。

 
経済指標

経済指標 」にも注目です。

当コンテンツでは国内外の物価、景気、建設、雇用、金融・貿易の経済指標を確認可能。

数値と合わせてチャートが載っているので、推移状況を見ながら景気判断に役立てられます

さらに、各経済指標には「指標の特徴」を掲載。

例えば、米国の経済指標「設備稼働率」には「83%を超えると投資が活発化すると言われる」などと補足されているので、各経済指標の見方も学ぶことができます。

トレーダーズウェブだけでなく、トレーダーズウェブFXも有意義な投資情報サイトだと思います。

 

トレーダーズウェブ 投資力を上げられる情報ベンダー

トレーダーズウェブは、常に投資家視点でニーズに合ったコンテンツを提供し続けています。

個別銘柄の銘柄データや銘柄選びのスクリーニングツールだけでなく、国内外のニュースや為替情報も発信。

情報量こそ膨大なので、自分の投資に役立ちそうなコンテンツをブックマークすることをおすすめします。

今回はトレーダーズウェブのコンテンツに絞りましたが、日頃私が見ている情報ベンダー も紹介するので、ぜひ目を向けて見て下さい。

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